大阪W選、演説会で絡まれた怒りから、本質にある排他性の問題へ。
19時半の本庄中での平松演説会と、20時半の生野区民センターでの橋下演説会に行ってきた。 両会場に足を運んでの雑感は、そこまで新しい発見が無かったからあとで気が向けばツイートする。 その前に、怒りのツイートをさせてください!!! 怒りのツイート!!! 始めます!!!
2011-11-23 22:23:47それは19時半からの平松演説会で起きました。 僕は、候補者や演説者の演説を聞くとき、基本的に録音をし、同時にメモをとりながら聞きます。それは、その時感じたことを忘れないためと、後でゆっくり詳細を振り返るためです。 それは選挙と向き合い、分析するための大事な方法です。→
2011-11-23 22:29:22演説会が始まって10分ほどたったとき、演説者が語り中で周りが静かな無かった、横に座っていた夫婦の旦那の方が、いきなり絡んできた。 「お前、マスコミか」と。 いやいや、まずマスコミ関係者が一般聴衆席に座らんし、加えて僕は記者志望だからどれだけ「そうです」と返事したかったことか!→
2011-11-23 22:33:58そんな気持ちを押し殺し、静かな中で絡まれた驚きとイライラを押さえ、「違います」と答えた。 次に「じゃあ誰や」と言われた。 おいおい、先に名乗るのが筋やろ、テレビドラマでよくあるやり取りさす気かこいつ、という思いを押し殺し、「何故そんなことを聞かれないとダメなのですか」と答えた。→
2011-11-23 22:39:01すると、「メモとってるからや」、と言われた。 えぇ⁉め、め、メモとる行為てそんなダメすか⁉真面目やなぁと褒められてもいいくらいやのに、と思いながらも冷静に、「メモをとることはダメなのですか」、と答えた。 すると、「スパイか、スパイやろ」と言われた。 愕然、呆然。→
2011-11-23 22:43:21投票も出来ず、後援会にも入れず、政治参加の閉ざされてる在日の自分が誰のためにスパイするねん!!!また屋内開催というバレバレの場で、堂々とメモとり、録音するそんなわかりやすいスパイおるか!!! 思わず、「え?はっ?」と答えた。→
2011-11-23 22:47:54すると、「維新か?維新関係者やろ?おれはわかっとんねんぞ!こん中に何人か紛れこんどること。おれはよー演説会来るからわかるんや」と言われた。 おいおい、よく演説会来るやつがマスコミ関係者が座る席くらいわかれやと思いつつ、まぁ平松氏よりは橋下氏を応援してるから、維新派ではあるなぁ→
2011-11-23 22:51:12とは思いながら、「なぜ決めつけるんですか?」と答えた。 ここでそいつの奥様が「あなたもうやめて」と止めに入ってきて、絡みは終わった。 僕がおとなしく冷静でさわやかな青年じゃなかったら、演説会が台無しになるくらいの言い合いになった可能性だってあるぞ。→
2011-11-23 22:55:10平松演説会は、ほんと心象悪かったよ。その僕に絡んできたやつの前にも、演説会の司会者がもたついた司会をしていたら「司会かわれー」と汚いデカイ声で野次が飛ばされていた。 ほんと心象悪い。こんなこと言いたくないけど、維新の演説会でこんなこと一度も無かったよ。→
2011-11-23 22:58:40統一地方選から十回以上は屋内演説会行ってるけど一度も。 コアな政党支持者支援者はダメだね。特に年配層の。確信した。信じたいものだけを信じる典型例だ。こういう人達が老害とされるのだろう。おじいちゃんおばぁちゃんは愛すべき、尊敬すべき方々が85%。残り15%はほんと見てて悲しいよ。→
2011-11-23 23:03:54でもこれも今回たまたまそういう人が隣に座っただけであって、維新側にもそういった人はいるのだろうとは思います。
あくまで僕個人の心象が悪いという話であることはふれておきたいと思います。
あ、それと、コアな特定政党の支持者、支援者が全てダメだというのは訂正します。熱心に政治的な活動をする人々の否定は民主主義の否定ですからね。
異なる意見に耳を傾ける寛容さの無いコアな特定政党支持者、支援者はダメですね。あらゆることに共通ですが。
ここからは冷静に、この絡まれた経験ふまえ、真剣に考えなきゃと思うことをツイートします。 演説会が、候補者や演説者や開催政党の支持者支援者の集まりだけになっていること、もしくは大半の参加者自身がそのような集まりだと当然のように思っている政治文化。僕は感じるし、疑問を呈したい。→
2011-11-23 23:10:46そう感じる理由は、今日の絡まれた事実からも理解してもらえると思うし、演説者自身も参加者全員支持者だという演説をするし、聴衆から演説への異論が一切出ないことからもわかるし、最後にかならず全員で「ガンバロー」合唱をさせられることからもわかる。 →
2011-11-23 23:17:46それって、民主主義なのか? 異論を排する演説会が民主主義の過程の一つだと言えるのか? もし、異論を排したいのなら、参加者を開催政党の党員に限定して開催すればいい。でも、演説会の日程は事務所に聞けば誰にでも教えてくれるし、Facebookにも載っている。→
2011-11-23 23:21:47今回の選挙に限定して言うならば、平松氏は公式には無所属だ。つまり特定政党支持者だけでなく、色々な意見持った人にも批判や検証、支持を受けるわけだ。なのに、排している。 日本の古き良き本音と建前か? もちろんこれは維新、橋下氏側にも共通すること。→
2011-11-23 23:27:02街頭演説は、その性質上、排他的では無い。ただ、ゆっくり主張を聞きたい人は屋内演説会に参加するんじゃないか。そんな屋内演説会が、現状排他的になってしまっていると僕は思っている。→
2011-11-23 23:31:19もちろん、現状そうなら仕方ないし、中立的な有権者は、その排他性に立ち向かいながら考えを決めなければならないことが、有権者として権利を行使するコストや責務とも言えるかもしれない、とは思ったりもする。 でもその排他性が、大勢の人々を選挙から遠ざけているという思いが僕には強い。→
2011-11-23 23:35:43なんか、日本社会の排他性の表れの一つ、といえば言い過ぎだろうか。 言い過ぎか。一つの事例で決めつけは出来ないな。 でも、選挙の屋内演説会の持つ諸性質は、一度、社会一般に引きつけて考えてみる価値はあるんじゃないか。 僕はそう思う。 着地点が見えなくなってきたので…とりあえず終了☆
2011-11-23 23:42:02排他性でいうと、他には原発を巡る主張や活動においても、端的にでているんじゃないかと思うけど、ここではスルー。
ここでmasaki_0421さんからいただいた一つのメンション紹介↓↓↓
だからこそ両者揃う演説会、討論会は必要ですね。“@Moon_Kiwoo: 演説会が、候補者や演説者や開催政党の支持者支援者の集まりだけになっていること、もしくは大半の参加者自身がそのような集まりだと当然のように思っている政治文化。僕は感じるし、疑問を呈したい。→”
2011-11-23 23:17:58公開討論会というのが、確かに選挙の屋内演説会の持つ排他性の一つの解決策になりえるのだろうなと思う。
で、その公開討論会において両陣営が納得するよう、限りなく中立的に、機械的に、議論を提示する役目を担うのがジャーナリズムではないだろうか。