若島正さんの「将棋・囲碁・チェス・麻雀etc.関係の偏愛本10冊」ほか

若島正(@propara)さんの選ぶ、「偏愛する岩波新書10冊」「将棋・囲碁・チェス・麻雀etc.関係の偏愛本10冊」「チェス関係洋書偏愛本10冊」です。@bentSpiritさんがすでに http://togetter.com/li/218747 および http://togetter.com/li/218750 でまとめておられますが、Amazonへのリンクのあるものが個人的に欲しかったので、別にまとめておきます。縦に長いので、@bentSpiritさんのまとめと比べてかなり見にくくなっています。
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Problem Paradise @propara

渋谷のリブロで「若島正偏愛の50冊」というコーナーを設けてもらえるとの話。ジャンル不問で思いつくまま目についたままリストを作ってみたのだが、我ながらどういう趣味しているのかわからないものになってしまう。選んだ半数くらいは品切れ。うーん。

2011-11-23 22:15:13
Problem Paradise @propara

おまけで、偏愛する岩波新書10冊を。湯川秀樹『本の中の世界』島崎敏樹『心の風物誌』上田誠也『新しい地球観』別役実『当世・商売往来』松田道雄『私は赤ちゃん』(つづく)

2011-11-23 22:36:05
Problem Paradise @propara

承前。松田道弘『トランプものがたり』中山典之『囲碁の世界』中野好夫『スウィフト考』金沢嘉市『ある小学校長の回想』臼田昭『ピープス氏の秘められた日記』。このほとんどが品切れか…。もし古本屋で見かけたら読んでみてください。

2011-11-23 22:40:41
Problem Paradise @propara

新吾十番勝負、と書いたら、ついつい「将棋・囲碁・チェス・麻雀etc」関係の偏愛本10冊のリストを作りたくなってきた(ただし、チェスの洋書は除外)。まあやってみますか。

2011-11-24 23:51:52
Problem Paradise @propara

山口瞳『続血涙十番勝負』(講談社)。もちろん正編も必読だが、なんといってもこの続編の第三番、「東海の若旦那、板谷進八段」が何度読んでも大笑いできる大傑作なので。このおかしさはここでは書けないので、まだお読みでない方はぜひ古本屋で探してください。

2011-11-24 23:56:52
Problem Paradise @propara

阿佐田哲也『麻雀放浪記』全巻(角川文庫)。いわずとしれた、ピカレスク・ロマンの最高峰。実はこれ、麻雀のルールを知らないときに読んでしまったのでした。和田誠が撮った映画版では、加賀まりこが出演しているのが個人的には嬉しかったりする。

2011-11-25 00:02:12
Problem Paradise @propara

湯川博士『ここで将棋と会いました』(情報センター出版局)。当時はよく湯川さんちに転がり込んで泊めてもらい、恵子さんと二枚落ちで真剣を指したりしてました。なお、このシリーズは椎名誠『さらば国分寺書店のオババ』村松友視『私、プロレスの味方です』など名著多し。すべて買い。

2011-11-25 00:08:24
Problem Paradise @propara

レイモンド・スマリヤン『シャーロック・ホームズのチェスミステリー』(毎日コミュニケーションズ)。若島企画本の一つ。偏愛する仙人スマリヤンの文章は「まるでジェイン・オースティンみたい」だと知り合いの英国人が言っていたなあ。叢書を企画するも、担当者が転勤したため挫折したまま。

2011-11-25 00:16:23
Problem Paradise @propara

宮崎国夫『小池重明実戦集』(木本書店)。副題にあるとおり、「伝説の真剣師」。伝説として読むだけでもおもしろいが、実際に盤をはさんだことのある人間でないと、小池重明の真価はわからない。ああ、新宿リスボンの、あの熱かった時代も遠くなりにけり。

2011-11-25 00:23:21
Problem Paradise @propara

竹本健治『囲碁殺人事件』(創元推理文庫)。わたしが赤沢真冬なる架空の詰将棋作家になりすました『将棋殺人事件』もおすすめしたいが、やはり作品的には『囲碁』の方が上かと。これを挙げるなら…

2011-11-25 00:34:13