(自分用)@Kiyoshi_IWATA(岩田清)さんの「正直者が決してバカを見ない社会」連投

自分用に、@Kiyoshi_IWATA(岩田清)さんの「正直者が決してバカを見ない社会」の連投をまとめました。
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いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が1:「正直者が決してバカを見ない社会」を、多くの宗教家が説く来世ではなく、あくまで現世に具現したいというのが、私の50年来の夢です。私は微力ですが、それでも50年前、既に、新進気鋭の詩人として期待され、同時に数理科学方面でも一部の著名な学者から注目して貰っていました。

2011-11-12 13:23:03
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が2:私の父は500年続いた大仏師の「化石」のような人でしたから、この縁で私は、奈良や京都などの著名な寺院の高僧から各派の有意義な話をも、数理科学的に比較して聴く事が出来ました。江戸時代は神仏の区別が明瞭でなかった事もあって父は伊勢神宮や熱田神宮にも出入りしていたようです。

2011-11-12 13:39:10
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が3:しかし明治政府の廃仏毀釈は凄まじく既に祖父の時代から生活はかなり苦しかったらしく、祖父は体面を保つ為の副業の荷を満載した大八車の下敷きになった怪我で早世し祖母も看病疲れで早世して、父は幼少時十年間程、同業者であった高村光雲氏(上野の西郷さんの作者)の世話になりました。

2011-11-12 13:52:59
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が4:高村光雲氏の長男が知恵子抄で知られている詩人彫刻家の光太郎氏です。私の父は光雲氏光太郎氏親子の日本文化と西洋文化(≠欧米文化)に対する感受性の違いから生じる軋轢を縁者として間近に見ていた事もあって、私が大仏師の道から遠く離れ他宗教と比較検討する事さえ止めませんでした。

2011-11-12 14:12:08
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が5:私はB29の「絨毯爆撃」の怖さを実感している最後の世代だと思います。我が家は1944年12月の東南海地震、45年1月の三河地震は無事でしたが3月の空襲で焼け避難先の親類宅も4月5月に全焼しました。広島、長崎だけでなく東京、大阪以上に軍需工場があった名古屋は悲惨でした。

2011-11-12 14:27:49
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が6:私の小学一年生は、近所で唯一焼け残ったお寺、名古屋城下町が出来た当初、名古屋にも居た切支丹が「処刑」された史跡がある栄国寺での寺子屋でした。何にも関心を持つ私は、此処で担任教師に「処刑」の理由を問い詰めて困らせています。先ず秀吉や家康が切支丹を弾圧した理由が解らない。

2011-11-12 14:47:03
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が7:それ以上に、何故キリスト教を信じると、泥棒や人殺しをしてもいないのに「処刑」されるのかが解らない。そして「処刑」された人が行く「天国」と栄国寺の地獄曼荼羅が描く「極楽」の違いが解らない。キリスト教の「地獄」にも「針の筵」や「釜茹で」があるのかと担任教諭を問い詰めた。

2011-11-12 14:58:26
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が8:担任教師は困り果て住職の助けを借りました!私は一人!「大人って狡いんだね」住職は私の父と旧知でした「岩田君。私と君のお父さんと知恩院 http://t.co/AzJMmNz7 へ行こう!」栄国寺は浄土宗知恩院派。これが、その後の各宗派の高僧のお話を伺う最初の縁でした。

2011-11-12 15:20:21
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が9:著名な寺の高僧で一番多くお会いしたのは薬師寺 http://t.co/U0Ti3iTx の橋本疑胤師。父と同年だった誼で随分と可愛がって頂きました。禅で地球を駆け走られた鈴木大拙師とも師の最晩年に数回の出会いがあります http://t.co/vilG8H5x

2011-11-12 15:50:33
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が10:「解らない事を一つでも解る為に、外国にも友達を持とう!」私は「郵便友の会」の「掲示板」にペンパル(今のメル友)を求めて拙い英語の手紙を書きました。この頃描いた絵が整頓上手の母のお陰で保存されていましたのでHPでご覧頂けます。 http://t.co/lzFm7I8n

2011-11-12 16:34:11
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が11:1949年7月、信州松本浅間温泉、詩人の高橋玄一郎 http://t.co/raKxb3Yb さん経営の旅館で父母と一緒のマリアンヌと出会いました。一ヵ月後「大きくなったら結婚しようね!」と約束していました。彼女の父母と高橋玄一郎さんとを結んでいるは詩と絵画・版画。

2011-11-12 17:56:25
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が12:その後、マリアンヌの父の紹介で、詩人ジャンコクトー http://t.co/TxtlVw0a 氏に仏語訳の詩を絶賛して貰いました。翻訳が上手だったからと謙遜すると、「私の耳は貝の殻」も同様なんだよと、堀口大学訳を讃えていたコクトー氏の笑顔を私は今も身近に感じます。

2011-11-12 18:17:15
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が13:ダダイズムの勇、マックス・エルンスト http://t.co/03bRFcWG 氏との出会いはマリアンヌの母の縁です。回り回って、滝口修造氏 http://t.co/tdcSsQMp 北園克衛氏 http://t.co/deuTAZbw との縁に繋がっています 

2011-11-12 18:30:29
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が14:マリアンヌの父親はフランス貴族の末裔。母親はドイツ貴族の末裔で、ナチス絶対反対と云う事で、マリアンヌが生まれたのは、ウイリアム・テルが活躍したスイスのルツェルン。私の思想形成に米国的よりも、遥かに大きくヨーロッパ大陸的思想が反映しています。中でも、とりわけ大きいのが

2011-11-12 18:45:13
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が15:マリアンヌ一家が親戚同様の付合いをしていたアンドレ・マルロー http://t.co/WddsQdEQ 氏。彼の非常に広大な視野での人物事時所に対する処し方が私に、米国と西洋と東洋と日本との違いと、極めて日本的ではない特許の取り方を伝授してくれたのだと思っています。

2011-11-12 19:06:05
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が16:マルロー氏が米国と西洋と東洋と日本という具合に何故分けて話すのかが十代半ばまでの私には良く解りませんでした。ただ非常に気になったのは、鬼畜米英時代の商務大臣であった者が、どうして総理大臣になれたかの裏を探ろうとしているマルロー氏はマルローおじさんとは別人であった事!

2011-11-12 19:27:06
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が17:当時の私は何でも興味の対象でした。その内、花好きの母の影響で花木・草花に対する関心は、特に蘭において、今も延々と続いています。1950年代前半は、現在の名古屋市名東区・天白区辺りでも、ネジ花どころか鷺草に簡単に出会えました。 http://t.co/y5CKrLZE

2011-11-12 19:43:29
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が18:15歳の時に「美術に対して感じた疑問」 http://t.co/lJUJ3pi8 これは現在においても、芸術だけでなく、政治にも経済にも数理科学にも当て嵌る疑問です。そして、この何処か何かに何らかの答えを出す為に彷徨する!これが、「私の、私に拠る、私の為の宗教」!

2011-11-12 20:28:11
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が19:500年も続いた大仏師の家系をぶっ潰す不肖の息子で終わるのは流石に御先祖様に申し訳なく感じて10代後半は物凄い勢いで絵を描こう詩を書こう曲を作ろうとしました。結果、絵において、こんな結果が! http://t.co/Teu0PflU 今は、擦切れてしまった感性です。

2011-11-12 21:48:33
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が20:その代わり歳を取った分、新たな感性を身に付けました。同時に身に付けた知識と技術が感性の暴走を押さえ、逆に、他人と異なった感性を要求される芸術界に身を置いた事で、他人に無い視点で自然科学・人文科学を、自分自身の芸術活動も科学活動をも、他人の目で評価する事が出来ます。

2011-11-12 22:10:45
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が21:この事を親身になって教えて下さったのは言語学者の服部四郎先生です。 http://t.co/wpArfLzR 言語学者と電算機という組み合わせは何もかも分業化してしまった現代日本では全く想像も付かない事かも知れませんが、敗戦国日本を世界の表舞台に立たせてくれたのは、

2011-11-12 23:20:55
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が22:偉大な先輩が常時他分野の知識技術を貪欲に吸収して、縦割り分業と効率向上の為の画一化を抑えて新たな成果を実らせた結果です。30以上の言語を話し分けられた能力の持ち主ゆえに、服部先生もまた、マルロー氏同様、米国流の生産性向上ノウハウが学問の世界にまで押し寄せて来る事を、

2011-11-12 23:40:46
いわた・きよし(岩田清) @Kiyoshi_IWATA

正直者が23:嘆かれて居ました。現在、益々米国風を加速させるTPPへの内閣と国会の動きは異常です。これについては然るべき箇所で再度述べます。此処では服部先生のお陰で私なりのコンピュータ活用法を身に付けたと云う事だけ知って下さい。そして、この知恵が70年代、CG化の道を拓きました。

2011-11-13 00:01:52