2011.11.29 翻訳祭 『特許翻訳者は生き残れるか?』
- koshiba_jp
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いまからこれ。 @ アルカディア市ヶ谷 http://t.co/TI5jGRUE
2011-11-29 16:26:44大盛況です。 @ アルカディア市ヶ谷 http://t.co/0DGkX11h
2011-11-29 16:31:18明細書とは何か?翻訳者は「出願書類」と答えるが、出願以降も審査、権利化後も特許の中心となる書類。特許翻訳者はこの意識を持たなければいけない。
2011-11-29 16:35:40特許翻訳者は自分で明細書が書けるくらいのつもりでやらなければいけない。
2011-11-29 16:36:23不況や産業構造の変化で特許翻訳も変わってきている。特にメーカーは中国に出ている。そういうメーカーは特許事務所を介さず、直接翻訳会社に依頼する。ボリュームディスカウントを要求してくる。
2011-11-29 16:39:11ボリュームディスカウントは二回目からかなり安く要求される。その結果、特許翻訳をやったことがない翻訳会社が請け負うことになり、質が下がる。
2011-11-29 16:40:27さらに、これまで米国出願は非常に重要だったが、相対的にそも価値が下がってきた。よって求められる特許翻訳者のレベルも下がってきている。そのため安い翻訳会社で妥協する風潮がある。
2011-11-29 16:44:06これまでは特許文書の法律書面としての性格が重視され、質が求められたが、最近は経費削減が優先されている。
2011-11-29 16:44:58特許翻訳者は、科学技術の発展に貢献していているという誇りを持つべき。
2011-11-29 16:46:17特許翻訳者は「今年はいくら稼がなければいけないか」を毎年考えるべき。多くはいらないなら、業界が厳しくても問題ないはず。
2011-11-29 16:47:415年前:特許翻訳はいい商売、すぐにやろう。2年前:いい商売だが、数年待とう。現在:いい商売だが、状況をみてやるかどうか判断しよう。
2011-11-29 16:49:58特許翻訳者は自分の実力、存在を知ってもらう必要がある。営業活動が必要が。講演会や勉強会に積極的に参加し、名刺を配る努力をしなければならない。
2011-11-29 16:51:55近年明細書が複雑になっている。複数分野にまたがる発明・出願が増えている。特許翻訳は高付加価値商品になっている。
2011-11-29 16:53:17弁理士会がだらしなく、弁理士がどんどん増えている。実力のない弁理士が質の悪い明細書を書き、外国の特許担当者が困っている。翻訳者がその間を取り持たなければならない。
2011-11-29 16:54:52特許事務所やメーカーが、特許翻訳に対して高い質を求めるところと、安ければそこそこでいいというところに二極化している。後者に営業をしてもムダ。高い翻訳料は払わない。
2011-11-29 16:57:02質を求めるところと、そこそこでいいところでは、倍くらいの翻訳料の差がある。特許翻訳者はこの両者を見分ける能力を身につける必要がある。
2011-11-29 16:58:08自分の翻訳の量(単位時間あたりのワード数)や品質(クレーム数)を把握しよう。
2011-11-29 16:59:43毎回クレーム数をきかれるなら、その内容をメモにとり反省する。同じことをきかれているならそこは弱点。
2011-11-29 17:00:39技術系の人間が数年特許翻訳をすれば、英検1級レベル、TOEIC900レベルに達するのは当たり前。そこからが勝負なので、英語力を磨くことを忘れずに。
2011-11-29 17:02:49経験や専門知識を武器に積極的にアピールすべき。国際訴訟なら任せろ、時計についてなら何でも知っている、などどんどんアピールする。
2011-11-29 17:04:11発注側の視点も持つべき。値段と質のバランスを考える。例えばギョーザは値段が倍になっても味はそれだけ上がっている?特許翻訳者でも同じではないか。
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