第53回環境放射能研究成果発表会 at 文科省

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KNB @kw36_wav

ええと、1030から文科省で第53回環境放射能研究成果発表会が開催されるので傍聴。毎年の恒例開催の行事、気象関連の某講演会にいらしていた先生の紹介なり。

2011-12-01 10:19:55
KNB @kw36_wav

これより、文部科学省第題53回環境放射能調査研究成果報告会の実況を開始します。遅くなり申し訳ありません。ハッシュタグは #mext_1201 を設定します。

2011-12-01 10:44:15
KNB @kw36_wav

気象研「現在のところどれだけの量が出ているかが重要。原爆やチェルノブイリの出た量の評価がされているがペタレベルのセシウムなどのデータもある。議論としてはセシウム137の問題、国内と海外の評価の差が議論になっている、モデルとしては誤差だが出てしまう差」 #mext_1201

2011-12-01 10:45:45
KNB @kw36_wav

気象研「このセシウム137の関連については国際的なコンセンサスが必要になっているのが実情。核実験では成層圏経由で拡散していた、これはチェルノブイリも同様。」 #mext_1201

2011-12-01 10:46:40
KNB @kw36_wav

気象研「今回の福島事故、幸いにも陸域では海域と比べて低いレベルに留まっている。」 #mext_1201

2011-12-01 10:47:05
KNB @kw36_wav

気象研「領域モデルについて。モデルによる経過を出しているがエアロゾルモデルの研究分野のものを流用している。このモデルは空気帯を流す形。粒子を入れているのがまだ開発途上、基本的には非静力学モデル」 #mext_1201

2011-12-01 10:48:44
KNB @kw36_wav

気象研「エアロゾルの部分、最初はガス状だった放射性物質がどのように分布しているが、反応などでの粒子生成やサブミクロンオーダーでの付着等、ダストや花粉などの問題もある。既存のエアロゾルのと放射性物質の統合と各プロセスや降水との計算を実施するがまだ難しい」 #mext_1201

2011-12-01 10:50:14
KNB @kw36_wav

気象研「移流については比較的明快に見えているが、落下を見ると、雨雪の合計でもモデルでの再現が困難。」 #mext_1201

2011-12-01 10:51:05
KNB @kw36_wav

気象研「今後に向けて。ストロンチウムの分析結果がまだ。粒径分布の手段としてイメージングプレートを採用したが、まだ難しい。燃料の微粒子の混在もあるのでこれらの追求も考えている。今回はエアロゾルの分布だがよりマクロな分布を見たい、推移レベルに注視する」 #mext_1201

2011-12-01 10:52:17
KNB @kw36_wav

気象研「粒径分布と既存の粒子気象情報との統合によってモデルの精緻化を再現化を行いたい。他にも数学的手法や全球モデルの経過もある。より広い領域での再現を目指したい。事故以前のレベルでの測定も目指して機器の整備もすすめている」 #mext_1201

2011-12-01 10:53:31
KNB @kw36_wav

日本分析センター「質問、沈着量の計算、ここでの地形などの要素について」気象研「地形データは含まれている、気象データ含めて再現(結果の再現に必要なのは?)気象データと雪の関連など」 #mext_1201

2011-12-01 10:55:12
KNB @kw36_wav

以上、気象研の五十嵐様の講演でした。続いては農業環境技術研究所です。 #mext_1201

2011-12-01 10:55:37
KNB @kw36_wav

農環技研木方氏「『土壌及び米麦子実中の放射能調査』。」 #mext_1201

2011-12-01 10:56:55
KNB @kw36_wav

農環技研「モニタリンツ調査の概観、原爆以来長期にわたる。自然放射性物質のみを考えると、これのレベルも調査している。そしてフォールアウトの存在、ヨウ素は消えるが最近で言うストロンチウム90など人工物もある」 #mext_1201

2011-12-01 10:58:34
KNB @kw36_wav

農環技研「自然のものを見ると、09年6月お11年7月の同じ土壌の調査。自然のものはかわってないが、人工のものが大きく出ている。」 #mext_1201

2011-12-01 10:59:17
KNB @kw36_wav

農環技研「長期モニタリングについて、水田14箇所麦7カ所等で実施。事故を受けて、宮城などを拡充、種類も増やす方向に。担当は移行係数と土壌の半減レベルが第一目的。」 #mext_1201

2011-12-01 11:00:38
KNB @kw36_wav

農環技研「自然放射能、22年度の土壌のものを見ると、経年変化としてはあまりかわってない。10ベクレル~、カリウムでは数百ベクレルなど」 #mext_1201

2011-12-01 11:01:38
KNB @kw36_wav

農環技研「22年度。セシウムストロンチウム、麦米の付着を見るとほぼゼロレベルに近い所も。経年変化は大気圏核実験期とチェルノブイリ期の上昇がある。今回のつくばのレベル、米はこれまでの最高レベルだが、土壌ではより最高より高いレベル。土壌と作物では差が出てくる」 #mext_1201

2011-12-01 11:05:10
KNB @kw36_wav

農環技研「移行係数とは、作物中の放射性物質の含有量を元に計算。だいたいこれまでの係数は0.3%などだが幅がある。食品基準もこれらに基づいて決定されているという話もある」 #mext_1201

2011-12-01 11:07:02
KNB @kw36_wav

農環技研「60年代のピーク時との比較での減少量、セシウム137で平均16-18年、ストロンチウムで平均9-11年になっている。物理的な半減期の半分程度で減衰する結果は出ているも幅があるのも事実」 #mext_1201

2011-12-01 11:08:25
KNB @kw36_wav

農環技研「玄麦中の濃度について、高い濃度の土壌と低濃度の土壌を比べると、安定セシウムについては大きな有意な差はない。ただ水耕栽培時の種子成長段階ではセシウム134でみると品種での有意な差が出てくる」 #mext_1201

2011-12-01 11:11:55
KNB @kw36_wav

農環技研「今回の事故影響、表面吸収が多くなったという結果。ただまだ調査段階。サンプル採取は3月12日より実施しているが、畑地の土壌表層については21日頃に最高値、特にセシウムが上昇していた。」 #mext_1201

2011-12-01 11:13:40
KNB @kw36_wav

農環技研「3月22日と5月12日の比較でもほうれん草で大きな差が出てくる。小松菜も同様、ただ事故後の播種のものについては低い。両者として初期はほうれん草が高いがその後は小松菜が高い傾向。吸収特性の関連もある」 #mext_1201

2011-12-01 11:15:23
KNB @kw36_wav

質疑。放射線検査協会「セシウム移行係数の平均と標準偏差と最大値、開きが大きい要因は?カリウムの影響は?」 #mext_1201

2011-12-01 11:17:33
KNB @kw36_wav

質疑回答。農環技研「カリウムの影響の長期的なものを含め、まだ確定してない。今後より詳細なデータを集める必要。確かに移行係数の差が大きいが最高値レベルは少ない。低いものが圧倒的」 #mext_1201

2011-12-01 11:21:23
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