#いまの就活を知ってください　を読んで抱いた違和感ー就活生は「演技」を嫌悪すべきかー

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

【就活に必要な心構え（５）】この心構えシリーズのように、就活生へのアドバイスという体裁をとりながら、自分の人生観を垂れ流す元就活生のナルシズムを鋭く見抜き、耳を貸さないふてぶさしさ　#いまの就活を知ってください

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

【就活に必要な心構え（４）】本当の自分というヒロイズムから決別し、自分のエゴイズムと演技性をしっかり意識した上で、みずからの想いを、面接官や社会に巻き込んでいく悪事を、それ自体の快楽のため、全力で楽しむこと #いまの就活を知ってください

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

【就活に必要な心構え（５）】この心構えシリーズのように、就活生へのアドバイスという体裁をとりながら、自分の人生観を垂れ流す元就活生のナルシズムを鋭く見抜き、耳を貸さないふてぶさしさ　#いまの就活を知ってください

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

【就活に必要な心構え（４）】本当の自分というヒロイズムから決別し、自分のエゴイズムと演技性をしっかり意識した上で、みずからの想いを、面接官や社会に巻き込んでいく悪事を、それ自体の快楽のため、全力で楽しむこと #いまの就活を知ってください

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

【就活に必要な心構え（３）】そもそも「本当の自分」などというものを信じてはいけない。もしそんなものがあるとすれば、それは自分が演じたい役割にすぎない。生きると言う事は演技と不可避だから、演技を嫌悪する幼稚さと決別し、自分を意志を伝える演技に没頭する　#いまの就活を知ってください

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

【就活に必要な心構え（２）】根本的に人間同士は、その心なり、精神なりを素朴に理解しあう事はできない。したがって自分と面接官も、人間同士絶対的にへだてられており、お互いに孤独な存在であるから、「本当の自分」は必ず伝わらない、と正しく絶望すること　#いまの就活を知ってください

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

（参考）新卒時に内定貰えなかった方々⇒小林信彦・塩野七生・坪内祐三・福田和也（さらに追加希望） #いまの就活を知ってください

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

【就活に必要な心構え（１）】一会社や一面接官が自分を必要としていなくても、社会が自分を必要としていないということではないという、現実的で冷徹な信念を持つこと #いまの就活を知ってください

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

#いまの就活を知ってください　のタグってマスコミやおっさんに発信するなら有効だけど、元就活生から現就活生に対して、「ありのままの自分を伝えたいのに伝えられない」っていう幼稚で愚かな人間観も伝承される弊害もある。そんな人間観への反対論として私なりの就活に必要な姿勢論を投稿する

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

ちづると同じく、若手ドキュメンタリー作家による『エンディング・ノート』の父の死を扱っているのに重くならずユーモアに溢れ笑いの絶えない作品だった。重い真面目なテーマをユーモアで包み、それでいて泣かせる。この良い意味での社会問題を扱う「軽さ」や「自由さ」が新しい世代の特徴だな。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

ポレポレ東中野で『ちづる』を。自閉症で知的障害を持つ妹をテーマにしたドユメンタリーだけど、「そういう作品」を嫌いな人にこそ見て欲しい。重いテーマなんだけど、ユーモアに溢れ、何より主人公のちづるがだんだんかわいく見えてくる。作品の主張は「うちの妹かわいいでしょ」っていう妹萌映画です

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

「粗にして野だが卑にあらず」ってね。のぐたんも私も、実働メンバーはみんなそうよ RT @Ms_rucola: そのループで私は一生を終えるのか RT ガーディアンみたいですね(笑) RT 自分の会社クソだなと思うし早く辞めた方がいいとは思うけど嫌いじゃない

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

ガーディアンみたいですね(笑) RT @Ms_rucola: 自分の会社クソだなと思うし早く辞めた方がいいとは思うけど嫌いじゃない

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

#いまの就活を知ってください RT @Ms_rucola: 会社選びの決め手として「ありのままの自分を見てくれた」ってよく言うけど、それって「こうありたいと思う自分を演じて、そこが認められた」っていう気持ちを含めての「ありのままの自分」。こうありたいと願うこと自体が個性というか

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

#いまの就活を知ってください　このタグを読み私が思うのは、就活に伴う演技性を嫌悪している就活生は、就活以前に、恋愛や友人や師弟や親子の関係において「ありのままの自分」が拒絶されるという経験をしていないんじゃないかという事。大学生が他者と血を流すほど深く交わらない、なんて厭な時代だ

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

#いまの就活を知ってください　このタグを読み進めるほど、就活システムの問題点以上に、「本当の自分を素直に出すの格好いい」「社会に拒絶され慣れていない」「対話に伴う演技は面倒」「反論をされたくない」という大学生の幼稚な人間観の問題が明らかに。多分、就活システムが改善されても治らない

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

「いまの就活」における面接での演技を嫌悪する純粋まっすぐな大学生は、バルザックの人間喜劇・福田恆存の『人間、この劇的なるもの』・福田和也『悪の対話術』を読むべき。いつの時代もどんな社会も、演技を強要する「いまの就活」的だったことがよくわかるはず。 #いまの就活を知ってください

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

好きな女の子を口説くとために、わかりもしない難解な本をずんずん読み進め、旨い店を求めて街を徘徊し、弁説の限りを尽くす。これらの行為は「本当の自分」ほど遠い「演技」だけど、その緊張感と面倒さを私は深く愛する。就活の「演技性」も同じこと。　#いまの就活を知ってください

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

大学生活を送ったら、「本当の自分」を伝えるためには、様々な演技が必要なことくらいわかるはず。教授と議論するために、女を口説くために、親友と交わるために、背伸びを重ね演技を磨く。そんな絶望的に異なる他者との対峙を避けたつけが、就活での演技からの逃亡です　#いまの就活を知ってください

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

就活において私は、伊勢丹の店員に「誠実・素直に見える」服装や髪形をすべてあつらえてもらった。それは、私には「誠実・素直」要素がゼロだから演技をしたんだな。前提を共有しない他者に伝えたい「本当の自分」がある、これくらいの演技は必要でしょ。それは、女の子を口説くときと同じ。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

就活だけでなく、友人関係や男女関係や師弟関係において、「本当に自分をなんの斟酌もなく伝えるのが誠実な対話だ」と考えるような純粋まっすぐな大学生と私は付き合いたくない。無垢さに逃げ込み、前提を共有しない他者を巻き込む緊張感から逃亡する事の方が卑怯。　#いまの就活を知ってください

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

#いまの就活を知ってください　ここにある就活での演技を嫌悪する人間観の背景には、「本当の自分」を社会は受け入れるべきって考えが透けている。就活に限らず、女口説くのも教授に媚売るのも全て対話の醍醐味は、自他の間の埋めがたい溝に絶望した上での、自分の意思を通すための演技にある。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

#いまの就活を知ってください　就活ビジネスに代表される不安あおり商法への怒りには共感する。その上で、このタグの嘆きに私が違和感を抱くのは、就活で演技や嘘が要求されること自体への嫌悪感に対して。「ありのままの自分を伝たい」という無邪気な人間性を二十歳超えて抱くのはおかしいよ