自然と環境の談話会「オルバースのパラドックスのパラドックス」
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講演:オルバースのパラドックスのパラドックス #放送大学 #ouj #housoudaigaku
2011-12-07 17:30:34放送大学「自然と環境・講演会」始まりました。 #オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:31:46オルバースのパラドックス・・・夜空の明るさは、昼間の9万倍以上の明るさになる。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:33:05宇宙膨張の説明に物語的に使えるんじゃないかと考えた・・・実際に教科書には載らなかった。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:33:42結果的に受験校では売れなかった。(物語風のまどろっこしいものは受験に向かないようだ。)#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:34:43パラドックスと重要な現象・・・家庭の泥は1000年で5mm→2億年で1km(海底がドンドン浅くなる。)プレートテクトニクスで説明する #オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:36:16オルバースのパラドックスの前提:1)星(恒星)は宇宙に無限に広がっている。2)星は一様に分布している。(空間密度一定)3)星の明るさ(本当の明るさ)は同じである。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:38:14星までの距離が遠くなれば、距離の二乗に逆比例して星の明るさは弱くなる。しかし、距離を大きくとれば、存在する星の数は、距離の二乗に比例して多くなる。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:41:57各球殻からやってくる明るさは、一定。宇宙が無限なら球殻は無限に存在し、明るさが無限大になってしまう。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:43:03この計算では、「星と星がたまたま同一方向にあって、背後の星に隠される」ことを考慮していない。それを考慮したら少し暗くなるハズだ。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:45:53宇宙が無限に続くと考えると各球殻の星で球が覆われてしまう。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:49:47言い換えると「空は星で覆われている」ことになる。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:50:109万個の太陽で覆われている・・・それ故「9万倍の明るさになる」#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:51:32「どの視線方向にも恒星があるのは良いが、遠い恒星は、暗いのではないか?」と考えるかもしれない。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:52:22確かに遠い星は暗い。距離が2倍遠いと明るさは1/4になる。しかし、見かけの大きさも1/4になり、単位面積あたりの明るさは変わらないことになる。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:53:12このパラドックスに気が付いた天文学者は悩んだ・・・#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:53:35オルバースが1823年「天文年鑑」という本に「宇宙の透明度」を書いた。これをボンディが1952年に「宇宙論」という本で、「オルバースのパラドックス」と紹介した。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:55:19オルバースのパラドックスに関する記述は、ケプラーやハレーもこのパラドックスに気が付いていた。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:56:07ディッグス1576年「永遠なるものへの予兆」で、このパラドックスの記述有。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:57:05ニュートンは、万有引力について「ゼーリガーのパラドックス」に気づいていた。万有引力も距離の二乗に逆比例する。(ただし光のように遮られない)#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 17:58:57星までの距離が遠くなれば、距離の二乗に逆比例して星の引力は弱くなる。しかし、距離を大きくとれば、存在する星の数は、距離の二乗に比例して多くなる。「ゼーリガーのパラドックス」 #オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 18:00:07ニュートンは、「反対側の星からの引力は逆向きに引っ張るから・・・」と考えて回避しようとしたようだ。#オルバースのパラドックスのパラドックス
2011-12-07 18:01:16オルバースのパラドックスの3つの前提:1)星(恒星)は宇宙に無限に広がっている。2)星は一様に分布している。(空間密度一定)3)星の明るさ(本当の明るさ)は同じである。 #オルバースのパラドックスのパラドックス
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