2010/5/20 漫画紹介感想 王子の優雅な生活(仮)

2010/5/20につぶやいた紫堂恭子の「王子の優雅な生活(仮)」の紹介記事です。
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RIO @rio_ex

今日紹介する漫画は「王子の優雅な生活(仮)」 紫堂恭子 朝日新聞出版です。現在2巻まで発売されています。(仮)は正式タイトルで別に間違いでもなんでもなく、本当にこういうタイトルです。

2010-05-20 03:28:06
RIO @rio_ex

現在2巻まで発売中。

2010-05-20 03:29:06
RIO @rio_ex

舞台はとある異世界のファンタジー中世くらいになります。

2010-05-20 03:29:35
RIO @rio_ex

この世界のとある歴史と伝統の国、ハドリエル王国。この国の王子様、アンドレアルがいます。彼は生まれたときから王子様で、王族としての暮らしを誰はばかることなく送っていました。勿論金銭感覚も一般の庶民とは全く違います。

2010-05-20 03:31:51
RIO @rio_ex

そんな王子様がとある時に起こってしまった公爵家のクーデターにより王宮から逃げ出さざるを得ない状況に追い込まれてしまいました。王様はちゃっかり国外逃亡できたのですが、王子様はそこまで要領よくもなく国内で潜伏することに

2010-05-20 03:33:18
RIO @rio_ex

そんな王子様と偶然であってしまった、不幸な庶民のアロー君がこの作品の主人公になります。

2010-05-20 03:33:52
RIO @rio_ex

こんなあらすじを書いておいてなんですが、主人公が間違いなく最後にぽっと出てきたアロー君です。ただし、この作品の一番目立つ人間は王子様です。というかアロー君は何か特別な取り得があるわけでもない、本当に普通の貧乏な一般庶民でしかありません。

2010-05-20 03:36:00
RIO @rio_ex

王子様は残念なことに一般庶民の暮らしぶり生活様式等々のいわゆる一般常識が欠けており、かつ緊張感があまりないみたいで逃亡生活だというのに割と堂々と行動してしまうのでアロー君は巻き込まれただけなのに気苦労が耐えません。

2010-05-20 03:38:21
RIO @rio_ex

そんな従属するもの無ではすぐさま餓死してしまいそうな王子様が、貧しい庶民達の現実を知り、自分には見えなかったこの国の現実を知り、統治者として何をするべきなのか、どうあるべきなのかというのを学んでいくという作品というわけです。いや、主役は彼じゃないですよ?

2010-05-20 03:39:55
RIO @rio_ex

とにかくこの王子様の存在感がこの作品の全てでしょう。お金もなく、実生活経験もない、レースびらびら、巻き髪くるくるのお気楽な王子様。庶民のことなど気にもかけず、自分のしたいようにする。これが第一印象

2010-05-20 03:42:01
RIO @rio_ex

でも、彼の本質はそんなボンクラボンボンみたいなところではなく、自分の知らないことについては謙虚に学ぶ姿勢があること、助言をしてくれたものに感謝を示すこと。そして、決めたことを貫こうとする強い意思

2010-05-20 03:43:39
RIO @rio_ex

つまり彼は知らないためにバカ王子っぽくなっているだけで、真実を知ればその本質は何なのかを理解できる能力があると描写されています。だからこの試練を乗り越えた時、彼は良き王になれるのでしょう。ただ、試練がでかすぎて乗り越えられるかが怪しいんだけども

2010-05-20 03:45:27
RIO @rio_ex

後、普通流浪の王子といったら悲壮感があるはずなのに、この王子と来たら悲壮感全くなしだし、やたらとポジティブな思考だしで、彼がいるからこそこの作品は鬱な部分に陥ることもなく陽性でいられるんでしょう。

2010-05-20 03:46:47
RIO @rio_ex

そのお気楽というかカリスマ性のおかげで追っ手としてきている苦悩する青年ギルバートを引き付けたりしており、国を全部抑えちゃってる後者をひっくり返せるかもと期待させる器があると思います。

2010-05-20 03:50:58
RIO @rio_ex

あぁやっぱりアロー君について書くことが余りないや。ゴメンね。君は王子と一般庶民との間にあって、王子に庶民の常識を教えるという一番重要な役割を担っているのに、一番目立っているのが王子様だから書きようがなくて。だって君の恋とカ割とどうでもいいんだもの

2010-05-20 03:52:29
RIO @rio_ex

そんな愉快な王子様一行の逆転劇を見てみてはいかがでしょう

2010-05-20 03:53:14
RIO @rio_ex

Yahooコミックのホラー&ファンタジー倶楽部で掲載中 http://bit.ly/xw1tC

2010-05-20 03:54:42