ゴムひもに結ばれた音符たちの話
ドイツ在住のテノール歌手、山枡信明 @nobuyamamasu 氏のつぶやき
山枡信明
@nobuyamamasu
1】 ちょっと思いついたこと。楽譜にはデジタル的な情報が主に載っているわけだが、それは実際に音になる状況下で、いつも微妙な変形、伸び縮みを強いられる。
2011-12-12 07:52:20
山枡信明
@nobuyamamasu
6】 このようなモデルを想定して何が言いたいかというと、例えばリズムは♪♪♪♪♪♪のように規則正しく並んでいた場合、全ての時間間隔が同一になる楽譜の規定なのに、演奏時には個々の音符が前後に微妙に動いて、またお互いに影響し、リズムに変形が起きるということ。
2011-12-12 08:03:06
山枡信明
@nobuyamamasu
7】 実際の演奏、とくに自然で音楽的な演奏の場合、この伸び縮みがほとんど常時起きている。その感覚をゴムひもで結ばれた音符のイメージでとらえた。
2011-12-12 08:05:11
山枡信明
@nobuyamamasu
8】 また音程(音高)に関しても、このような微妙な変位が生じているであろう。その音が和音のなかで、どの機能をもっているか、あるいはどのような旋律的文脈におかれているか、などによって。
2011-12-12 08:07:18
山枡信明
@nobuyamamasu
9】 楽譜上でどのゴムひもが、どう伸びるか、縮むかは、一般的な法則もあるだろうし、演奏者個人の主観にもとづくこともあるだろう。
2011-12-12 08:09:17