冒険者エポックと火吹山の魔法使い (2日目)

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@epoch__gb 私は、粗末な蝶番の付いた木の小箱を手にとった(「きのこ箱」と変換されたのは内緒だ)。ふたの真鍮の名札には、「ファリーゴ・ディ・マジオ」と記されている。見た感じ、人の名前だろうか……。

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@epoch__gb 箱を開けてみると、「龍火の作り方と封じ方」という革表紙の本が入っていた！どうやら魔道書のようだ！幸い母国語で書かれており、私には内容を理解することができた。粗末な扱いを受けていたところを見ると、オークには読めなかったのだろうか。

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@epoch__gb 内容から察するに、ファリーゴ・ディ・マジオという男は、生涯をかけてこの「龍の火を封じる魔法」を成立させたようだった。龍が自らに対し火球を放ったときのみ発動が可能で、攻撃を封じ込めることができる……らしい。要するに龍退治のマストアイテムという訳だ。

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@epoch__gb 「エキル　エリフ　エカム　エリフ　エリフ　エリフ　ディ　マジオ」。私はこの文句を小声で唱えてみる。すると……なんということだろう、本が光りだし、見る見るうちに全てのページが白紙になってしまった。私は記憶の中にある呪文を何度も反芻した。

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@epoch__gb なんとか呪文を覚えた私は、本のあった部屋から出て、さらに通路を進んだ。行く先をカンテラで照らすと、奥に三叉路が見える。道は東西に分かれていた。私は地図に目を落とした後、西へ進むことを決める。

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@epoch__gb しばらくまっすぐに進んでみると……突き当たりに、木の扉が。中からは何やら、怒鳴るような声が聞こえる。まるで老人のように、しゃがれた声。私は地図に扉の存在を書き込むと、剣の柄を握りつつ、ゆっくりと扉を開けた。

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@epoch__gb 部屋の中を覗き込む私。机の上には大きめの木箱がある。机の向こうでは、装飾品を身につけた背の高いオークが何かに馬乗りになっているようだった。私は物音を立てないように、オークの背後に移動する。

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@epoch__gb 背の高いオークは、どうやら族長のようだ。そして、彼の下には小さなオーク──身分の低いものだろうか──がひどく疲弊した様子でしゃがみこんでいた。どうやら、オークの族長が召使いを鞭で打ち叩いているようだ。わたしは剣を抜き、オークの族長に背後からとびかかった。

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@epoch__gb ……なんということだろう！私の剣は、族長をかばう為に跳びかかったのだろう、召使オークの体を深く貫いていた。オークの忠誠心を甘く見ていた。もしかすれば、加勢に加わってくれるかもしれない、と思ったのだが──。

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@epoch__gb 仕方の無いことだ。私は剣を払い、怒りに顔を歪めるオークの族長と対峙した。オークの族長 技7/体6 との戦闘開始！ <2d6><2d6>

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@epoch__gb オークの族長 7+3=10 vs エポック 8+7=14 エポックの攻勢。オークの族長に2ダメージを与えた。オークの族長 技7/体4 <2d6><2d6>

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@epoch__gb オークの族長 7+5=12 vs エポック 8+10=18 エポックの攻勢。オークの族長に連続攻撃、2ダメージを与えた。オークの族長 技7/体2 <2d6><2d6>

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3, 3 total:6 → @epoch__: オークの族長 7+5=12 vs エポック 8+10=18 エポックの攻勢。オークの族長に連続攻撃、2ダメージを与えた。オークの族長 技7/体2 <2d6><2d6>

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@epoch__gb オークの族長 7+9=16 vs エポック 8+6=14 オークの族長の攻勢。私は防ぎきれなかった攻撃を身に受けてしまった！<体力点 - 2><2d6><2d6>

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体力点を2消費しました。現在の体力点:20 → @epoch__: オークの族長 7+9=16 vs エポック 8+6=14 オークの族長の攻勢。私は防ぎきれなかった攻撃を身に受けてしまった！<体力点 - 2><2d6><2d6>

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3, 6 total:9 → @epoch__: オークの族長 7+9=16 vs エポック 8+6=14 オークの族長の攻勢。私は防ぎきれなかった攻撃を身に受けてしまった！<体力点 - 2><2d6><2d6>

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6, 6 total:12 → @epoch__: オークの族長 7+9=16 vs エポック 8+6=14 オークの族長の攻勢。私は防ぎきれなかった攻撃を身に受けてしまった！<体力点 - 2><2d6><2d6>

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@epoch__gb オークの族長 7+9=16 vs エポック 8+12=20 エポックの攻勢。オークの族長に2のダメージを与え、オークの族長を倒した。オークの族長 技7/体0 [kill]

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@epoch__gb 死んだオークの体から滲み出る緑色の液体からは、強烈な臭いがする。私は死骸をよけつつ、机の上に登った。机の上に置いてあったのは、頑丈な樫材で作られた木箱。立派な錠前が付いている。私は少し考えた後、剣で錠前を壊すことにした。少し乱暴だが、箱の中身には興味がある。

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@epoch__gb 私が剣で錠前を払うと、元々壊れかけていたのか、一発で外れて数メートル吹き飛んだ。私は蓋を蹴り上げる。