早野先生の外部被ばくの「相場観」を私が理解した経緯
- niigatamama
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@minadukiG @kentarotakahash 大変遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。混乱させてしまっていることも私の説明の至らなさによるものだと思いますので深くお詫びします。精一杯説明したいと思います。これから連続TLしTogetterにまとめます。
2011-12-14 01:43:25早野先生が外部被曝については「相場観」が形成されたということ、早野先生ご自身の外部被曝の「相場観」が自明ということをすんなり納得できたのはなぜかをまとめてみたいと思います。
2011-12-14 01:43:50①空間線量の「相場観」:早野先生と多くの物理学者の方々が測定方法や測定値の修正、解釈について説明してくださった。(http://t.co/gHaiQ8sr)多くの測定している人や報道されている数値を見ている人から空間線量について異常または若干高い数値、異常に低い数値など疑問が出た
2011-12-14 01:45:08②専門家の先生方は「なぜその数値になったか」を、機器ごとの測定値のばらつき、測定方法、今回の事故に起因しない線源の有無、ホットスポットの可能性などさまざまな側面からみて考えてくれた。いろいろな前例のお蔭で、測定された数値を鵜呑みにせず修正、解釈が自分でできるようになった。
2011-12-14 01:45:33③報道された測定値を個人が判断するために相場を知っている必要がある例:世田谷の高い数値を知って騒ぐ前に、まず早川先生のマップや他の線量マップなどをみてホットスポットになっていないか確認し、また側溝や吹き溜まりなどどれくらいの線量になりやすい所かなど。
2011-12-14 01:45:55④測定した数値を判断するために相場を知っている必要がある例:自宅の庭で高い値が出たら、測定方法、使用したガイガーの特性(3mSv以下は正しい測定ができない機種であるなど)、機器自体の誤差の問題(自分の機器の誤差について他と比較するなどして校正)、自宅周辺地域の測定値の相場を確認
2011-12-14 01:46:20⑤数値が信頼できるものと判明したら、次は自然放射線量との比較やICRPの基準などから、それぞれが避難や除染などの行動をする目安となる数値、つまり外部被ばくの相場観を持つようになる。相場観は個人個人によってゼロ、1、20、100など違うだろう(実際に自分が行動をおこすかどうかは別)
2011-12-14 01:47:13⑥特定の専門家の方々のいう数値を参考にして相場観を決める方もいるのかもしれませんが、それも個人個人の好みによるものだし、早野先生は今までも数値は明言されていない。ただ先生のTLをRTも含め、3月からずっと追っているうちに、時々先生の相場観のヒントになるTLがあることもわかってくる
2011-12-14 01:47:32⑦例えば12/9のTL。私は子供は年間1mSvが先生の相場と解釈 QT @hayano【郡山市・生徒が着用した個人積算線量計測定結果10/5-11/6測定12/8公開】33日間で最高0.45mSv最低0.01mSv平均0.12 mSv分布グラフ付(高い人は原因を調べないと)
2011-12-14 01:51:00⑧早野先生がご自身の空間線量の相場観を「自明」とおっしゃったことについては、こういったやり取りの積み重ねがあり、まだ「相場観」が形成されていない内部被曝の正しい測定の問題に取り組んでいることからも、小数点以下の数値を気にしているということがわかるだろうということだと思いました。
2011-12-14 01:51:21