2011年12月14日

月蝕に触発された思考のメモ

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carmine @carmine_RR

月食がこんなに綺麗なものだとは知らなかった。

2011-12-11 00:10:35
carmine @carmine_RR

それにしても、不思議な美しさだった。うまく言葉にならないなあ…。

2011-12-11 00:57:23
carmine @carmine_RR

月はくまなきをのみ見るものかは。

2011-12-11 02:11:04
carmine @carmine_RR

月蝕だと知らずに見ても、違いを感じただろう。暗いほど周囲の星がくっきり見えて、赤い輝きも美しさを増す。それがたぶん、あの不思議な静けさの正体。

2011-12-11 02:14:15
carmine @carmine_RR

うーん、楽器と似てるな。なんでもすぐ結びつけて考えてしまう。月光がふだんメインで弾いてるor聴いてる(と思ってる)音だとすれば。あまりにも明るいから、空全体がぼやっとして他の星が見えなくなってしまう。だけど夜空の美しさを支えているのは月の光だけじゃなくて闇であり、他の星々の輝き。

2011-12-11 02:34:31
carmine @carmine_RR

そして空気の澄み具合。雲の流れ。明るい光だけ見ていると、他の部分がおろそかになりやすい。欲を言えば、他の星や闇もくっきり見える状態と月の光の美しさを両立したい。そういう音を出したい。そのためには一度月の光を消してみないといけない。

2011-12-11 02:37:29
carmine @carmine_RR

暗くした方が情報量が増える、という一見すると矛盾しているようだけど、夜空を眺めていれば当たり前のように感じること。届く声と、その大きさは必ずしも比例しない。

2011-12-11 02:42:19
carmine @carmine_RR

大事なのは質。澄んでいること。エネルギーが効率よく伝わっていること。

2011-12-11 02:43:16
carmine @carmine_RR

人間の感覚は対数で、しかも閾値があがるから。単純な明るさのみ大きくしていっても、伝えることは難しい。

2011-12-11 02:48:30
carmine @carmine_RR

ずっと大声を出すと耳がマヒしてしまう。次はもっと大きな声を出さなければ、大きくなったと分からない。対数だから余計に。そうやって力んで力んで、感覚を麻痺させて、刺激をあげていっても満足は得られない。疲れてしまう。

2011-12-11 02:51:40
carmine @carmine_RR

怒鳴り声や暴力が、いちばんすぐに感覚を麻痺させる。それは近くにいる人に対して、むりやり訴えかける。けれど遠くには届かない。

2011-12-11 02:56:37
carmine @carmine_RR

静かな状態で、耳を澄ませるところから始めるしかない。それは全てに対して。

2011-12-11 02:58:10
carmine @carmine_RR

むずかしいのは、実感の強さが相手に届く量と比例すると思ってしまうから。

2011-12-11 03:01:10
carmine @carmine_RR

強く弾けば、吹けば、叩けば、大きな音がする、それは相手に届く情報量と比例する、そういう風に思ってしまう。重いと感じているのだからすごく力が伝わっていると錯覚する。だけど本当にうまく力が伝わっているときほど実感はない。

2011-12-11 03:04:52
carmine @carmine_RR

「実感」というのはつまり、抵抗感。抵抗を自分のからだで感じるほど、がんばってるぜって思うから気持ちいい。そしてがんばってるんだから、その分相手に届くものと錯覚する。

2011-12-11 03:09:17
carmine @carmine_RR

抵抗は自分のからだや心で感じる。自分で、自分に情報を伝えているわけで、だから届いてるという感覚になりやすい。けれど抵抗が生まれているということは、そのぶんそこで働きが邪魔されているということ。うまくいっていないシグナルでもあるわけだけど、抵抗感を増す方向を目指しがち。

2011-12-11 03:15:46
carmine @carmine_RR

そうすると、がんばればがんばるほど結果的に燃費の悪いやり方になっていく。強く伝えようとするほど、相手に伝わりにくくなる。

2011-12-11 03:20:17
carmine @carmine_RR

うまいオーケストラやソロのヴァイオリンを聴いていても、ピアノやメゾフォルテのときは客席の後ろまでよく聞こえるけれど、フォルティッシモになると、急に音が遠くなり、何を言ってるのかわからなくなってしまうことがよくあって残念だなあと思う。弾き方そのもののバランスが変わってしまう。

2011-12-11 03:25:37
carmine @carmine_RR

非常に難しいのはわかっているけど、できるだけいちばんいい状態のバランスのまま、オケでフォルティッシモが作れたらなあと思う。いったん大声を出したもん勝ちの状態になってしまうとどうしようもない。お互いにとってお互いの音が邪魔になってしまう。それならひとりで弾いた方がいいことになる。

2011-12-11 03:29:55
carmine @carmine_RR

このあいだ同回生と話したこと。「オケで練習すると、楽器が鳴るようになるよね。」「そうそう!でも逆に鳴らんようになることもある。うるさいだけやと。」他の楽器が自分の楽器を鳴らしてくれているので、音程が良くて良い音出しているひとの割合が高いほど、楽に弾けるし鳴るようになるのだと思う。

2011-12-11 03:36:06
carmine @carmine_RR

むずかしいもう一つの要因は、楽器やからだは、常にいくつもの質の音が重なり合って響いていること。メインで働いている(または認識している)音以外にも、複数のモード、つながり方、相互作用の仕方があり、それらのバランスの変化を、音色や体調の変化として認識している。

2011-12-11 03:43:12
carmine @carmine_RR

しかも、もっとややこしいことに、私たちはうまくいっているときのメカニズムを誤認しているか、認識していない。なぜなら、うまくいっているときほど認識しにくく、うまくいかないときほど認識しやすいというジレンマがあるから。

2011-12-11 03:46:41
carmine @carmine_RR

認識しやすいのはどういうときか、考えてみればわかる。それは、単一のパターンや因果関係で説明できるとき、同時に働く要素の数が少ないとき。あるいは実感があるとき。視覚的に、あるいは数字で示せるとき。

2011-12-11 03:52:09
carmine @carmine_RR

逆に認識しにくい、あるいは言葉にしにくいのはどういうときか。複数のパターンやメカニズムが重なり合ったり相互作用している場合、要素間のバランスによってメインで現れる働きが変わるような場合。いろんな要素が同時並列的に動く場合。実感がない、記録に残りにくい、視覚的に変化が現れない場合。

2011-12-11 03:57:10
carmine @carmine_RR

楽器の音、アンサンブル、からだの働き、あるいは生態系がうまくいっているときというのは後者の性格が強いのだと思う。多数の要素から成り、まとまりどうしの相互作用によって自励、自律の性質を持つシステム。

2011-12-11 04:02:22
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