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池田 修 @ikedaosamu
1)本日の学級担任論は、忘れ物の指導について。忘れ物を良くする私は、小学生のとき忘れ物をすると先生に怒られながら二つのことを思っていた。(先生、ごめんなさい)と(なんだかよく分からないけど、イライラする)である。忘れ物をしたのだから、ごめんなさいなのだが、イライラもしていた。
池田 修 @ikedaosamu
2)「忘れ物をすると、君が困るし、他のみんなにも迷惑がかかるでしょ」と先生がいう。その通りだと思った。そうなのだが、言語化できないイライラがあった。言語化できるようになったのは、高校に入った頃であろうか。それは簡単に言えば『忘れ物は、私だって、したくしているわけじゃない』である。
池田 修 @ikedaosamu
3)忘れ物はしたくてしているわけじゃない。したくない。自分が困る、みんなに迷惑がかかる。それも分かっている。だけどしてしまうのだ。小学生のときに言語化できていれば『先生、僕はしたくてしているんじゃないんです。忘れ物をしたくてもできない私に変えて下さい』と言っただろう。
池田 修 @ikedaosamu
4)生活指導は、予防が大事だと考えている。忘れ物をしてから指導してもどうかと。ま、効果がないわけではないが、できれば、最初に教える方が良い。何も教えないでいて、泳げといってプール指導したら子どもは死ぬ。忘れ物も最初に教えるべきだと思うのだ。
池田 修 @ikedaosamu
5)教えることは3つ。1)忘れ物とは何で、どうやってできるのか。2)忘れ物を減らすにはどうしたらいいのか。3)忘れてしまった後にどう行動すれば良いのかである。人間は忘れるというすばらしい特性を持っている。だから、忘れるということは普通なのだ。
池田 修 @ikedaosamu
6)だから、忘れることは普通と捉えた上で、忘れてはいけないものを忘れないよう、忘れ物を減らすにはどうしたらいいのかを考えさせることと、それでも忘れてしまったときにどうしたらいいのかを、個人とクラスの両方のレベルで考えておくことが大事なのだと私は考えている。
池田 修 @ikedaosamu
7)それを前半は『忘れ物の教育学』(家本芳郎)をベースに講じた。後半は、私の作った「忘れ物の作り方」というワークシートを使いながら講じた。そして、これだけやっても、子どもは忘れ物をする。ははは、子どもは手強いのだ。一回で直るなら教師は要らないのだ。教えた上で丁寧にしつこく、指導。
池田 修 @ikedaosamu
8)教える、分からせる、やらせる、失敗する、それでまた、教えると繰り返して、子どもはどこかで「閾値」を越えて、出来るようになる。それはその教師が担任をしている時かもしれないし、卒業してからかもしれない。実に教師の仕事は面倒くさく、壮大な営みなのだ(^^)。さ、会議。

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