定年延長&年金受給年齢引き上げ政策と正社員解雇の問題
定年延長って経営者にとっては何のメリットがあるの?雇用調整の幅が狭まって陣容が硬直化しやすくなってなんらメリットない気がするんだけど。
2011-12-14 17:56:10そして労働者としても働ける限りは何歳まででも働きたい、なんて思うものだろうか?とてもそうは思えないんだが。年金財政がどうのこうのという国家レベルの難しい問題はおいといて。
2011-12-14 18:01:37だから「定年引き上げ+年金受給年齢引き上げ」っていう政策で得する奴って誰なのよ?って話。プライベートセクターに勝手に責任を委譲することで年金の財源不足の問題をひとまず棚上げにして、増税や保険料増額にしばらく触れずにすむ政治家にしかメリットなくね?と思うのは僕だけ?
2011-12-14 18:09:02さっきニュースで希望者への65歳までの雇用延長義務化の報道があった。企業側は難色だって。やっぱり。そして定年の延長に対して「年齢に関わらず望めば誰でも働ける」という謳い文句はおかしい。それは定年のない社会のことで、結局65歳で定年だったら年齢に関わってるじゃん。
2011-12-15 00:10:23本当に「年齢に関わらず働ける社会」を実現するなら定年を廃止しないといけない。けど日本においては定年退職は解雇に替わる雇用調整の手段として位置づけられているので、加齢によって能力が落ちた時に能力不足を理由に解雇できる労働法制になってないと定年の廃止は実現不可能。
2011-12-15 00:14:00実際65歳まで働きたい労働者がどれだけいるんだよ。けど65歳まで年金が貰えないとなると、働きたくなくても働かざるを得なくて定年延長を希望する人が大量に出てくるじゃん。それを「年齢に関わらず働きたい人が働ける社会」なんて言葉で美化するのは詐欺的だよ。
2011-12-15 00:18:27だったら単なる年金財政問題解決の先送りじゃん。賦課方式を止めるなり掛け金を多くするなり支払いを減らすなりして年金財政をどうにかしないと、少なくとも少子高齢化が逆転する見込みは無いわけだから、どうせ今度は70歳まで延長しますって言い出すぜ。
2011-12-15 00:22:54@VENOMIST666 はい、アメリカの定年事情は「いつでもクビ切り社会」という本で読みました。性別や国籍と並んで年齢の差別にもアメリカは非常に厳しいようですが、一応年齢を基準にした年金制度が存在するので、年金受給年齢以上の年齢差別に関してはまた少し様相が異なるようです。
2011-12-15 00:27:28@VENOMIST666 最近思うんですけど、ノンワーキングリッチと呼ばれる人の一部は社内では大した仕事はしてないけれども、社外での接待のゴルフや飲み会を大事な調整や根回しの仕事とみなして高級の根拠にしてるんじゃないでしょうか。それこそ必要な仕事なのかよという話ですが。
2011-12-15 00:38:49ちょうど今日「ビジネスガイド-能力不足社員への指導書・注意書と退職勧奨-」という本を買ったばかり。この本によると日本の正社員は職務の定めがなく入社する、配置転換を繰り返す、長期雇用が前提である、等の理由から能力不足を理由に解雇することは容易ではないそうです。
2011-12-15 00:31:22だから日本においては定年廃止、真の意味での「年齢に関わらず働ける社会」なんて定年制をいじるだけでは実現不可能なわけですよ。なのに年金財政問題の解決を先送りにしただけの政策をそんな言葉で美化して語ることは断固反対だし、今の政治に対する不満が一層強くなった。
2011-12-15 00:35:04うちの父親の社内での仕事ぶりは知らないけど、少なくとも社外ではしょっちゅう仕事として飲み会に参加してる。多いと週に3回ぐらいあったりする。ゴルフなんかもたまにある。
2011-12-15 00:41:48うちの父親は元々酒があまり好きじゃなくていつも仕事の飲み会に嫌々参加してる。僕は最初父みたいな少数派が嫌々参加していて、もてなされる側やもてなす側の多数派は酒が大好きで毎度意気揚々と参加してるのかと思ってた。
2011-12-15 00:45:10でも父に聞いたら実はもてなす側ももてなされる側もみんな嫌々やってるらしい。仕事だから仕方ないと割り切って。「そんなの必要なの?止めればいいじゃん!」って言ってみたら「でもこうやって調整しとかないと、仕事上の関係だけで事が上手く運ぶかと言われたら、そうはいかないじゃん」だって。
2011-12-15 00:48:22ノンワーキングリッチ、さすがに四六時中ソリティアやってるとかいうのは創作だろうと思っていたら、知り合いがバイトしてる会社のおっさん社員は昼真っから奥の部屋に引っ込んで酒飲んでたり、ソファで寝てるらしい。
2011-12-15 00:53:02その一方でその会社、30代の社員に過剰な負担がかかって会社に寝泊りしながら仕事をしていたり、人手を増やそうにも正社員を雇うと赤字になるからバイトしか雇えないっていうんだからね。
2011-12-15 00:56:03一応言っておくと能力不足だったりするのは中高年に限った話ではなく、若くてもどうにも使えない社員も当然いるし、その場合も扱いに困ることになるわけです。
2011-12-15 01:02:51@idgwa 日本の法律(特に判例法)が厳しく解雇を制限しているので、労働者の側に余程の過失でもないと裁判になると企業側が負けます。能力不足であっても他の部署に異動させてそれでも仕事が出来ないか試してみたりすることが求められます。
2011-12-15 01:07:37@liam_y23 なるほど・・・。確かに今の法律でできることってそれくらいですよね。パソナルームみたいなの作るメリットがあるわけだ・・・
2011-12-15 01:09:47@idgwa まあ何もかも一般化出来るわけではないので。しかし解雇の必要性は現実的に存在しているのに法的に解雇が難しいので、あの手この手で退職に追い込むテクニックが発達した側面はあるようですね。なんせ退職勧奨なんていう特集を雑誌が組むぐらいですから。
2011-12-15 01:25:57@liam_y23 ややこしいですね。状況を打開するにはどうしたらいいんでしょうか。ベンチャー乱立作戦は、全体で見ればありなのかもしれないけど、個人で見ればありえばない、みたいになりそう。
2011-12-15 01:27:58