「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」に対する柿沢未途議員の批判

柿沢未途議員が「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」に対して批判しています。 ・細野大臣が「年5mSvを目指す」と国会答弁したばかりなのに「年20mSvまで大丈夫」と手のひらを返すのでは信用を失う ・「20mSvまで大丈夫」と官邸HPで主張していた長瀧氏を主査にしているのでは結論が最初から決まってしまっている (もう一人の主査などの情報は私が追加しました。)
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柿沢未途 衆議院議員(江東区・東京15区) 自由民主党 @310kakizawa

低線量被曝WGの報告を受け、細野大臣が「20mSvで人が住めるようになる」と。その上で、除染の目標として「2年間で10mSV、次の段階で5mSv」と。あれっ。10月の科技特の私の質問には「5mSv以上が除染対象、可能な限り1mSv以下を目指す」と言っていたはず。

2011-12-16 11:44:52
柿沢未途 衆議院議員(江東区・東京15区) 自由民主党 @310kakizawa

細野大臣、除染による放射線低減が必要なレベルを1mSvから5mSVへと5倍に引き上げ、しかも「20mSvで人が住めるようになる」。たった2ヵ月でこの変化。簡単に言うと、「20mSvは、良かあないけど、それほど心配ないので、皆さん、帰ってください。もっと除染しますし」という事か。

2011-12-16 11:50:35
柿沢未途 衆議院議員(江東区・東京15区) 自由民主党 @310kakizawa

しかしこれでは、特に子どもを持つお母さん達は、なかなか帰れないだろう。10月には「5mSv以上を除染」が反発を受けて「可能な限り1mSv以下に」となったのに、2ヵ月経ったら今度は「20mSvまでは問題ありません」では、そもそも細野大臣の言っている事の信憑性が疑われてしまう。

2011-12-16 11:56:00
柿沢未途 衆議院議員(江東区・東京15区) 自由民主党 @310kakizawa

この問題、評価が難しいのは承知の上で言うが、「細野大臣の言っている事の信憑性がない」という点が、一番の問題であると思う。このような「揺らぎ」が見えると、多少のリスクは目を瞑っても住民の帰還を進めて賠償・支援の対象から切り離す、それが政府の意図なのではと、どうしても疑われてしまう。

2011-12-16 12:03:40
柿沢未途 衆議院議員(江東区・東京15区) 自由民主党 @310kakizawa

しかも低線量被曝に関するWGの主査を務めた長瀧氏は、震災直後から専門家グループの一人として「チェルノブイリ事故との比較」を官邸HPで公表し、「チェルノブイリでも低線量被曝による健康影響はない」「福島周辺住民の被曝量は20mSv以下だから放射線の影響は起こらない」と書いていた方だ。

2011-12-16 12:10:32
柿沢未途 衆議院議員(江東区・東京15区) 自由民主党 @310kakizawa

長瀧先生のこの所見については、私自身、厚労委の参考人質疑でご本人にお尋ねしている(ちなみに児玉龍彦先生の陳述が大きな注目を浴びたのと同じ時)。内容はこちらに詳しい→http://t.co/q07SvjKb この長瀧先生が主査では「20mSvまでは安全」という結論しか出ようがない。

2011-12-16 12:20:20
クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) @morecleanenergy

【低線量被ばくWG】主査の一人・前川和彦はこんな人。東大名誉教授(救急医学)で、原子力安全研究協会研究の参与。3/15に「炉心溶融が起きても大丈夫」「今回は爆発が起きているわけではない」と発言http://t.co/HzjLnwsr

2011-12-16 11:15:45
クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) @morecleanenergy

【低線量被ばくWG】主査のもう一人、長瀧重信は放影研理事を務め、放射能は危険ではないという発言を繰り返している。長瀧重信氏「セシウム飲んでも影響はない」http://t.co/1MmsrpBi 1:20あたりから。田中優が動画内で批判。

2011-12-16 11:39:12
クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) @morecleanenergy

【低線量被ばくWG】WG第二回では木村真三氏がナロジチなどの例を挙げて「被ばくが造血器官に影響」「子供は3倍ほど感受性が強いので、年5mSvに」と提言し、森ゆうこ議員も後押ししていたが、最終報告では全く無視されています。http://t.co/MnL7zQJz

2011-12-16 14:05:21
クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) @morecleanenergy

【低線量被ばくWG結論】結局、WGは細野大臣が住民の帰還を促すため、長瀧・前川の放医研グループに取りまとめさせ、異論を全て無視して両名の持論を結論にしただけ、というお粗末なものだ。しかも、現状を「緊急被ばく状況」と捉えるという冷温停止状態宣言との矛盾まで生んでしまった。

2011-12-16 14:10:01