2011/12/15 シンポ「放射能と“希望”」まとめ

12/15(木)15:00-シンポジウム「放射能と“希望”」(政策科学研究科主催)のまとめです。 以下、主催趣旨。 …東日本大震災では、東京電力福島第一原発が電源喪失したことにより、数万ベクレルものセシウムやその他の放射性物質を放出し、 続きを読む
14
考えるイヌ @sakunary

シンポはじまりました。司会しながらですができるだけツダります。ハッシュタグ#ps_sympo ーー12/15(木)15:00-シンポジウム「放射能と“希望”」(政策科学部科学研究科)http://t.co/AGWT2ypV

2011-12-15 15:13:35
考えるイヌ @sakunary

菅野氏。二本松市で農業している。コメを作るほか、養蚕が盛んな地域だったので、桑の葉を使った有機健康食品をつくろうとしていた矢先の放射能汚染だった。#ps_sympo

2011-12-15 15:14:46
考えるイヌ @sakunary

菅野さん。飯舘村で同じように有機農業していた人が小松菜の苗を預けに来た。飯舘村は非常に貧しいところだった。何とかがんばってきたところだったのに、後継者もできたのに、残念だと。補償は怖い。金だけもらったら後は自己責任という気持ちになる。#ps_sympo

2011-12-15 15:18:10
考えるイヌ @sakunary

次々に自殺する農家・酪農家。福島県内では5月だけでも69人が自殺。前年比で19人多い。#ps_sympo

2011-12-15 15:19:21
考えるイヌ @sakunary

3/25、行政が農事組合員の連絡で地域に種まくな、耕すなという行政の指示。4/12、二本松は米作っていいと言う指示が。1千〜3千Bqで、基準値未満だった。しかしこの時検査をした場所はわずか。この3月4月に行政が曖昧に調査せず、その後も後手後手になった。#ps_sympo

2011-12-15 15:22:06
考えるイヌ @sakunary

4/16、道の駅で農家が集まって会議を開いた。とにかく作ろう、種をまこうということに。だめだったら補償をもらおう。3〜4月は誰も外に出ない沈黙の春の状況だったから、とりあえず皆の顔を見て元気になった。#ps_sympo

2011-12-15 15:23:53
考えるイヌ @sakunary

9月、二本松市でも500Bq以上の米が。山の汚染が深刻だった。農家の軒先に来て「何でつくったんだ」と問い詰めるマスコミに怒りを感じた。向かう先が間違っている。なぜ汚染を起こした責任のもとを追求しないのか。福島は加害者ではなく被害者。#ps_sympo

2011-12-15 15:27:06
考えるイヌ @sakunary

京都の(株)プレマ(http://t.co/tBSoCClM)がいち早く支援に。基金を使いガイガーやベクレルモニタを購入してくれた。それまでは測れなかったから、じいちゃんが自分の孫にも野菜を食べさせられなかった。#ps_sympo

2011-12-15 15:29:41
考えるイヌ @sakunary

8月から農産物を検査してきた。トマト・茄子などの果菜類は大丈夫。根菜類はちょっと出る。もっと高いのは栗など。50〜100Bqでた。測ってみて分かったのはよかったと思う。安全神話の名の下に実態が分からなかった。#ps_sympo

2011-12-15 15:32:17
海里 [公式] @kairi0218

『死んでくれてよかった』とか云うのかねぇ、あの人たちなら…? RT @sakunary: 次々に自殺する農家・酪農家。福島県内では5月だけでも69人が自殺。前年比で19人多い。#ps_sympo

2011-12-15 15:33:43
考えるイヌ @sakunary

水田も水の入り口は空間線量が高く、出るところは低い。問題は山にある。来年に向かっては、どう田んぼに山の水を入れないか、ゼオライトの吸着など、検証したい。とにかくゼロベクレルを目指す。#ps_sympo

2011-12-15 15:41:38
考えるイヌ @sakunary

私は子どもが帰ってこれる福島を目指したい。自分の親父も子どもが生活できる農業を目指した。農家はかつて杉を植えて、子どもの教育費にしていた。百姓やめるのはじいちゃんばあちゃんの生きがいを奪うことでもある。#ps_sympo

2011-12-15 15:42:56
考えるイヌ @sakunary

震災をきっかけに荒れていく耕作地が拡がる。なんとか耕作放棄地を解消したい。自分の親父もそうだが東北の農家は出稼ぎをした。首都圏の高度経済発展も、食糧も、電気も、東北の農民が担っている。東北の農民の歴史と苦しみを知ってほしい。日本のあり方を根本的に変えるべき。#ps_sympo

2011-12-15 15:47:07
考えるイヌ @sakunary

西山さん。福島市出身。出産を機に地元で子どもを育てたいと、3年前に東京から帰った。父母娘、夫と住んでいた。3月11日、あまり言葉も話せなかった娘が「じしんじしんこわい」と騒いだ。#ps_sympo

2011-12-15 15:53:29
考えるイヌ @sakunary

3/15福一が爆発。避難を決意。3/16、福島市の線量は毎時21.4マイクロSv。情報が無いのでなぜ高いのかわからず、数値が間違っているのではないかと思った。友人からも続々、避難する話が。そこで出た「被ばく」という言葉が恐ろしかった。原爆が頭に浮かんだ。#ps_sympo

2011-12-15 15:58:59
考えるイヌ @sakunary

3/18福島空港(郡山)は12.7マイクロSv/毎時。その線量の意味が分からなかったので、子どもと2時間もマスクもせずに待ってしまった。今思うと何てことをしてしまったのだろうと。別の家族は「お父さんは後から行くからお母さんと先に行っておけ。いい子にするんだぞ。」#ps_sympo

2011-12-15 16:02:56
考えるイヌ @sakunary

4月5月と荷物を取りに福島に戻った。そこで見たのは公園で長袖長ズボンで遊ぶ子ども達。育児支援センターでは締め切って屋内で線量計を測って。お母さん達は自分も不安なのに子どもをなだめていた。天気なのにレインコートを着ている人も。#ps_sympo

2011-12-15 16:05:25
考えるイヌ @sakunary

知人から聞いて京都に下見に。支援体制もしっかりしていて、下見なのに宿泊費も無料。二重生活では受入体制の整っていない東京では無理だった。また、内部被ばくを避けようにも、関東では西の野菜が出回っていなかった。#ps_sympo

2011-12-15 16:08:19
考えるイヌ @sakunary

伏見の公営住宅に入っている。入っている人達はほとんどが同じように母子のみの二重生活。現在約80世帯。#ps_sympo

2011-12-15 16:09:30
考えるイヌ @sakunary

入居家族の状況。多くが父親と離れており、子どもが寂しがっている。家を新築して1ヶ月たってなかった人も。涙ながらに話される母親。最近避難してきたお母さんはやはり子どもの被ばく量を気にされている。#ps_sympo

2011-12-15 16:13:45
考えるイヌ @sakunary

福島の野菜は全て汚染されてるとは思っていない。数値が分からないから食べられない。お母さんは、なるべく内部被ばくを避けるためには、産地で選ばざるを得ない。#ps_sympo

2011-12-15 16:15:41
考えるイヌ @sakunary

伏見の公営住宅で、京都の人と話していると、やはり温度差を感じてしまう。同じ育児をしているお母さん同士でも、京都の人には福島は遠いことなんだなあと。#ps_sympo

2011-12-15 16:17:46
考えるイヌ @sakunary

最近福島に戻ったときの印象。子ども達も慣れたのか、マスクをしている子が少ない。野菜も「がんばろう福島」といって、福島県産のものが多い。お母さん達も「福島はもう安全よ。だって線量も0.9マイクロSvに下がったもの。」と。福島で生きていく決意の裏返しも。#ps_sympo

2011-12-15 16:19:54
考えるイヌ @sakunary

低線量被ばくの危険性はいろいろな説がある。避難するべきか、避難せず残るべきか。いろいろなリスクがあって、どちらを選ぶのかは個人の選択。避難したときには仕事も地域のつながりも失う。残った場合は子ども達が差別を受けるのではないか心配。また経済的な問題も。#ps_sympo

2011-12-15 16:24:34
考えるイヌ @sakunary

線量が高くても特定避難勧奨地域にならなかった地域も。除染をすればいいのか。すれば住めるのか。支援を今後どうできるか考えたとき、除染をするまでの間でも、疎開を支援したらどうか。残った人達の支援は、経済的支援の他、安心させることが必要では。#ps_sympo

2011-12-15 16:27:10