バンダジェフスキー教授の剖検論文に関する会話 buveryさんと

http://d.hatena.ne.jp/leaf_parsley/20111219 から議論が発生 バンダジェフスキー論文の再現性については、IRSNでラットによる追試が行われています。 http://www.irsn.fr/EN/Research/publications-documentation/Aktis/envirhom/ingestion/Pages/Cs_biocin.aspx
34
buvery @buvery

このバンダ論文は昔に書いていますが、データの整合性がなく、信じ難い内容です。http://t.co/oP0BDI17 RT @leaf_parsley:バンダジェフスキー論文の検討 http://t.co/JlZskbIP

2011-12-20 05:05:41
リーフレイン @leaf_parsley

データの整合性については、そもそも3個以上の論文データをまとめて出したにすぎない雑誌論考ですから、各表の整合性がないのは仕方がないかと思っていました。単純に一つのデータ毎の検証が必要なんじゃないでしょうか?@buvery

2011-12-20 05:09:46
リーフレイン @leaf_parsley

自分としては、個々に「こういう異常が存在した」事実だけは受け止めていきたいですね。本人も記述しているように、その現象がどういう過程を経てできあがったは分かっていないです。 初期被曝の影響を引き継いでしまったかもしれないし、(続く@leaf_parsley @buvery

2011-12-20 05:11:55
リーフレイン @leaf_parsley

たまたま、彼らが「極端に大きいセシウム蓄積」を持ってしまったせいかもしれない。(ここは本来なら明確にできるのに、できていないのが残念ですが)全体分布の中の死者の数値も知りたいです。(続く@leaf_parsley @buvery

2011-12-20 05:13:12
buvery @buvery

この論文の場合、例えば、『セシウムが甲状腺(や内分泌器官)に集積する』という主張なのですが、『ただ、そういう事例がある』のではなくて、『一般にそうだ』という主張をしています。RT @leaf_parsley: 単純に一つのデータ毎の検証が必要なんじゃないでしょうか?

2011-12-20 05:12:53
リーフレイン @leaf_parsley

はい、ですから、その一般的な主張については、「大きな疑問}をつけています。とりあえず福島にそのまま演繹することは意味がありませんし、必要もありません。再現性が確認されていない主張でもありますしね。@buvery 『一般にそうだ』という主張をしています。

2011-12-20 05:14:55
buvery @buvery

一般の命題にならなければ、他の予測には使えないわけですよ。@leaf_parsley

2011-12-20 05:15:07
リーフレイン @leaf_parsley

しかしながら、最初に言ったように、「こういう死亡者がいて、こういう臓器内分布を起こしていた」という事実だけは残りますから、なぜそういうことが起こりうるのかを知る必要はあります。@leaf_parsley @buvery

2011-12-20 05:15:49
リーフレイン @leaf_parsley

自分はバンダジェフスキー論文についてはhttp://t.co/jKPMK440 ですでにあげてあります。。多分そんなに違わない結論だと思いますよ。@leaf_parsley @buvery

2011-12-20 05:18:25
リーフレイン @leaf_parsley

危険バイアスでも安全バイアスでもなくて、できるだけ正しいことを知りたいわけですよ。だからデータそのものはリスペクトして扱いたいです。実臓器の剖検結果というのは非常に貴重ですし。@leaf_parsley @buvery

2011-12-20 05:20:56
buvery @buvery

それがね、どこまでを事実というのか。例えば、これがK40を同時に測っていれば、信頼性を判断できる。K40はCsと関係なく均一だから。でも、あれはそれもありません。おまけに、他の動物の剖検でも相同な結果は出ていない。@leaf_parsley

2011-12-20 05:22:24
リーフレイン @leaf_parsley

セシウムだけを測ったかどうか?ということですね?この場合は人の体の内部での分布の問題ですから、仮にカリウムが同時に測られてしまったとしても甲状腺への偏在は見えていますよ。 ただ他の動物の剖検の場合、先日からあげている論文では蓄積初期に限って偏在化がみられました。@buvery

2011-12-20 05:25:36
buvery @buvery

しかも、最初に出している6人かの例はものすごくばらついているのに、後の例は、標準偏差が小さいわけですよね。あれだと、最初の例を恣意的に出しているとしか説明がつかない。出しても良いんだけど、それなら主張を支持するものを普通だすと思います。@leaf_parsley

2011-12-20 05:25:39
buvery @buvery

そうじゃなくて、あの測定自体が正しいのか、ということ、とデータの処理自体が正しいのかということ。私は、自信をもって正しいなんて言えません。RT @leaf_parsley: 仮にカリウムが同時に測られてしまったとしても甲状腺への偏在は見えていますよ。

2011-12-20 05:27:52
リーフレイン @leaf_parsley

バンダジェフスキー論文に対して「データの取り方がでたらめ」という判断を下すか、「データの状態そのものが、特定の状況のものだった」という可能性をもつかというのは偏見を持たずにいたいです。@leaf_parsley @buvery

2011-12-20 05:28:03
リーフレイン @leaf_parsley

最初の例の場合は、6か月以内に死亡した乳児ですよね。3番目の例はかなり長期間生きていた子ども達だったはずです。 胎児時期での状況の違いが偏在を産んでいたんじゃないですか?@buvery

2011-12-20 05:30:17
buvery @buvery

データの処理に関して言えば、あの子供と大人のグラフは、おかしいと思う。あのデータはヤブロコフ本にも引かれているんだけど、あんなに100で割り切れる値になる訳がない。目盛が100Bq単位でなければ。@leaf_parsley

2011-12-20 05:30:20
リーフレイン @leaf_parsley

そもそもKg単位に均すからいけないんですよ。あれは。甲状腺なんざ3,4gしかないんだから、g単位に均すべきですよね。@buvery

2011-12-20 05:31:51
buvery @buvery

kgかgかは、桁が変わるだけで本質的ではありません。どっちでも良いです。@leaf_parsley

2011-12-20 05:33:49
リーフレイン @leaf_parsley

Kgで桁あわせしたから、数値の下位が消えてしまったんだと思いますよ。@buvery

2011-12-20 05:35:37
リーフレイン @leaf_parsley

というか、この議論より、丹羽先生のほうの議論したいですが、いかがですか? とりあえず、一般化は無理という点では一致してるわけですし。@leaf_parsley @buvery

2011-12-20 05:34:13
buvery @buvery

もひとつ、あれ、最初のと3番目は両方とも10歳以下の子供になっています。@leaf_parsley

2011-12-20 05:35:40
buvery @buvery

それは、ないよ。数字が低いのならともかく。何百から千くらいの値です。実際、3つ目は、(小数点はつけてないけど)Bq単位まで書いてる。@leaf_parsley

2011-12-20 05:37:24
リーフレイン @leaf_parsley

あ、最初のグラフ(大人と子供の比較)ですね。すいません間違えて考えていました。@buvery

2011-12-20 05:40:53