自己像と自己愛。人に見られるということ。

おじ木 @Ozi_Ki

僕は純粋で無垢・無辜の存在なので、みんなはただただ僕の言うことを理解して、首をうんと縦に振るべきであろう。

おじ木 @Ozi_Ki

安定的自己愛供給めざしたい。

おじ木 @Ozi_Ki

自分が思う自分の姿。それもひとつの視点から人の器の中身を想像したにすぎず、その特殊性は考慮されても、他者たちの視点から想像される自分と並べ相対化され測られることを免れることができない。多くの視点の像が重なり確実性を持つことではじめてはっきりとした形をなす。理解されないものはつらい

おじ木 @Ozi_Ki

自己像からの自己愛＝自己像の美しさ×自己像の輪郭の確かさ、という関係式が成り立つのでは。例１.自己愛を増やそうと美しい自己像を見るあまり他者の同意・理解を得られず自己像がボヤけ、結果自己愛が増えない。例２.自己像は美しくないが多くの人にそれを認められることで自己愛が増える。

おじ木 @Ozi_Ki

強さも偉さも正しさも、つまりは想い通りになるということ。

おじ木 @Ozi_Ki

美意識とは自己像の中でも、強く自己愛を生み出す部分のこと。

おじ木 @Ozi_Ki

「何者かになろうとする」も自己像の美しさを向上させようとする試みである。そういう欲求がない人は、多くの人・家族・仲間に見られている・理解されているのかもしれない。

おじ木 @Ozi_Ki

「認め合う仲間・家族」に属するということは、一定の美しさを持つ自己像を見てもらえることが約束される。それは何者にもなれない者にとって、相互の自己愛安全保障契約として大きな意味を持つ。

おじ木 @Ozi_Ki

自分を理解してほしい、と言うときは暗黙的に理解されるべき自己像がすでに設定されている。

おじ木 @Ozi_Ki

「他人と接するのが怖い」と言うとき、その恐れの理由は、身体的危害などの脅威やそれを予見させる脅迫を除けば、『他人の視点から生まれる醜い自己像』ではないだろうか。自己評価が低いつもりでも、どこかに美しい自分像を隠し抱えてジレンマに陥っている。

おじ木 @Ozi_Ki

「他人に見られている」ということは、同時に自分が、想像された他人の視点から、自分を見ているということでもある。

おじ木 @Ozi_Ki

憎しみや蔑みには、『その対象となった者の視点の想像』を遮断する作用がある。

おじ木 @Ozi_Ki

「他人（の中身）を見る」ことは、自分の自己像を支えている想像（常識／感情／願望／恐れ／欲望／衝動）を他人の自己像投影のために流用する行為である。他人の心情を語っているはずが、いつのまにか自分のそれを語っていることがたまにあるのはそのため。他人を見ることは、自分を見ることに通じる。

おじ木 @Ozi_Ki

これまで全体的自己像の構成単位として視点を考えてきたけど、もっと細かい単位、画や図に近いイメージで捉えた方がよいかもしれない。

おじ木 @Ozi_Ki

自分は一日の間にどれだけ自分のことを見ているのだろうか。「私はこれこれこんな人間だ」という言葉が出てきても、それは過去に見た自己像の結論を思い出しているにすぎない。

おじ木 @Ozi_Ki

例えば、ご飯を食べる、そのときの自分の姿勢、ハシの持ち方、食べ物を口に運び咀嚼する動作。何気ない自分をひとつひとつつぶさに見ていく、その観察の積み重ねが全体的自己像やそこから生まれる自己愛に小さくない影響をおよぼすかもしれない。