学部生のゼミ報告に対する教育的指導談義

発表・報告・論文などの評価基準に関するゼミ教育についての一考察。
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本田由紀 @hahaguma

ところで「認識利得」(認識上の利得)ってどこでどう使われ始めたのか、利得の有無の基準は直観以外にありうるのか、どなたか教えていただけませんか。(今夜だけ家飲み解禁でほろ酔いで饒舌気味)

2011-12-24 23:04:30
本田由紀 @hahaguma

ぐぐってごらん、ネット上に用例はぽろぽろあります(財務会計関連以外で)。私も人から聞いて知りました。新しさと、さらなるコミュニケーションや行為を生み出すあたりが基準かと勝手に思っていましたが。@いくたけ あら、先生の生み出した概念じゃなかったんだ。認識利得は言葉の暴力。

2011-12-24 23:25:07
本田由紀 @hahaguma

補足しときますと、財務会計でよく使われる「認識された利得」ではなく、社会学者などが使いがちな「認識にとっての利得」という意味での「認識利得」という言葉の起源や基準についてです。「この論文には認識利得があるね」といったような使われ方をする言葉。

2011-12-24 23:33:18
Tomohiko ASANO @tasano

社会学でこの言葉が使われるきっかけになったのはルーマンではないかと思います。RT @hahaguma: 補足しときますと、**社会学者などが使いがちな「認識にとっての利得」という意味での「認識利得」という言葉の起源や基準についてです。「この論文には認識利得があるね」

2011-12-24 23:44:19
Tomohiko ASANO @tasano

Erkenntnisgewinnだったかな。ルーマン(とその関連文献)を読んでいてはじめてお目にかかりました。1980年代の終わりくらいでしょうか。

2011-12-24 23:46:11
本田由紀 @hahaguma

ああ、ルーマンが最初なんですね、お恥ずかしいです。「認識利得の分出」論文というのがありますね。@tasano 社会学でこの言葉が使われるきっかけになったのはルーマンではないかと思います。

2011-12-25 00:28:33
本田由紀 @hahaguma

そりゃ思考や議論を継続発展させることを意図したただの合いの手です、私にとっては。@つつみ So What? っていうたまに耳にする切り返しについても、その意味や基準をついでに教えてもらいたいなぁ。

2011-12-25 00:32:39
縮限 @contractio

@hahaguma @tasano 「認識利得」なる言葉の素性は知らないのですが、これ、内容的には「findings」と言われているものではないでしょうか。ならば「利得の有無の基準」は「先行研究との違い」にある ……ということになりそうな。

2011-12-25 01:06:31
縮限 @contractio

教員が学生に対して──あるいはまた研究者が同僚に対して──、「それで、検討してみてわかったことは何ですか?」と問うのは「言葉の暴力」とは言えますまい。

2011-12-25 01:10:41
本田由紀 @hahaguma

学生が「最新理論-従来の理論=認識利得と数式的に還元はできないはず」と。+「面白い」だと直観的すぎですし@contractio 内容的には「findings」と言われているものではないでしょうか。ならば「利得の有無の基準」は「先行研究との違い」にある ……ということになりそうな。

2011-12-25 01:13:59
縮限 @contractio

@hahaguma 「それで、「あなたが」検討してみて「新しく」わかったことは何ですか?」という問いの答えが、「数式的に還元はできない」というのは──研究活動は数式的に還元はできないので、その限りで──、確かにおっしゃるとおりではございましょう。

2011-12-25 01:21:25
本田由紀 @hahaguma

んー、それくらいの軽い意味の言葉と理解していいんですね…。@contractio 教員が学生に対して──あるいはまた研究者が同僚に対して──、「それで、検討してみてわかったことは何ですか?」と問うのは「言葉の暴力」とは言えますまい。

2011-12-25 01:21:40
縮限 @contractio

@hahaguma とはいえ──好意的に解して──「「先行研究との違い」に着目したところまでは、君はむしろ正しいよ」と言ってあげたくはなりますね(^_^ (学部生であれば)

2011-12-25 01:23:13
縮限 @contractio

(「とか言ってるお前は何様」と刺されるまえにこの話題は離脱したほうがいいですかそうですか)

2011-12-25 01:23:46
縮限 @contractio

@hahaguma えー。軽いですかね。(むしろ研究活動の根幹には関わることのような...

2011-12-25 01:24:41
縮限 @contractio

研究活動というものが、「新しい知識を、その正しさが 他人にも検討できる仕方で 獲得・提出すること」なのだとすれば。

2011-12-25 01:27:04
本田由紀 @hahaguma

「新しく」「わかる」とはどういうことだと考えるかによって軽くも深くもなるのでは。先行研究が取り上げてない事象をちらっと調べて「新しく」「わかった」と主張する場合は珍しくないですし。@contractio えー。軽いですかね。(むしろ研究活動の根幹には関わることのような...

2011-12-25 01:31:31
本田由紀 @hahaguma

ああ、私も似たようなことをよく言いますw ついでに「それによってどんな認識利得があるの」と口を滑らせたりして。@syakekan 師匠に「君が調べたことはわかった。だからどうしたの?で?」と言われました…(笑)

2011-12-25 01:34:13
縮限 @contractio

@hahaguma それはおっしゃるとおりだと思います。「「あたらしくわかったこと」が含まれている」ということは、それが「研究活動の成果である」と言えるための最低条件でしょうから(それだけでは「よい研究/それほどでもない研究」の違いは言えませんよね)。

2011-12-25 01:38:33
縮限 @contractio

@hahaguma その場合でも、「新しくわかったこと」ことの「よさ」が、先行研究との関係で決まっているという点は動かないと思います。

2011-12-25 01:48:10
本田由紀 @hahaguma

それは言わば認識利得の必要条件で、「よさ」が一定の射程をもつことが十分条件であるように考えていたのです。でも考えすぎなのかも。@contractio その場合でも、「新しくわかったこと」ことの「よさ」が、先行研究との関係で決まっているという点は動かないと思います。

2011-12-25 01:58:59
縮限 @contractio

@hahaguma むしろ、「よさ」がどのような・どの程度のものでなければならないかは、その活動の目標・目的によってきまる──「ゼミ報告と卒論では求められることが違います」くらいの意味で──のではないでしょうか(と、また当たり前のことを言ってしまっててアレですが)。

2011-12-25 02:04:53
縮限 @contractio

「利得 gain」は、「多い/少ない」という表現を許す言葉であるからして。(しかし・・・「findings」はそうはいかないか....)

2011-12-25 02:10:49
三谷武司 @takemita

認識利得 Erkenntnisgewinn(ung) は要するに「認識 Erkenntnis を得る gewinnen」ということだろうと思います。

2011-12-25 02:17:19
縮限 @contractio

@takemita それ以前に、ほんとに「認識利得」が「Erkenntnisgewinn(ung) 」の訳語なのか問題がある。

2011-12-25 02:22:58
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