『OVER HEAVEN』の天国理論とDIO像とそしてジョジョ愛
西尾維新著の「OVER HEAVEN」の読書感想文。
他部のネタバレやディオジョナ的腐向け発言いっぱい。
覚書程度のまとめなので感想文にはなってないです。
@null 『「葬式をやったら生き返るとでもいうのかよ。馬鹿馬鹿しい」父が言うその意見を、見解を、やはりわたしは正しいと思った。』海底で一緒だったジョナサンの遺体もぞんざいな葬儀で葬ったのか、ディオ。
2011-12-19 01:22:38@null 『ああ、よかった。やっと死ねたんだ。やっと楽になれたんだ、そう思った。』が母に対するアレならジョナサンのときは「ああ、やった。やっと手に入れたんだ。やっと自分のものになったんだ、そう思った」でもいいかもしれない。
2011-12-19 01:25:20@null 『もしもわたしがいなくなったとしても』DIOはこんな風なことかんがえるだろうか。いなくなるって死ぬっていう意味か、行動できないって意味か。
2011-12-19 01:29:21『この間、部下に引き入れた花京院典明という少年は負けたほうが悪なのだ(略)ならば逆説的に悪こそが、悪しき魂こそが、より勝ちたいと願うはずだ。』これは、球磨川先輩(勝てない子)の「あいつらに勝ちたい !」ってやつでしょうかね。どちらも維新だからね。
2011-12-19 01:51:07OH、ウーン、「自分の中で確固たるDIO像がある人には向かない」「むしろプッチのような性格してるキャラっぽい内容」「維新らしい切り口の小説」「会話劇がほしかった」「原作に絡む部分が薄すぎてほとんどが想像なので同人誌っぽいと言われている」「小説ではなくガチ日記風の研究考察レポート」
2011-12-19 14:37:17「こう、荒くれとか絶対悪だとかきまぐれだとか奪うものとしてのDIOのイメージしかない人にはビックリするはず」…そんな感じ?公式出版だけど荒木先生の回答ではないので「これがDIO!」とは言えないとこがまだいいのかもしれない。普通に1400円の価値はあるとおもいますよ。
2011-12-19 14:39:46↑これがOH最初に読んだときの感想。
批判的介入。
オバヘは日記をほぼ毎日書く人じゃないとわからないテイスト、ていうか、書式形態だとおもう。日記をかくのは辛いんだぞ。人の日記みるのは楽しいけど。ただ、日記にもこういうネットで晒すような「見せる、見られる日記」と自分だけがわかる「メモ日記」てのがある。
2011-12-19 17:43:03ザ・本や恥パーはメアリー・スーが暴れ回るっていうか走り回るってイメージだったけど、OHはそんなことなくて安心した自分がいる。新キャラもいいけど、原作だけでいってほしかったところがあったから。でもネタ多用で原作に絡まなすぎるのもすこし残念。
2011-12-19 18:04:00「ザ・本」や「恥知らず」のようにメアリー・スーがいないのは正直うれしいです。もちろん彼らも大好きだよ!前2作(列車も含めると3)にこういう差別化も維新ははかったんだと思う。だからこんなに同人誌くさいんだけどね。維新はむしろもっとメアリー・スーが暴れまわるかと思ってたけど。
2011-12-20 01:46:07一見無難に作られているように見えても細かく読み解いていけば維新のジョジョ愛がわかる本だと思う。解析した人と同じように日記の内容を解析しながら読んでいくのが、楽しい。これで「ジョジョファン失格」だとか「☆1」はさすがにないなあ。「つまらない」というのは個人の感想なのでありえるけど。
2011-12-20 01:42:32