2003年頃の中学生日記

月7土10とか言ってた頃の中学生日記は最高でした。 来春で終了とのことでとても残念です。 (鈴木卓爾さんから思わぬコメントをもらって動揺しまくってました)
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@koizumi_y

『中学生日記』はNHK名古屋制作の長寿番組でかなり実験的なこともする当たり外れが大きい番組。淋代壮樹ディレクターが移動してきた2003年度からしばらくは異常にハイレベルだった。特に「地底人伝説(全4回)』(鈴木卓爾・唯野未歩子脚本)が好きだった。うん、マニアックかもしれない。

2011-05-31 01:24:40
@koizumi_y

『中学生日記』を最初に異様な番組だと思ったのは、92年(だったのか)放映の「期末テスト」脚本・下川博、演出・大橋守。期末試験を受けている最中の各人の妄想が30分続く。中学生の痛い妄想が延々と映像化し続けられるいっぷう変わった映像作品。再放送は多々あるが、残念ソフト化されない。

2011-05-31 01:38:36
@koizumi_y

『中学生日記』では学校が出てこない回もある。「宇宙戦士アクロバッターの帰還」「水の時間」なんて完全にロードムービーである。「矢場先生さすらい編 行き先は着いてみればわかる」なんて矢場先生が主人公の短編映画である。脚本に力を入れ、演出はキメキメ、役者は自然な存在感に任せる感じで。

2011-05-31 01:51:47
@koizumi_y

失礼。2003年の「R15」 では、中学生が過激な映像を次々とネットにアップしてしまうという回であったが、YouTubeも無かった当時 独特の危うさを非常に軽いノリでやってしまう姿が今日的な問題を提起していたのかもしれない。中学生日記は基本的にソフト化されない。非常に残念。

2011-05-31 01:59:07
@koizumi_y

『中学生日記』は道徳番組の系列だが、2003年からの数年間、短い春があった。とくに「性」をあつかった番組に、保守・右翼勢力が目をつけ「ジェンダーフリーを助長している」との政治的キャンペーンが繰り広げられた。男子に対する性的虐待なんて公共放送で扱う意義は大きいと思うんだけどな。

2011-05-31 02:15:46
@koizumi_y

「中庭登校」「友チョコ甘いかしょっぱいか」なんて良い雰囲気の回もあるし、ひたすらキャラとテンションで押し切る「天然少女、天然ショウコ。」なんて回もある。主たる対象が発音が苦手な英語教師としか思えない「サヨナラ、先生。」。露骨に舞台劇の「トライアル④劇中劇」。中学生日記は多様だ。

2011-05-31 02:30:13
@koizumi_y

思えば「03春 ミニスカ戦記 乙女の20センチ」のタイトルが通った時点で、既存の中学生日記から番組路線を変えてポップな面白いドラマをやろうという好き勝手やる決意が発せられていたのだけど、翌年「さらば、兄よ」で正面から薬物問題を扱うなど重いテーマの回もちゃんとあった。

2011-05-31 02:41:11
@koizumi_y

最近すっかり見なくなってしまったが2003年度からの数年間、中学生日記はとても面白かった。同様に鈴木卓爾が脚本を担当した1999年度と2000年度の『さわやか3組』はとても評価が高い。しかしである。放送ライブラリーの一覧にもないので、見る方法がないのだ。たいへん困ったものである。

2011-05-31 02:54:05
@koizumi_y

『中学生日記』というとある種のけなし言葉や揶揄の対象にする節があるが、地上派でも有数の実験的な番組だったり、意欲的な脚本家の登竜門だったり、有意義な番組だったりする。まぁ道徳番組と言い訳ができる範囲ではあるのだけど。とくに決め事のない完結型の長寿番組というだけで貴重だと思います。

2011-05-31 03:01:30
@koizumi_y

うん。充分 つぶやいた。

2011-05-31 03:03:44
@suzukitakuji

@koizumi_y ありがとうございます。中学生日記、淋代さんは2001年から2007年まで移動してました。私は中学生日記の脚本を、淋代さんと11話分一緒に仕事をしました。

2011-05-31 11:27:43
@koizumi_y

失礼しました。鈴木さんの作品の大半を私見逃しているようです。すみません。てかwikiすら見てなかた… @suzukitakuji ありがとうございます。中学生日記、淋代さんは2001年から2007年まで移動してました。私は中学生日記の脚本を、淋代さんと11話分一緒に仕事をしました

2011-06-01 01:02:04
@koizumi_y

@suzukitakuji あの…、地底人伝説とどっちを先に見たか記憶があやふやなのですが『パルコフィクション』の「はるこ」と「みあげてごらん スカイスクレパー症候群」にも衝撃を受けました。いえ、なんというか心の深いところにずっしりと残っております。

2011-06-01 01:11:08
@koizumi_y

@suzukitakuji おそらく初めてという意味では『ひみつの花園』なのだと思いますけれど、ああ あまりどうでもいい話ですね。鈴木さんの作品は なんとも言えない“力のある”作品が多いので、おそらくずいぶん時間や精神的エネルギーを投入されているのではないかと勝手に想像してます。

2011-06-01 01:35:49
@koizumi_y

@suzukitakuji これからも“ハリウッド”に屈することなく、作品を作り続けて下さい。とくに鈴木さんのオリジナル作品が大好きです。すごく月並みですが、アクロバッター見た友人が砂丘に旅行に行きたいとか言い出したときは本当に作品の力ってあるのだな、と驚かされました。

2011-06-01 01:52:03