科学コミュニケーションとマスメディアとウィキペディア、かな

なんか振られてたのに遅レス
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きゅうはち @ksaka98

話を振られてたみたいなんで https://t.co/gwaaGWBt とその前後について。@hirakawah @J_Steman @Slight_Bright 以下一部を除きリプライなしで。

2011-12-28 01:52:22
きゅうはち @ksaka98

よくわからないのですけど、@hirakawah さんとのやりとりは、科学技術知識に関するメディア監視を誰が担うか、

2011-12-28 02:05:41
きゅうはち @ksaka98

@J_Steman さんとのやりとりは、メディアとしての論理・方便と科学・科学技術として正確とされる用語法の折り合いをどうつけるか、という話じゃないでしょか。

2011-12-28 02:05:52
きゅうはち @ksaka98

専門用語や、専門的な用法とか含意とかを、誰もが把握していると考えるわけにはいかない。ニュースや新聞では、おそらく解説がなされるとしても、時間や字数の制約はあるし、初出時を逃すと、あらためて知ることは難しくなる。

2011-12-28 02:06:03
きゅうはち @ksaka98

ツイッターでの説明やブログも同じように、流れてしまうという問題はある。丁寧に、文献を引いて説明してくれるのなら、それをウィキペディアでやってくれればいいのに、とは思う。

2011-12-28 02:06:15
きゅうはち @ksaka98

それが書かれた後に、ネットでその言葉を調べた人の多くに、その記述は伝わる可能性が高いのだから。正直、ぼくも「STS」とか「科コミ」とかも、何を指しているのか、いまいち把握しきれないところもある。

2011-12-28 02:06:30
きゅうはち @ksaka98

ネットでという限定でなら、ウィキペディアを活用してもいいし(まあウィキペディアは印刷して配布してもらってもいい)、JSTなり、どっかの学会なりが独自に作ってもいい。これである程度は担保できる。

2011-12-28 02:06:42
きゅうはち @ksaka98

ただ、ふつうはJSTってのは何なのか、というところからはじまるというか、どっかで「それならJSTが用語集作ってますよ」と教えないと、その用語集までたどり着けないわけで、という問題は残る。

2011-12-28 02:06:52
きゅうはち @ksaka98

広報頑張れ。しかも、それでは届かない人もいるわけで、それはそれで考えないといけないだろうけど。書籍やパンフレットや地域での講習会とかサイエンスカフェとか。

2011-12-28 02:07:18
きゅうはち @ksaka98

で、別の話として、大きなメディアが、見出しや記事内容で間違いをしでかしてたら、それを批判するのは、市民でも専門家でもよくて、どんどんやればいいと思うですよ。それを誰かに押し付けるのは、あんましよくない。

2011-12-28 02:07:32
きゅうはち @ksaka98

専門家を含むそういう目的のNGOというのもありえますよね。理想の形のひとつとして。日本に実際あるかどうかは知らないけど。

2011-12-28 02:07:48
きゅうはち @ksaka98

マスメディアというのは、科学者コミュニティを対象とするのではなく、市民/大衆を対象とするのですから、そこでは科学的正しさを追求することが混乱を招くこともある。単純化やセンセーショナリズムは、一概にだめとは言えない。

2011-12-28 02:08:04
きゅうはち @ksaka98

ただし、そのなかで、一目みただけでも根本的な誤認はさせない、きちんと読めば正しさを把握できるというような表現が、これまでのメディアの記述よりも求められてくる、ということは言えると思います。

2011-12-28 02:08:14
きゅうはち @ksaka98

それから、事故・事件など、社会面で扱われる場合には、新聞の科学面、科学雑誌とは違う表現が必要だろうし、そこではメディア内の力学みたいなことも効いてくる。

2011-12-28 02:08:28
きゅうはち @ksaka98

個人的には、社会面のデスク的な人が言うようなマスメディア側の論理を、一度「科学者」の側で受け止めて、落としどころを探る試みが必要なのだと思います。科学の側の意見は聞こえてくるけど、それが絶対ではない。

2011-12-28 02:08:40
きゅうはち @ksaka98

@hirakawah さんのつぶやきでちょっと気になったのは、意味の違いを理解しないと困る状況にあって、しかし、その違いを正しく理解できていないことは多々あると思います。

2011-12-28 02:08:50
きゅうはち @ksaka98

その理解が正しいと承認してくれる機会がないと、誤解は修正されない。正しさを、正しく保証してくれるところまでたどり着けず、マスコミの用法から類推して、それを正しいと思い込む。自分の「誤解」が、マスコミでの用例で追認されてしまう。

2011-12-28 02:09:02
きゅうはち @ksaka98

強い関心を持たなければ、マスコミと言うのは正しいことを伝えるメディアのひとつなわけで。それを正しいか、誤解がないかという判断をするには、それなりの関心を持ち、知識を得ていないと難しい。

2011-12-28 02:09:15
きゅうはち @ksaka98

科学リテラシじゃなくて、メディアリテラシとかグーグルリテラシで対応できる部分も多いとは思うけど。あと、メルトダウンみたいに、その言葉の意味の取り違えが、科学の問題に摩り替わるようなこともあるだろうけど。

2011-12-28 02:09:25
きゅうはち @ksaka98

科学リテラシじゃなくて、メディアリテラシとかグーグルリテラシで対応できる部分も多いとは思うけど。あと、メルトダウンみたいに、その言葉の意味の取り違えが、科学の問題に摩り替わるようなこともあるだろうけど。

2011-12-28 02:09:25
きゅうはち @ksaka98

メディアリテラシーと、一般的なリテラシーが高ければ、そこらへんのもろもろが、推測ではなく、きちんと読み取れるようになってるってのが、メディア倫理としてのラインじゃないかと。

2011-12-28 02:09:35
きゅうはち @ksaka98

それはそれで科学コミュニケーションとかSTSが考えるべきこととして、より科学的なコミュニケーションとしての情報伝達は、たぶんそれとは別回路として存在しないといけない。

2011-12-28 02:09:51
きゅうはち @ksaka98

情報の受け手に対してのコミュニケーションと、より詳しい情報を欲する人に開かれた回路。必要とされるものと、気をつけなければならないものが異なるし、相反することもある。

2011-12-28 02:10:05
きゅうはち @ksaka98

専門家として、専門家集団としての権威を、社会への影響力として行使すべき場面もあるだろう。ホメオパシーのときの学術会議みたいな。

2011-12-28 02:10:17
きゅうはち @ksaka98

それはそれとして、ホメオパシーについて扱っている、科学として認められている論文ではどういうのがあって、質・量として、他の医療として取り入れられている治療法とどれくらい違うかを示すという回路。

2011-12-28 02:10:34