カップの中のハムスターが、今年読んだ本の中から、お勧めを10冊挙げてみるよ
- _heathworld_
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そういうわけで、今年読んだ本の中からおすすめなモノをピックアップしてみようと思う。題して、「カップの中のハムスターが、今年読んだ本の中から、お勧めを10冊挙げてみるよ」をスタートする!w
2011-12-31 17:03:36【第10位】 『SHARE』 著者:レイチェル・ボッツマン http://t.co/N4DVdmpt 現代に入って若者たちや主流から外れた人たちが果たして何を考えて消費活動行っているのか?という視点に立つと非常に示唆に富んでいると思われる本。目的を持たなければ駄本。
2011-12-31 17:05:32【第9位】 『パララックス・ヴュー』 著者:スラヴォイ・ジジェク http://t.co/2STFrv7u わかろうとわからなくとも黙って読んでください。黙って読んでください。すべて読み終えた後には何かモヤモヤしたものが残るでしょう。その後で他の本を読んでください。変わります。
2011-12-31 17:07:10【第8位】 『自由と社会的抑圧』 著者:シモーヌ・ヴェイユ http://t.co/Sjc98bWu ああ、良かった、間に合った。と思った本。消費年齢が30以下だと思われる。社会派の大学生・20代にのみお勧め。100年前の西欧の生の社会観。30以降は読んでもはぁ?だと思う。
2011-12-31 17:09:44【第7位】 『ネクスト・ソサエティ』 著者:P・F・ドラッカー http://t.co/9Vs9hbOH 最も社会学に近い事を話しているドラッカーの本。日本についてもかなり書かれています。やっぱ、80年代~00年ぐらいまでは、日本は世界の注目だったんだなぁと確信できる本。
2011-12-31 17:11:32【第6位】 『エクセレント・カンパニー』 著者:トム・ピーターズ http://t.co/ScKF80vh ブログでも紹介した本。これは経営視点を得る上ではすごくお勧め。事例は少し古いんだけどな。まだまだ批評に耐えられます。もしかしたら日本の労働環境とかに興味ある人もお勧めかも。
2011-12-31 17:13:31【第5位】 『今日の芸術』 岡本 太郎 http://t.co/zW8UAGfV この本も実は古いんだよな。岡本太郎氏の気合の一作。芸と道そして、クリエイティビティとは何か?という事についてぶった切ります。私はもの凄く同意出来る事ばかりだったな。テンションあがった本。
2011-12-31 17:15:36【第4位】 『現代芸術の彼岸』 著者:藤枝 晃雄 http://t.co/PcExIjvi 再読本。何回読んだんだろ?たぶん4回目。余裕で批評に耐えられる本。すげぇ口は悪いけど、お勧めです。色んな事にリーチする事が書いてあります。「西洋のカウンターパートとしての東洋は意味がない」
2011-12-31 17:17:52【第3位】 『エスの系譜』 著者:互 盛央 http://t.co/SL4k6KGB 完全に趣味本。なんつうかすげぇ面白かった。ありえんぐらい面白かった。お勧めではなくて最もテンションあがった本ってのはこいつだと思う。自己を認識し確立するという戦いの系譜だと思う。
2011-12-31 17:19:29【第2位】 『コトラーのマーケティング3.0』 著者:フィリップ・コトラー http://t.co/yiOnwXJO 悪いが、これを読まずしてマーケティング部門ないし企画部門にいるやつは全てやめた方が良いと思う、ビジネスマンなら絶対読むべき本。あのね、だから、売れねぇんだよ。
2011-12-31 17:20:59【第1位】 『善悪の彼岸』 著者: ニーチェ http://t.co/as2skhWh すません、出来レースに見えるでしょう。。。ww いわば私の原点。高校時代からもう10回ぐらい読んでいるんじゃないかな?宗教とプラトンという2代巨頭に立ち向かう。そのメンタリティは見習うべき。
2011-12-31 17:22:58という事で、10冊紹介しました。どれもとても面白いというかなぁ。。。読んでてよーとか思わなくはないです。古い本も新しい本も一緒にごっちゃで入っています。選外にもかなり面白い本はありましたが、いろいろ考えてこの10冊にしました。来年も同じぐらい出来ると良いな。。。w
2011-12-31 17:24:14本は出会いだな、タイミングだなって思います。特にヴェイユの本を読んだときは思ったな。5年後に出会ってたら理解できなかったと思う。逆に、高校時代ぐらいに読んだ本を読み返したら、また新たな発見があったりとかね。
2011-12-31 17:25:23100年ぐらい前の本は、いつ読んでも新しく感じます。素晴らしい。その新しさはNew!って感じの新しさじゃないんだよね。再発見って感じ。本を読むという事はこの「再発見」をしていくことだと私は思います。新しい事は何一つないんだと言ってる人もいますからね。
2011-12-31 17:26:30とか言われてみると確かに、私たちは2つの手で触れ、2つの目で見て、2つの耳で聞いて、1つの鼻で嗅ぎ、1つの口で食べる。この五感はもうずーっと変わってないわけです。それなのに、新しい発見がたくさんある。それは、自らの世界が狭い裏返しでもあります。冒険って面白い。
2011-12-31 17:28:12地球上にはもう冒険できる場所がないという人がたくさんいますが、それには耳を貸す必要はないでしょう。自分の世界を冒険するのも面白い。他人の世界を垣間見るのもすごく面白い。あるのは何処に意識を向けてどこを意識するかという違いだけです。
2011-12-31 17:29:29ニーチェは「事実というモノはなくすべては解釈にすぎないのだ」と言っています。全くその通りだと私は思う。だから、我々は多くの事を認識しそれを解釈する必要がある。それによって事実というモノが生まれる。だから、「真実はいつも1つ」というのは間違っていると思います。
2011-12-31 17:30:32そうした中で、様々な認識に基づいて事実を再発見していくこと。これこそが、進歩だと私は考えています。世界は何一つ変わっていません。変わっているのは自分と他人を見る自分の意識と、それを認識する自分の現実感だけなのです。
2011-12-31 17:31:39