科学11月と12月号について(2012.1.1)

Masato Koyamaさん@usa_hakaseの、科学11月号と12月号に関連するツイートをまとめました。
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月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

「健常にみえる人のなかにも、遺伝子配列の特徴によって、放射線の影響を受けやすく、同じ放射線をあびても発がんの危険性が高まる人(いわば放射線に対する遺伝的弱者)がいることは明らかなのです」(「DNA損傷とは何か:二本鎖切断の危険性と個人差」(花岡文雄)科学11月号)

2012-01-01 09:24:28
月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

承前)「したがって、被曝線量の影響を一律に考えて、ある線量まで大丈夫などとは、簡単に言うことはできません」「放射線に弱い人を見つける方法は具体的に考えることができます」(「DNA損傷とは何か:二本鎖切断の危険性と個人差」(花岡文雄)科学11月号)

2012-01-01 09:28:04
月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

承前)放射線に対する遺伝的弱者の存在が明らかで、それらを事前に個別に抽出する可能性すらあるのなら、もはやそれは確定的影響と言うべきものであり、確率的影響などとのんびりしたことを言ってる場合ではないじゃないか。疫学はしょせん集団を扱う統計学であって、確率的影響しか明らかにできない。

2012-01-01 09:46:46
月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

承前)つまり、100mSvでも0.5%しか癌は増えないとする疫学の成果からリスクは小さいと主張する人々は、しょせん人間を統計的集団としてしか見てない。0.5%側に入る人たちが遺伝的に「確定」してるとすれば、当人たちはたまったものではない。早急に弱者を見つける調査をすべきだろう。

2012-01-01 10:14:25
月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

「おめでとう」が「新年はめでたい年でありますように」という意味だったら、喪中につき新年の挨拶は不要云々というハガキが来るのは変な気がする。喪中の人たちにこそ「新年はめでたい年でありますように」というメッセージを届けたい。

2012-01-01 10:25:04
月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

科学11月号「チェルノブイリ事故時の言葉から何を引き出すかー七沢潔氏に聞く」は重要。ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」を作った人へのインタビュー記事。チェルノブイリ事故に対するソ連政府のエリートパニックが、今回の日本とそっくりなことなど。

2012-01-01 10:33:49
月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

すみません。科学10月号→12月号の間違いでした。

2012-01-01 11:03:42
月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

科学12月号「核と原発」に例の国立環境研の拡散シミュレーションの解説記事あり。「福島原発から大気中に放出された放射性物質はどこに、どのように落ちたか?」(大原ほか)。乾性沈着しやすいヨウ素と、湿性沈着しやすいセシウムの分布パターンが相当異なる。しかもヨウ素の方が量が一桁多い。

2012-01-01 11:04:28
月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

ちなみに科学12月号には「千葉県柏市の57.5μSV/hの汚染は原発由来である」という小豆川さんの解説記事もある。例の水路で起きた自然濃集の話。

2012-01-01 11:04:43