10周年のSPコンテンツ!
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Fujio Maruyama @maruyama097
21世紀の最初の10年が終わりました。大まかに言うと、9.11から3.11までの時代です。必ずしも平和で反映した時代ではありませんでした。むしろ、2003年のイラク戦争と2008年の国際金融危機で特徴付けられる戦争と経済的不況の10年だったかもしれません。
Fujio Maruyama @maruyama097
世界経済の不調は、ヨーロッパにも波及し、今も続いています。我々の生活実感とは裏腹に、3.11で未曾有の被害を受けた日本の「円」が、それでも、世界で一番「強い」というのは、ある意味、驚くべきことです。世界の大部分は、おそらく我々より貧しいのです。
Fujio Maruyama @maruyama097
この10年間で、政治の世界も大きく変わりました。特にこの10年の後半に、アメリカ・日本・ヨーロッパで政権交代が相次ぎました。それ以上に重要なことは、アラブ・アフリカで長期独裁政権が相次いで打倒されたことです。また、「格差是正」を求める運動がグローバルに、大きく広がりつつあります。
Fujio Maruyama @maruyama097
ITの世界に目を転ずると、この10年は、Googleの登場と発展によって特徴付けられると思います。2010年に、サイトのアクセスでGoogle抜いたのは、8億人のユーザーを獲得したFavebookです。ITの世界の変化は、休むことなく、現在も続いています。
Fujio Maruyama @maruyama097
ただ、ITの世界で連続的に進行する破壊的なイノベーションと、それに伴うビジネスの栄枯盛衰にだけ目を向けていては、得られる教訓は、むしろ少ないと僕は考えています。大事なことは、こうした激しい変動を通じて、IT技術が社会で果たすべき役割と価値が明らかになりつつあることだと思います。
Fujio Maruyama @maruyama097
IT技術は、21世紀の我々のコミュニケーションと情報共有の土台を提供しています。それは、我々の日常のな生活に不可欠な社会の骨格になりつつあります。こうした中で、自由なコミュニケーション、自由な情報共有は、自由時間の享受と共に現代の「自由」のもっとも重要な内実になっていくでしょう。
Fujio Maruyama @maruyama097
21世紀の来るべき10年代、IT技術の社会的な役割はさらに広がるでしょう。もっとも重要な変化は、単なるコミュニケーションと情報共有の手段としてだけではなく、我々の日常的な経済活動の全てが、ネットワーク化されていくことだと思います。こうした次へのステップは、もう始まりつつあります。
Fujio Maruyama @maruyama097
20年前、「オープンソース」は、ITの世界を徘徊する「妖怪」でしかありませんでした。ただ、今、その力は、20年前とは比較にならないほど強まっています。多くの人が、現実に、その恩恵を受けています。この流れは、今後の10年間で、更に大きなものになってゆくでしょう。
Fujio Maruyama @maruyama097
「情報の共有」についても、人々の意識は、大きく変わりつつあります。ある意味、「オープンソース」についての意識よりも、「情報の共有」についての意識の変化は、急激です。この間の目覚ましい体制変革のエネルギーは、情報の共有によって可能となりました。IT技術が、それを支えました。
Fujio Maruyama @maruyama097
ITの持つ力は、大きいと確信しています。2010年代、IT技術が、日本だけでなく、平和で経済的に豊かな世界の建設に貢献していくことを願っています。

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