映画『キック・アス』(Kick-Ass:2010米)の英語表現
『Kick Ass』おわりん。痛快ヒーローアクション。ちょっとグロいシーンもあるけど、スカッとしたいならこの映画はオススメ。さて英語表現を拾っていこうかな。
2011-08-17 20:50:35I didn’t have a piercing, or an eating disorder, or three thousand friends on MySpace.僕はピアスの穴も、拒食症も、マイスペに3000人の友達も持ってなかった:not A or B(AもBもない)
2011-08-17 21:00:54Like most people my age, I just existed.僕の年代の大勢と同じ、ただそこにいただけだ:my ageはof my ageのof(性質)が脱落したもの。When I was (of) your age(私が君くらいの年齢だったとき)と同じ。
2011-08-17 21:08:05Up you get.(ほら立つんだ):方向・場所の副詞が文頭に置かれるとV+Sの倒置が起きるが(Along came a spider. 1匹の蜘蛛が現れた)、主語が人称代名詞youなので倒置していない。
2011-08-17 21:22:37You always knock me for a loop.(お前はいつも私をギョッとさせてくれるよ):knock ~ for a loop(~を驚かせる)。loopは「輪/環状のもの/宙返り」なので、1回転するほどブチのめす(knock)ということ。
2011-08-17 21:26:19Yeah, I'd rather die. You bring it on!(死んだって構うものか。かかってこい!):would rather ~で「~したい/~したほうがマシだ」。bring it onは喧嘩をするときの常套句で「全力でぶつかってこい/かかってこい」。
2011-08-17 21:32:47I don't know if I was everything Katie had always dreamed her gay b.f.f. would be.ケイティが望んでたゲイの大親友に僕がなれたかどうかはわからない:b.f.f.はbest friend forever
2011-08-17 21:44:37Rasul宅での殺戮時の音楽はコレ。Hit Girlがテンポ良く悪党を始末してゆく。>Banana Splits (Kick-Ass Film Version) by The Dickies http://t.co/uYQGBrw
2011-08-17 21:50:46We always keep our backs where?(背中はいつもどこに向けておくんだったかな?):DBがHitGirlを叱るセリフ。疑問副詞が倒置せず文の終わりに置かれている。
2011-08-17 22:06:23And I'm just one click away.(クリックひとつで駆けつけるよ):Webサイトの普及とともに多く見かけるようになった表現。one click awayは「1クリック分離れている」で、つまり「クリックひとつで到達できる距離に」という副詞句。
2011-08-17 22:10:31I care about you a lot.(君のこと、とても大事に思ってるよ):好きな人に想いの深さを伝える表現のひとつ。
2011-08-17 22:17:41My mom already died for nothing. So, I'm sure as hell not gonna let my dad die for nothing too.母は無駄死にした。父の死まで無駄にすることはできない:sure as hellは強意表現。
2011-08-17 22:23:36Wait'll they get a load of me.(俺が注目されるときまで待ってろよ→俺の出番を待ってろよ→今にみてろよ):get a load of ~で「~に注意を向ける/~をよく見る・聞く」。これは映画『Batman』でJOKERが言う有名なセリフ。
2011-08-17 22:46:28というわけで、『Kick Ass』は最後のセリフはもちろんBig DaddyやKryptoniteなど、随所にBatmanやSuperman、Spidermanへのオマージュ(というかパロディ)が見受けられる痛快娯楽作品でした。とにかくHit Girlが可愛い。
2011-08-17 22:49:38