菅原琢先生(sugawarataku)「議員の当選回数と議員能力との関係・相違点、政党の政治家養成法に対する提言」
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瀧本先生の問題提起から
政策通とされる議員が、ことごとく選挙に弱いのは、選挙で強くなるには、政策と無関係に個人のファンと組織を作ることが必要だから。そして、選挙に強い方が結局言いたいことを言って、実現できる可能性が上がる。政治家を目指す人はこの順番(優先順位ではない)を間違えてはいけない
2012-01-05 02:22:10ファンを作るのに多額のお金がいる事が何かおかしい。RT @ttakimoto: 政策通とされる議員が、ことごとく選挙に弱いのは、選挙で強くなるには、政策と無関係に個人のファンと組織を作ることが必要だから。そして、選挙に強い方が結局言いたいことを言って、実現できる可能性が上がる。…
2012-01-05 02:36:34悲しいながら同意 RT @ttakimoto …選挙で強くなるには、政策と無関係に個人のファンと組織を作ることが必要だから。そして、選挙に強い方が結局言いたいことを言って、実現できる可能性が上がる。政治家を目指す人はこの順番(優先順位ではない)を間違えてはいけない
2012-01-05 03:51:24たしかに。RT @ttakimoto: 政策通とされる議員が、ことごとく選挙に弱いのは、選挙で強くなるには、政策と無関係に個人のファンと組織を作ることが必要だから。そして、選挙に強い方が結局言いたいことを言って、実現できる可能性が上がる。政治家を目指す人はこの順番(優先順位では
2012-01-05 07:10:18菅原先生の考察
政治学の授業でも教えているけど、政治家の活動のインセンティヴは再選、昇進、政策(授業ではわかりやすく目標と欲求と言い換えている)。再選がなければ後の二つはない。ただ、日本の(特に55年体制下の)特徴は再選の回数が昇進と強く結びついているところ。
2012-01-05 03:46:59(続き)そしてこの裏返しで、落選期間中は全くの無価値とカウントされてしまうこと。政界だけでなく政治報道でも政治評論でも、これが当たり前のこととして取り扱われ、当選4回の議員と5回の議員では差があるかのように扱われる。
2012-01-05 03:50:16@sugawarataku 昨年度のインゼミの発表で、民主党でも当選回数が未だに強く影響していることを指摘したことを思い出しました
2012-01-05 09:46:35@sugawarataku 良く議員紹介に当選N回と書いてあるのは、メディアでX氏(N歳)と書くの同様ある種の年功序列を強化していますよね。
2012-01-05 03:51:34おっしゃるとおりです。当選回数で色分けする癖は強く残っていますね。Y社の場合は派閥も分けたがりますし(主筆の成功体験によるもの?)。 RT @ttakimoto @ よく議員紹介に当選N回と書いてあるのは、メディアでX氏(N歳)と書くの同様ある種の年功序列を強化していますよね。
2012-01-05 04:24:38(続き)しかし、人間の価値が年齢で決まらないのと同様、当選して議員であった期間によって政治家の能力がリニアに変わることなんてないですよね。当選2回の議員が10回の議員に比べて能力があり我々の役に立つということもざらです。
2012-01-05 03:51:25選挙に強いというのは当選回数である必要はなくて、次回の選挙に勝つことが容易であると言うことです。それこそ、刺客候補を立てられようが、逆風が吹こうが、離党しようが勝てる政治家であれば、自由度が高い
2012-01-05 03:52:58(続き)議員は落ちればただの人という有名なフレーズがあるけど、それを簡単に信じたり、原理原則みたいに扱うのはどうですかね。台湾の話ばかりで恐縮ですが、民進党主席の蔡英文も、前の総統の陳水扁も、市長選で敗戦を経験しても、そのキャリアと能力を評価されて総統候補になっている。
2012-01-05 03:56:37それほど日本では、政治家になること以外に能力がない人が選ばれているということかもしれません。また個人を応援するというよりも党とか流れに乗ってる有権者が多いのかなと。 RT @sugawarataku 議員は落ちればただの人という有名なフレーズがあるけど、それを簡単に信じたり・・・
2012-01-05 04:02:17(続き)一方の日本では、国会議員も地方議員も首長も、候補者を使い捨て。落選したら基本的に自己責任で、そのシートを守るのもどれだけ結局個人の資産を使ったかに依存してしまう枠組み。これでは政党の求心力が高まるわけがない。政党が政治家(候補)に信頼されないなら、有権者が信じなくて当然。
2012-01-05 04:01:58(続き)民主党にしろ自民党にしろ党内がごたごたして支持率に影響し、選挙結果が安定しなくなるのは、そういった背景もある。マニフェスト、古くはイデオロギーみたいなもので統率が取れるというのは、そういう特殊な政治的な人間を前提とした話で、普通の感覚の人を対象とした話ではない。
2012-01-05 04:04:42@sugawarataku 勉強になります。その特殊なマニフェストなど政策方針を一般化させる事が進歩であると思うのですが、情報技術でなんとかして欲しいものです。
2012-01-05 07:51:54(続き)言い換えると、政党組織というものは当選期間中だけでなく落選期間中も構成員を一定程度面倒を見る必要がある。それは当選期間中の結束力(専門用語で凝集性)を高める手段でもある。そこに評価や入れ替えのシステムを入れないと、長老支配になるので注意する必要はあるのだけど。
2012-01-05 04:10:19むむ RT @sugawarataku: (続き)言い換えると、政党組織というものは当選期間中だけでなく落選期間中も構成員を一定程度面倒を見る必要がある。それは当選期間中の結束力(専門用語で凝集性)を高める手段でもある。そこに評価や入れ替えのシステムを入れないと、長老支配になる…
2012-01-05 07:22:36@sugawarataku 落選中議員の面倒は、特定利益団体がみますからねぇ。政党よりも特定利益団体の意向を重く見るのは自然ですよね
2012-01-05 04:36:29おっしゃるとおりですね。そうでなければ、もともと自分で食える専門職や企業経営者か。数少ない例外はタレント化することですが、メディアが面倒を見るのは尖がった人ばかりという… RT @yukemuriippai @ 落選中議員の面倒は、特定利益団体がみますからねぇ。
2012-01-05 04:41:50