Nostalgic Fabric いわしさんの感想まとめ
お正月もチエさんに忙しい合間を縫って会ってもらって酔っ払って愛の告白とかしてたもんな……。ノスタルジックが怖くて好きだー! って。……うわ。マジで酔っ払いだ。
2012-01-06 21:59:54「Nostalgic Fablic」はなんだか聞いていると白昼夢の中に迷い込んだみたいな気分になる。とても綺麗な外国の街に置き去りにされる白昼夢みたいな。思い浮かべる景色はとても綺麗なのにどこかに怖さがあるのです。
2012-01-06 22:09:40その怖さが小さいとき迷子になってもうお母さんに会えなくなるかもって思った瞬間の根源的で懐かしい感じもする怖さなのがもー、ノスタルジック。
2012-01-06 22:13:21はぐれる夢を小さい頃たくさん見た。現実でもお母さんと出かけるとき、前を走る自転車を必死に追いかけてた。目を離したらもう会えないみたいな怖さをいつも抱えてた、なぜか…。赤ちゃんのころはちょっとでも手離すと泣き始める子だったらしい。。w
2012-01-06 22:17:17歌詞が深読みし放題なのも良いよね! 「Nostalgic Fablic」の「幼かったわたし」と「あの子」はイコールなんじゃないかとか。「Gertrude's murmur」の「わたし」ともイコールなんじゃないかとか。
2012-01-06 22:17:42「おもちゃのピアノ」を「硝子壜は薄曇」の歌詞の中の「つたないきみの指のつむいだあのメロディ」と結びつけてみたりとか。いろいろと想像(妄想?)しながら通して聴くのが好き。
2012-01-06 22:18:28じっくり読み返してみて、「Gertrude's murmur」は他の歌詞と並べてみるといろいろキーワードが入ってて想像しがいがあるな~。
2012-01-06 22:25:44知らない街に置き去りにされたイメージは「Gertrude's murmur」の影響が一番大きいかも。「ママ」と「わたし」は一緒に引っ越したようにも見える書き方になってるんだけど。でも朗読と曲の余韻がなんかこう、ぞくっとくる感じがするんだよね。
2012-01-06 22:27:54あれ、このストーリーって、どっち? ええ? って思っているところですごく絶妙なタイミングで「musics」のイントロが入ってきて、「通り雨の幸せは白昼夢のようだ」って歌詞が入るのです。この辺いつも鳥肌立ってしまう。好き、すごい好き。
2012-01-06 22:30:20「musics」はアルバム全体を貫くストーリーを歌っているようでもあり、一曲だけでも一つの世界観を作り上げている感じがするのがすごいと思う。
2012-01-06 22:39:47続けて聞いているときは置き去りにされた女の子のその後の人生をどこか少し離れた視点から見ているような気がするし、ストーリーを離れて聞いても何かこう、日常で感じる言葉にならない何かを表してくれている感じがする。
2012-01-06 22:40:56「Gertrude's murmur」から「硝子壜は薄曇」に至るまでのイメージって、私の中では「さよならさみしいおんなのこ」なんだけど。このアルバムも好き! でも聞くと身もだえする(笑)
2012-01-06 22:49:13なんかこう、置き去りにされてから白昼夢の中にいるというか、現実が白昼夢に見えているような感じがするというか。お母さんに置き去りにされた綺麗だけど悪夢でもある白昼夢の中から出口を探しているような、そんな感じ。でもその夢の中でも成長してる、気がする。感情はループしてても。
2012-01-06 23:05:56「伸ばした手」の行く先とか、「悪い夢」と「暗い夢」とか。「背中を撫ぜて」と「背中押して」とか。「鼓動と落下」はまだループの途中なんだって思えるしかけがいっぱいある気がする。深読みしすぎてるとは自分でも思うw
2012-01-06 23:16:39「さみしいおんなのこ」と「トリックスター」、「le chocolat et les cigarettes」は現実の恋や人間模様を歌っている感じなんだけど、それが夢の中の現実というか、それでもまだ夢の中にいるような不思議な距離感がある気がするのです。
2012-01-06 23:28:07どれも幸せな恋じゃなさそうなのに、どこか痛みが遠いというか。「鼓動と落下」では痛みが近い感じがするんだけど、これだけ恋って感じじゃないような気もして、うーん。音楽の感想の言語化って難しいな。
2012-01-06 23:33:26男がひどいから痛いんじゃなくて、受け入れられない痛みがまだどこかにあるのかな~と思う。置き去りにされた自分とか、いつまでも覚めない白昼夢とか。
2012-01-06 23:43:31そして最後の曲のタイトルは「loop」。この構成ずるいよね! 一曲目のタイトルが「exit」で最後の曲が「loop」。こういうの好きすぎて! 夢の出口を探しているような、でも夢から覚めたら現実と(痛みと)向き合わなきゃいけない迷いというか、そういうのを想像してしまう構成。
2012-01-06 23:47:56さよならしてない、さよならしてないよ~、アルバムタイトル「さよならさみしいおんなのこ」なのに~、と、この辺で身もだえるわけです。
2012-01-06 23:52:04で、「exit」で歌われる「感情の流出する場所」を探して「musics」に導かれて「硝子壜は薄曇」に至る、のかな~、と、勝手に思ってしまっています。
2012-01-06 23:58:49「musics」の「逆算する未来 終わりまでゆくよ」っていう歌詞がすごく好き! この曲の終わり方、とっても駆け出したくなる。この曲の寄り添うような力強さが好きだな~。感情を押し流すんじゃなくて、一緒にあふれ出してくれる感じ。
2012-01-07 00:05:53最後、「硝子壜は薄曇」なんですが、この曲はもう、本当に好きで好きで。曲の入りはとても静かなんだけど、長い旅を終えたような何とも言えないこみ上げる何かがあるんですよ~。
2012-01-07 00:15:51