第13回 明日の教室東京分校 北川達夫先生 #askt13 北川達夫先生(日本教育大学院大学客員教授、元フィンランド外交官):「わかりあえない時代の対話力実践講座」
「明日の教室東京分校」、会場着!後ほど北川先生に御許可を頂き、可能であればツイッターで、ハッシュタグ #askt13 にて、内容の要約を発信いたします。
2012-01-07 13:16:07今回は、講師の北川先生のご著書を(1冊ですが…)予習済! 今日の講演でどこまでお聞き出来るか…楽しみです。 #askt13/不都合な相手と話す技術 ―フィンランド式「対話力」入門 北川 達夫 http://t.co/hulKIeVe
2012-01-07 13:28:16北川先生にご快諾いただきましたので、実況は例のサブアカウント @fuji_labo で内容をツイートします! 本日の「明日の教室東京分校」の詳細はこちら→ http://t.co/almZG8FO #askt13
2012-01-07 13:29:42北川先生にご快諾いただきましたので、実況は例のサブアカウント @fuji_labo で内容をツイートします! 本日の「明日の教室東京分校」の詳細はこちら→ http://t.co/BX4rNcdo #askt13
2012-01-07 13:29:43第13回明日の教室東京分校、北川達夫先生「わかりあえない時代の対話力実践講座」、まもなく開会。ハッシュタグは #askt13 です。 @koike_s 君が文字中継をしてくれます。 http://t.co/ZkIrc9kL
2012-01-07 13:30:35訂正。中継は @fuji_labo です。 RT第13回明日の教室東京分校、北川達夫先生「わかりあえない時代の対話力実践講座」、まもなく開会。ハッシュタグは #askt13 です。 @koike_s 君が文字中継をしてくれます。 http://t.co/ZkIrc9kL
2012-01-07 13:33:12北川:(今日の会場を見渡して)みなさん、先生オーラが出ていますね。私の一族は全員教員。本日は、「わかりあえない時代の対話力実践講座」というテーマです。 #askt13
2012-01-07 13:37:35北川先生の自己紹介中です。フィンランド外交官時代のお話を、写真を交えながら紹介されています。サンタクロースの通訳をしたこと・日本語教育をしていたこと・教材制作をしていたこと…など。 #askt13
2012-01-07 13:39:22北川:フィンランドでは、板書計画・指導案など、日本の教育方法を教えていた。(フィンランドの学校の写真を見せて)フィンランドは、何となく日本の学校に似ていませんか? #askt13
2012-01-07 13:40:46北川:「フィンランド=いいもの」と見られる方が多いかもしれない。フィンランド教育も、日本の教育よりも本質的に優れているわけではない。今日の話でも「フィンランドは…」という言葉を使っていくが、そこをまず理解してほしいです。 #askt13
2012-01-07 13:41:42北川:上手に喋れることは本当に大事? コミュニケーションの講座をやると、「相手をうまく説得できるようにしたい!」と受講生が声にすることがある。しかし、それは全員が必要なスキルか? #askt13
2012-01-07 13:43:10北川:対話教育を別のアプローチでやっていらっしゃる方に、平田オリザさんがいらっしゃる。立て板に水のようなものではない。対話自体は目的ではない。 #askt13
2012-01-07 13:44:10コミュニケーション能力の過剰な重視への批判。同感です。RT @fuji_labo: 北川:上手に喋れることは本当に大事? コミュニケーションの講座をやると、「相手をうまく説得できるようにしたい!」と受講生が声にすることがある。しかし、それは全員が必要なスキルか? #askt13
2012-01-07 13:44:18(北川先生の話でなく藤川が勝手にいろいろ書いています)ディベートだって、ディベート自体が目的でなく、論理的に考え、コミュニケーションする練習。 #askt13
2012-01-07 13:45:48北川:対話を「どうするか」よりも、「なぜするか」がポイント。社会で通用するためには「みんなで決める」こと。なにか物を決める時に、対話は必ずしも必要としない。対話は魔法の技術ではない。 #askt13
2012-01-07 13:46:13みんなで決めるために対話をする。私たちが民主主義社会の一員だから対話をする。この、「民主主義」ということを出発点にしないと考えにくい問題は、教育に関しては多いですね。 #askt13
2012-01-07 13:46:50北川:今日のテーマは、「どうやってみんなで決めるか?」です。そのときに「対話をどのように使うか」を、一緒に考えていきましょう。 #askt13
2012-01-07 13:47:30北川:日本人はフィンランド人よりも、「みんなで決めること」が得意だと、経験的に思う。合意形成は非常に優秀。「協力することは?」と聞くと、「1人でできないから仕方ない」という、よい文化傾向にあるからだろう。 #askt13
2012-01-07 13:48:35北川:協力が必ずしもいいものとは捉えられていない文化もある。フィンランド人も、ヨーロッパ圏内であれば、同調性があって協力的。しかし、それ以上に日本人は優れているだろう。 #askt13
2012-01-07 13:49:42北川:班活動で、発表の時間まで最後の1分、30秒になれば、日本人は空気を読んで合意形成するだろう。女の子が男の子に「早く決めて!」と冷たい視線をする。フィンランドでは、発表で「これは私の班の意見じゃない!」という場面が見られることも。 #askt13
2012-01-07 13:51:11「みんな」が私と同じような人たちであれば、日本の子どもたちは「みんなで決めること」に優秀。しかし、そうでなければ、という問い。異質原理に依拠した「協力」は、いかにして可能か。 #askt13
2012-01-07 13:52:19北川:私が企業研修で話をするとき。「子どもの方が学びのプロ」という印象が。アンケートで「最初に仲良くなる時間がなかった」と良く出る。オトナでいう「アイスブレーキング」を、子どもは必要としないのに。 #askt13
2012-01-07 13:52:59北川:自分と同じ「みんな」から自分とは違う「みんな」へ。空気を読んでばっかりだと上手く行かない。やってみないとわからない。しかし、自分とは違う「みんな」なんてあるのか? これを前提とした教育をしているか? #askt13
2012-01-07 13:54:55北川:PISA調査でも、「グローパル化」という言葉が必ず出てくるが、この「グローバル化」という言葉に違和感を覚える。東西冷戦で「一色刷り」の傾向があり、文明の衝突が。 #askt13
2012-01-07 14:00:18