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山田淳 @atsushi58
「計画書を出すこと」を警察も行政も山岳会なんかも計画書の提出の啓蒙活動はやってるけど、そもそも計画書ってなに?何のためのモノ?何を書かなきゃいけないの?ってのが理解されていない場合も多いと思うので、計画書の意味を書いておこうと思います。
山田淳 @atsushi58
計画書は様式はいろいろインターネットに落ちています。ただ、当たり前ですが、その様式を埋めることが主眼におかれると本質からずれます。本質は、「何かあった時に、そのパーティーがどこにいて、どういう連絡手段が合って、何日持ちこたえることができるか」を探す方が把握するためのものです。
山田淳 @atsushi58
上高地なんかにあるポストに適当に書いて山に上がって、涸沢に行く計画なので出したけど、天気良さそうだったから穂高まで上がっちゃった、みたいな経験がある人もいるんじゃないでしょうか?でもそれは絶対にやっちゃいけないことです。それはむしろ計画書出していない人よりタチが悪い。
山田淳 @atsushi58
昔はある程度の登山(冬山とかアルパインとか)以上をやる人は、ほとんどどこかの組織に所属していました。多くは社会人山岳会か大学山岳部(OBも含む)。登山に行く前には計画をまずは会に提出して、そこでレクチャを受けて山行、計画書は当然事前に警察に提出され、下では東京なら在京担当がいた
山田淳 @atsushi58
在京は、連絡係なので、もし計画書通りに下山できていない、上から緊急の連絡が何らかの形で出た、なら、会や部のOBと連携して捜索に向かっていた、もしそれだけでムリそうならば警察に連絡して、警察との連携を図りながら救出する、と言う形でした
山田淳 @atsushi58
今は個人登山者も多くなって、最初に頼るのが警察と言うパターンも多くなっていると思います。その時に計画書はより重要になってきます。警察はアナタのことは誰だか知りません。同じ会の人間だったら、あの人は装備としていつも火器持って行ってる、とか分かりますが、警察はそんなこと知らない。
山田淳 @atsushi58
計画書に書くべき内容は、「行程」「装備」「食糧・燃料」「連絡先(上と下両方)」が確実に必要です。まずは「行程」。これは、計画書に書いていないルートには絶対に入らないこと、という大前提で動いてください。
山田淳 @atsushi58
涸沢の例でいうと、最初に穂高往復で計画書出して、計画書に「涸沢で体力・時間により引き返す可能性あり」と書くのはアリです。〇〇時を越えていたら引き返す、とかだともっといいですね。だけど、涸沢往復予定で穂高に上がっちゃうのは絶対にやっちゃいけません。
山田淳 @atsushi58
「装備」ですが、一番重要なのは、幕営装備と火器あるかどうか、です。誰もアナタのザックが30lか50lか、知ったこっちゃありません。幕営道具があるか、それがツェルトなのか、テントなのか。火器はあるのかどうか、簡単に言うとどのぐらいの確率で凍死するか、が知りたいわけです。
山田淳 @atsushi58
「食糧・燃料」は、何日持ちこたえられるか、です。燃料は暖まれるかどうかもありますが、冬山の場合、水のバロメーターです。燃料があれば水が作れるが、なければ雪を食べてもどんどん体力が奪われる。
山田淳 @atsushi58
例えばレスキューに向かう時、天候が荒れていて翌日に持ち越した方が良さそうな時に、ちょっとでもプッシュした方がいいのか、待っても上は食糧・燃料・幕営装備的に何とか持ちこたえられそうか、を判断しなきゃいけないわけで、それの情報は重要です。
山田淳 @atsushi58
あと、連絡先は下での緊急連絡先と、上での連絡手段。携帯はキャリアを書いておきましょう。あとアマ無線があるかどうか。このあたりが基本。計画書の様式埋めるのが面倒だと思っている人も上記のことだけは書いて出しましょう。「行程」「装備」「食糧・燃料」「連絡先・連絡手段」。
山田淳 @atsushi58
再度言いますが、計画書に書いてない行程には絶対に突っ込んじゃ駄目です。次回にしてください。あと、計画書は事前に書きましょうね。登山口にあるのはバックアップ程度に思った方がいいです。計画書は自分の計画を紙に落とすわけで落ち着いてやるべき。ネットで提出できるようになるといいんですけど
山田淳 @atsushi58
いじょ、山田淳の計画書講座でした。ご清聴ありがとうございました。(ペコリ

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