普天間基地移設問題　by 　bilderberg54氏

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

"岡本行夫氏らはすばやく沖縄で仕事をして去っていったらしい。ヤンバル（本島北部）の首長たちがどういう考えかは知らないが、比嘉鉄也氏をはじめとした名護市の「誘致派」の諸君は、すでにその仕事に呼応して動き出している。" http://bit.ly/b9Y33Y

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

"９月には名護市議会議員選挙だ。現職市長の野党多数になれば、市政はかなり混乱するだろう。「誘致派」の諸君は、市長リコールぐらい射程にいれているかもしれない。" http://bit.ly/atLqjn

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

"１９８８年には、第二次総合計画･基本構想が策定される。「逆格差論」は放棄され、大型公共事業と大規模リゾート構想が志向される市政になる。それらはことごとく失敗し、10年後には新基地建設を受入れる、全国唯一の自治体になる。" http://bit.ly/bui85d

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

"結果は失業率12％と県内１位で推移し、比較的大手の土木建設業者の倒産が相次ぐ状況である。明らかに公共政策の失敗である。１９８６年に「逆格差論」を破棄し大型開発公共事業を志向した市政の失策を、新基地建設に伴う振興策で糊塗しようとする無理" http://bit.ly/66WikD

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

"それに固執し続ける人々は、押し付けられた基地を受入れる犠牲者ではなく、基地建設を欲する「誘致派」と呼ぶべきである。これは政治的な保守革新のイデオロギーの問題ですらなくなっている。" http://bit.ly/66WikD

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

【必読資料！】なごなぐ雑記: 誘致派の誕生（３―３）【追記あり】 http://bit.ly/95rfep　名護市の「バブル開発の失敗」から「基地依存を決意」するまでの歴史をコンパクトにまとめてある。これをみて支える側の「本土人」は何を思うか。やはり地方分権が日本には必要か。

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

【閣僚分布】　対米関係に関わる鳩山内閣の閣僚には親中派やバランス派は居らず、すべて親米派。外務：岡田克也、防衛：北沢俊美、国土交通・沖縄・宇宙：前原誠司。この国交前原は最初はぞうきんがけと誤認したが、宇宙と沖縄・北海道を担当している時点でこれは「防衛施設庁ポスト」に相当と気づく。

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

【防衛施設庁】　日本型Compensation Politicsにおける最重要官庁。日本独立以前の４７年に米軍に便宜を図るために設立とカルダー本にはある。同庁出身者は米国ヘリテイジ財団など主催の日米安保シンポを主催。そこには前原、長島、久間なども出席している。前原国交大臣の意味。

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

【防衛施設庁つづき】　同庁の目的は米国の基地政治の円滑化を図ること。独立前に設置されていた点では東京地検特捜部と同等の性格を持つ。前原”防衛施設庁長官”がすでに島袋元名護市長ら辺野古誘致派に接触をしているとの報道があったが、まさに防衛施設庁の仕事を彼はやっている。

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

私は「日本よ自立せよ」と安易につぶやいたりはしない。それがきわめて難しく、カネと利権でがんじがらめになっていることをよく知っているからだ。分断されているのであって、賛成派と反対派に利害関係がある。それぞれには合理性がある。選挙によってその合理性のどちらに理があるか多数決で決める。

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

今述べた、賛成派と反対派というのは、基地問題におけるという意味ね。

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

【普天間戦略】　地元合意ではなく米国との合意をまず目指した鳩山首相の優先順位は、それが国外移設を前提にしないものである以上、反対派にとってきわめて不利なゲームである。つまり、米国は変数から除外されてしまうのであり、残った変数はカルダーのいう補償型基地政治のおなじみの構図（買収）。

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

そういった意味で私が先日鳩山首相に公開書簡という形で彼の戦略を批判したことは間違いではなかったと思う。「学べば学ぶほど、鳩山首相の戦略ミスが明らかになってきた」。

アルルの男・ヒロシ @bilderberg54

戦略の評価というのは感情で行うものではない。方程式の解にたどり着くまでにどれが一番合理的な解法かを考えるものだ。私は「県外、国外移設」という解を前提にした上で、鳩山首相の合理的選択を予測した。しかし、明らかに首相はゲームを途中で放棄したようにみえた。私の読みが甘いのかもしれぬが。