芭蕉さん、谷中七福神めぐりに行きましょうか。全国にある七福神巡礼の原点と言われ、250年の歴史を誇る東京最古の七福神巡礼で、徒歩で数時間かければ巡れます。
2012-01-03 10:30:01回りやすいルートで言うと、まず上野駅で降りて 不忍池弁天堂の弁天様→護国院の大黒様→長安寺の寿老人→日暮里駅近く天王寺の毘沙門天→修性院の布袋様→西日暮里駅近く青雲寺の恵比寿様→田端駅近く東覚寺の福禄寿って所だね。2時間もあれば巡れるかな?
2012-01-03 10:32:02途中には朝倉彫塑館、大名時計博物館、横山大観記念館、下町風俗資料館等の見所もありますので、江戸情緒を楽しみながら回る事が出来ますよ。巡礼ルートの地図は各寺院にもあるのでそれを頂いてください。
2012-01-03 10:35:02七福神の名前と絵が書かれた朱印用色紙(1000円)を各お寺で手に入れる事が出来るから、回るたびにスタンプラリーみたいに御朱印(各200円)を押してもらえるんだよね。この色紙を枕に敷いて初夢見るべきだったなあ。
2012-01-03 10:37:02そういえばさー恵比寿様とか布袋様ってすごく馴染みがあるけど、神様なのにお寺に奉られてるのもあるんだね?神仏習合ってやつ??
2012-01-03 11:00:02七福神信仰は渡来のものではなく、日本古来の土着的な信仰とインドや中国から伝来した仏教を折衷した、神仏習合の考えの下に誕生した日本独自の信仰で、その起源は室町時代にも遡るほど古いんですよ。
2012-01-03 11:02:02大黒天・毘沙門天・弁財天はヒンドゥー教、布袋尊は中国仏教、福禄寿と寿老人は道教、という風に実は多国籍なんですよ。従来の神仏は護国や豊穣を願う対象だったのに対して、七福神は個人の願いを託す身近な神様として庶民に親しまれて今日まで信仰が続いてきたんですね。
2012-01-03 11:07:01ワールドワイドな宝船だなあ。外国の神様も取り入れて日本の神様の一員にしちゃうっていうのは、なんだか大らかでいかにも日本らしいよ。言葉通じるのかな?
2012-01-03 11:10:02そこは神通力というものなんじゃないですか?なんせ八百万も神様が居ますからね。一神教に比べると、多神教は割と他の神に対しても大らかなんじゃないでしょうか。
2012-01-03 11:12:02