江下先生によるパラグラフ・ライティングのアドバイスまとめ

江下先生「3年ゼミは昨年中に予定したいた内容がすべて終わったので、今日は任意参加で小論文演習を行った。せっかくなので、試験形式(制限時間を設けて実施した、という意味)で実施したのだが、各自の癖というか苦手パターンを把握するために、やり方を少々工夫してみた。」
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ESHITA Masayuki @massa27
3年ゼミは昨年中に予定したいた内容がすべて終わったので、今日は任意参加で小論文演習を行った。せっかくなので、試験形式(制限時間を設けて実施した、という意味)で実施したのだが、各自の癖というか苦手パターンを把握するために、やり方を少々工夫してみた。
ESHITA Masayuki @massa27
課題を二つ用意し、まず課題1を、最初、制限時間5分で実施した。書く分量の目安は200字程度。課題に対する直接の答えをかならず書くこと、中途半端なところで終えることを絶対に避け、40字程度の一文のみでもいいから、かならず内容を完結させるように、と指示した。
ESHITA Masayuki @massa27
時間終了後に書いたものを回収。それからおなじ課題に対し、こんどは15分で書くよう指示した。論旨は直前に書いたものを踏まえて可。分量は今回も不問だが、目安は600字程度に。この15分のあいだに回収した小論文をざっくり採点し、あらかじめ決めていたチェックポイントを確認した。
ESHITA Masayuki @massa27
15分終了後に書いた者を回収。それからオレが小論文を採点するチェックポイントを説明し、その一部を学生の目の前で実施して見せた。で、最初の小論文の採点結果と問題点を説明し、冒頭の文を書くときの注意点、文体でありがちのミス(体言止め、です・ます調)、結論部分の弱さなどを指摘した。
ESHITA Masayuki @massa27
それから15分かけて書かれたものを一人ずつ採点しながら、各人の注意すべき点を個々に指摘した。全体を通じ、パラグラフ・ライティングが不十分であったので、次の課題2では、とくにこの点に注意して書くように指示し、こんどは最初から制限時間15分で実施した。で、終了後に回収・講評を。
ESHITA Masayuki @massa27
なぜこういう形の演習にしたかというと、簡潔で明快な文書を最短時間で書けるようにするため。そのためには、即答力、構成力、展開力が重要だと考えた。相手の要求に対し、ストレートに直接の回答を返す。即答力が必要だ。それからきちんと説明する。それには論理の構成と内容の展開が不可欠。
ESHITA Masayuki @massa27
5分という短い時間だと、最低限の内容を組み立てるしかない。ところがそれによって、即答力と構成力が浮き彫りになる。ここがキッチリできないと、どれほど言葉を重ねてもスッキリした展開にはならない。また、これがちゃんとできても、肉付けが適切にできないと軽快な展開にはならない。
ESHITA Masayuki @massa27
そんなわけで、この両方を連続的にやってみると、自分の弱点が浮き上がるはず。5分でやった内容がイマイチな者は、ついつい頭からがしがし書こうとしがちなはず。そうではなく、まずは箇条書きで全体の流れを決めてから書く練習をしたほうがいい。
ESHITA Masayuki @massa27
逆に5分ではうまく書けたのに15分ではグダグダになったという者は、論理構成はできているのに肉付けに弱点があるということ。そういう人は、いろいろと調べながらでもいいから、1200〜1500字の小論文を書く練習をしてみるといい。で、その分量を書く時間を短くできるようにすること。
ESHITA Masayuki @massa27
あと、パラグラフのバランスがよくないというパターンもある。たいがい第一パラグラフか第二パラグラフが長すぎるんだな。第一が長い人は、パラグラフ全体の役割分担を意識すること。第二が長い人は、おそらく具体例を詰め込みすぎているのだと思う。例は最小限でいい。
ESHITA Masayuki @massa27
大切なことは、一つのパラグラフには一つの役割があるということ。自分の意見を示す役割のパラグラフ、主張を論理的に解説するパラグラフ、問題点を指摘するパラグラフなど。これを意識すれば、論旨もクリアになるはず。
ESHITA Masayuki @massa27
まあ、とにかくいきなり頭からがしがし書き始めないことだな。ストレートな答えを真っ先に書くのはいいんだけど、その先は30秒でもいいから構成を考えること。箇条書きのメモでもいい。持ち時間が15分以上あれば、3分は最低でも構成を練り、パラグラフの役割を考えたほうがいい。
ESHITA Masayuki @massa27
あとはとにかく実際に書いてみる。それもなるべく言葉を選び、スッキリした文で。スポーツもそうだけど、雑な練習はかえって悪い癖をつけるよね。量を書くことは重要だが、雑に積み重ねても得られるものは少ない。
ESHITA Masayuki @massa27
こういう練習には、facebookが便利だと思うんだよな。毎日新聞とか日経BPなどで記事が紹介されてるじゃん? それを題材に、200字ほど自分で論評して共有してみるといい。1日二つでもやれば、一ヶ月で60ぐらい書くことになる。ネタも集まるから一石二鳥だよね。
ESHITA Masayuki @massa27
ちなみにおなじことを英語系メディアのニュースに対しておこなえば、英語の読解の練習にもなるよ。TOEIC対策よりもはるかに実践的なトレーニングになると思うけどね。英語圏メディアの伝える時事的な話題にも触れられるから一石三鳥だな。

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