西谷文和氏（@saveiraq）の橋下徹・元大阪府知事の「ＷＴＣビルへの府庁舎移転問題」で提訴に至った想い

西谷文和 @saveiraq

この裁判は注目されるだろう。橋下の強引な手法で、決まって行く「馬鹿げたWTC移転」の顛末が明らかになれば、なるほど、「あー、こんなヤツに大阪の未来を託したらあかん」と感じてくれる人が出ればいいと願っている。

西谷文和 @saveiraq

私は橋下徹という人物そのものには、ほとんど何の恐怖も感じない。怖いと思うのは、なぜ大阪府民がこの「しょーもない」人物を、あれほど支持したのか、ということだ。

西谷文和 @saveiraq

おそらく、橋下的なもの、が求められている時代になった。それは何故か？を考えなければいけない。 彼はよく「敵を作って、それを叩く劇場型」と言われる。でもその指摘は「一部正しいが、全部ではない」と思う。彼は「敵を作って叩いている内に、本当に、その敵を憎くなってしまう

西谷文和 @saveiraq

続き）　コントロールができない人なのだ。だから彼の行動に裏があるのでは？と思う人がいるが、彼は「素でやっている」のだと思う。例えば児童文学館。彼は児童文学館をつぶすために、全精力をそそいだ。周囲は「何であれほど、廃館にしたいのか？」といぶかしがった。 でも彼は「あの時点で

西谷文和 @saveiraq

児童文学館と、学芸員が憎かった」のだ。ただそれだけ。単純な話。しかし周囲は、そうは思わない。何か背景にあるのでは？と考える。しかしそうではない。だから恐ろしい。背後に何か意図があれば、それが透けて見えることがある。彼は「素」でそれが行える。 WTCでもそうだ。

西谷文和 @saveiraq

今日、弁護士から「何で彼はそんなにこだわって庁舎をWTCに移したかったのでしょうか？」と尋ねられた。わからない。ただ橋下のやっていることを総合的に判断すると、ただ、府議会議員の中で「WTCへの庁舎移転に反対するヤツら」に対して、「白か黒か」をつけたかった、のであろう。

西谷文和 @saveiraq

つまり、彼は「勝つか負けるか」で、勝負してきた。彼に抵抗する人々は全て敵、なのだ。児童文学館も、教育基本条例も、WTCも、話し合いには一切応じない。イヤなら選挙で勝負しましょう。勝てば民意でしょう？

西谷文和 @saveiraq

ところが、自分より強い人々（例えば石原）などにはコビを売る。スネ夫のように。石原に対しては絶対に「勝負しましょう」とは言わない。それは経験的に分かっている。おそらく関西財界とも決死の勝負はしない。ただ「囲われた安全範囲の中だけ」で勝負する。 メディアは、彼にとって、「安全な池」

西谷文和 @saveiraq

池の中で泳ぎながら、強さを誇示する。外洋では泳げない。そんなスネ夫が橋下であるが、有権者の視野も狭くて、「池の中でバタフライする橋下」に拍手を送る。彼は決して外洋には出れないのに。

西谷文和 @saveiraq

おそらく彼は今「怖くて仕方がない」のだと思う。次から次へと目立つことをしなければ飽きられてしまう。「飽きられるのが怖い」のだ、だから次々と敵を作る。今は大阪市役所の労組だ。おそらく大阪市役所の労組は根性なしなので、すぐに（すでに）撃沈する。撃沈したら、次の標的を探さないといけない

西谷文和 @saveiraq

市役所と労組を撃沈すれば、生活保護者かもしれない。生活保護者の次は…。おそらく標的にするタマがなくなる。その時に、彼は国政に出るか、タイミングが悪ければ、大阪市役所の何かを的にして、アドバルーンを揚げるだろう。つまり「自転車操業」。結局は彼自身の野望のために、周囲の関係者が疲弊

西谷文和 @saveiraq

問題は有権者の方にある、こんな彼の手法に、もっと早く気づかねばならない。もちろん既成政党には愛想が尽きているだろう、しかし彼のような人物に行政を任せれば、彼が去った後ぺんぺん草も生えないほどに共同体は破壊される。教育もそうだ。これを元に戻すだけで数年はかかる

西谷文和 @saveiraq

だからここで止めないといけない。裁判を始めたのもそのためだ。まだまだ彼の催眠術にかかっている人は多い。でも覚めてみれば、怨嗟の声がわき上がる。間違いなく、彼は大阪府民の生活を踏み台にして、国政に駆け上がろうとしている。ナチスも「一度ヒットラーにまかせてみてもいいのでは」

西谷文和 @saveiraq

最後に、有権者が「おまかせ主義」なのが一番の問題。アラブの春も、オキュパイ運動も外国では、自分が立ち上がる。日本では「誰かリーダーシップがある人」にまかせる。これが橋下をつけあがらせている。「この国を変えるのは俺だ」と。違う、一人ひとりの国民が変えなければならない。

西谷文和 @saveiraq

自民党から共産党まで「私にまかせて」「入れて」とお願いしてきた。違う。「お前が考えろ！」と突き放すべきだった。だから既成政党に魅力を感じない。労働組合もそう。自分たちだけ、非正規労働者を守ってこなかったツケが出てきて、そこを橋下につかれている。

西谷文和 @saveiraq

いよいよ明日、提訴します。現時点で原告が80名を越えました。「何名になりましたか？」「何時に提訴しますか？」などマスコミからの問い合わせあり。橋本市長の言い分をあれだけ長く報道するのだから、せめて「アンチの声」も少しは報道してもらわないとね。

西谷文和 @saveiraq

本日提訴です。この間の経過をまとめたので、ぜひ見てください。 http://t.co/wPNgxc3i

西谷文和 @saveiraq

私が「池の中でバタフライする橋下市長」とつぶやいたので、「池の中ってどこ？」「別に池の中でもエエやない」などの反応があった。確かに舌足らずな面があったので、追加でつぶやきたい。

西谷文和 @saveiraq

「外洋で勝負しろ」「池の中でエエかっこするな」と言ったのは、橋下市長が主張することは、コロコロ変わるし、それを追求しないメディア＝池に問題があると思ったからだ。外洋で間違えれば（溺れれば）死ぬ。しかし橋下市長は間違っても（溺れても）池なので、足が届く。それは卑怯だと思うのだ。

西谷文和 @saveiraq

例えば、彼が知事になった当初、私学助成金をカットすると言い出した。その時高校生が涙を流しながら抗議した。「うちは母子家庭なので、助成金をカットされたら高校に行けません」。その時彼は、そんなことで文句を言うなら、日本から出ていけば、とか、あなたが政治家になって変えなさい、と言った。

西谷文和 @saveiraq

その後、政権が交代し、民主党政権の下、子ども手当、教育費助成などが政策の中心になった。橋下前知事は、くるりと１８０度姿を変えて、私学の無償化を言い出した。「高校生の涙に真実があった」のであるが、彼は今「僕が私学の高校を無償化にした」と威張っている。 外洋　（続く）

西谷文和 @saveiraq

外洋、つまりメディアがまともなら、「あんた、言うてること違うやん！」と経過を追求して、お茶の間のみなさんにも分かるように報道する。しかし、今のメディは池なのだ。橋下市長を「溺れさせない」のである。間違ったら、その時点で一度足をつかせて（生きながらえて）、泳ぎなおせるのである。

西谷文和 @saveiraq

でもこれは不公平である。WTCビルで、彼は明らかに間違えた。こんなビル、タダでも買うべきではなかった。彼は「間違って、いちいち謝っていたら政治家なんてできない」と開き直った。中東や欧州ではここで彼は「溺れてアウト」ではないか。少なくともメディアは追求する。９６億円の無駄遣いに。

西谷文和 @saveiraq

でもメディアはスルーする。有権者も怒らない。ちょっとちょっと、「２重行政の無駄を省く」とうそぶく本人が２重庁舎にしたんだよ、大阪府は破産会社と言ってた本人が、引っ越しだけで11億３千万も使ったんだよ。でもメディは追求しない

西谷文和 @saveiraq

今、彼は「メデイアという、何度失敗しても許してくれる池」の中で、パフォーマンスしている。テレビ対談でも圧倒的に彼のしゃべっている時間が長い。画面の下にしゃべっているタイムを入れろ！と言いたくなるほど。そして話す中身はメチャクチャ。