ヨウ素131の移流、1949年 ヨウ素131散布実験のメモ、原爆・福島・チェルノブイリ原発事故の放出量比較

Kentaroさん、早川先生とのTwをまとめたメモです。後半に昨年の10月にさとさんがまとめたチェルノブイリ・福島原発事故の放射性同位元素の放出量表のURLや、風力から計算したヨウ素131の移流速度(コメント欄)、などを補足しました。風速が秒速8m(疾風)のとき、1時間当たり10キロメートルをヨウ素131が移流する試算になります。
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森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@kentarotakahash クリントン大統領に提出された調査報告書にも記載されていますが、1949年にアメリカが行った散布実験ではヨウ素131は、350キロまで飛ぶことが確認されています。http://t.co/Xb4j2vN2 (8分40秒から地図による解説あり)

2012-01-14 12:12:28
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kentarotakahashi @kentarotakahash

350キロどころか、チェルノブイリから日本まで到達していますし。@Todaidon @kentarotakahash クリントン大統領に提出された調査報告書にも記載されていますが、1949年にアメリカが行った散布実験ではヨウ素131は、350キロまで飛ぶことが確認されています

2012-01-14 12:19:45
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@kentarotakahash 御意。ただ米国の実験からわかったことは、ヨウ素131が散布されれば少なくとも350キロ圏近くまで避難や屋内退避を含めた対応が必要ということだと思います。

2012-01-14 12:27:27
kentarotakahashi @kentarotakahash

ヨウ素131は原発事故では一度、揮発しますので、エアロゾル中の粒径が小さくなる。それゆえ、他の核種に比べても(希ガスは除く)、飛びやすいと考えて良いようです。 http://t.co/KS2UZKjS @Todaidon

2012-01-14 12:24:38
早川由紀夫 @HayakawaYukio

エアロゾルになったら、粒径かんけいないです

2012-01-14 12:28:20
kentarotakahashi @kentarotakahash

@HayakawaYukio ああ、広い地域にフォールアウトするのか、ただ大気中に拡散するのか、分からないですね。

2012-01-14 12:31:02
早川由紀夫 @HayakawaYukio

0.05ミリの粒子の終端速度は、大気の上下方向の乱れの速度とほぼ同じ

2012-01-14 12:31:15
kentarotakahashi @kentarotakahash

だから、飛びやすいではなくて、遠い土地でもフォールアウトしやすい、かな。汚染拡散しやすい、でもいいか。

2012-01-14 12:42:53
早川由紀夫 @HayakawaYukio

この拡散がさす意味が不明ですが、不適切な言明です。専門家より。RT @kentarotakahash: 風が弱ければあまり拡散しないのは、重い重くないにかかわらず本当だろうが、重いので→風が弱ければあまり拡散しない、は本当ですか?

2012-01-14 12:25:29
早川由紀夫 @HayakawaYukio

拡散を乱流拡散・分子拡散ととらえるなら、それは無視してよい。風による移流が汚染拡大のほとんどを支配する。

2012-01-14 12:27:12
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@kentarotakahash ありがとうございます。勉強になります。手元にあるクリントン大統領への米国放射線実験報告書をみると、1949年のGreenRun実験のヨウ素131の量は8000キュリー=約300兆ベクレル福島原発から1か月に放出された約30分の1と考えられます

2012-01-14 12:54:23
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

補遺 10月30日に、@not_too_late(さとさん)と@itoshunya さんとで議論したときにさとさんが計算・作成した福島事故とチェルノブイリ事故の比較表 http://t.co/qHuwGrLL さとさんTHX^^ http://t.co/JdLjmASY

2012-01-14 13:32:21