原発事故が招く健康被害の問題に関する@ayamminさんの考察

もりたま/ayammin @ayammin

原発事故に関して、書こうかやめようか、ずっと悩んでたことをちょっと連投します。 批判は承知ですが、できれば真意をくみ取っていただければ。

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1）先天性の障害者は、環境にかかわらず一定の割合で生まれてくる。一方、環境などが原因の場合「も」ある。 そして今後、福島で生まれる先天性の障害をもって生まれてくる子供にも同様に、放射能の影響がある場合と、放射能とは無関係な場合があるだろう。ここで大きくて複雑な問題が発生する。

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2）ひとつ。先天性障害者に対して原賠法に基づく、または東電独自の保障がされるとしたら、その判断基準はどうするのか。 先天性障害の原因が放射能によるものかそうでないかを、客観的証拠に基づいて判断することがそもそも可能なのか。

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3）ひとつ。原因が原発だろうとそうでなかろうと、障害を持つ困難さには変わりがない。にもかかわらず、同じ地域で暮らす、同じ障害をもつ人で、原発事故関連の保障を受けられる人と受けられない人がいれば、同障者の中での不公平感が生じるのではないか。

もりたま/ayammin @ayammin

4）ひとつ。先天性障害を持つ当人や親は、障害を当人にとっては当たり前のことと捉えて生きている人も多い。 しかし、そこで「東電のせいだ」「障害者にならなくて済んだはずなのに」という怒りの気持ちが先行し、障害を過度に「不幸」として捉えてしまうと、障害受容に困難をきたす可能性がある。

もりたま/ayammin @ayammin

5）批判を承知で書くと、薬害の裁判なんかでも、なる必要のない病気になった怒りや、その責任を追及するのは当然のことだと思う。でも「国のせいで人生台無し、生きる希望を奪われた」ってのはどうかなって。誰のせいでもなく病気や障害をもって、それでも人生有意義に生きてる人はたくさんいます。

もりたま/ayammin @ayammin

6）これから先、何もないに越したことはないけれど、おそらくは原発事故による健康被害も出てくるだろうと思う。その際に、もちろん責任追及はされてしかるべきだと思うけれど、その人たちや周囲が、誰かへの怒りの気持ちだけで、誰のものでもない自分の人生を無駄にしないことを願いたいのです。

もりたま/ayammin @ayammin

7）私は中途障害者ですが、誰のせいでもないので、聞こえなくなったことで誰かを責めようにも責める相手がいません。 でももしこれが、事故に遭って聞こえなくなったんだとしたら、私はその相手のことを恨むあまり、「聞こえない」ということを受け入れることができなかったかもしれないなぁと。

もりたま/ayammin @ayammin

8）それってすごい苦しいことだと思う。自分では受け入れても、周囲がそれを許してくれないかもしれない。怒りの気持ちで自分の人生を生きていくのはしんどすぎると思うのです。 これから先、震災後の日本に暮らす私たちが向き合っていかなければならない、ひとつの課題ではないかと思います。

もりたま/ayammin @ayammin

連投以上です。