2012年1月15日 FUKUSHIMA PROJECT シンポジウム『FUKUSHIMAレポート - 原発事故の本質』実況まとめ。

2012年1月15日に早稲田大学で行われましたFUKUSHIMA PROJECT シンポジウム『FUKUSHIMAレポート 原発事故の本質』の実況ツイートです。実況 @kw36_wav のツイートで途中からの構成ですがご了承下さい。 詳細は:http://f-pj.org/symposium.html を参照して下さい。 尚、後日に動画配信を予定しているとのことです。 続きを読む
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KNB @kw36_wav

ただ今より早大で行われるFUKUSHIMA PROJECT『FUKUSHIMA レポート 原発事故の本質』の実況を行います。ハッシュタグは #FP_0115 を利用します。

2012-01-15 13:27:35
KNB @kw36_wav

#FP_0115 現在同志社大学教授、FUKUSHIMAプロジェクトの山口栄一氏の講演です。

2012-01-15 13:28:06
KNB @kw36_wav

#FP_0115 同大山口「原子炉への海水注入の意図的な拒否、また保安院の命令による策定マニュアルでは『なるべく粘れ』とありぎりぎりに海水注入とされ、現在でも適用されている。これからも同じ事故が起きうるということ」

2012-01-15 13:28:58
KNB @kw36_wav

#FP_0115 同大山口「従ってこの事故は技術自体のせいよりも、直接的な原因は東電の技術経営の間違いにある。また保安院を含めた安全委までの原子力村、いわば経営システムがどうもおかしいということ。先のようなマニュアルの存在にもある」

2012-01-15 13:29:45
KNB @kw36_wav

#FP_0115 同大山口「ECCSの停止というような事態ではなるべく早い海水注入となるべきだが、現状でもそうなっていない」

2012-01-15 13:30:15
KNB @kw36_wav

#FP_0115 同大山口「今明らかかになっているのは、津波後の非常用電源の破損でのECCS、最後の砦のISコンデンサ、隔離時冷却系は、無電源のもとで直流電源で123号で起動したのでその制御可能な青大にベントをしていれば、3号はSRVだけで暴走は起きなかった」

2012-01-15 13:31:38
KNB @kw36_wav

#FP_0115 同大山口「また放射性物質も出てこない。ベントというのは制御可能な地点で、メルトしてない段階では水素と酸素のわずかな放射性が出てくるが、制御不可能後のベントでは溶融済みで様々な放射性物質を撒き散らす結果になる」

2012-01-15 13:32:31
KNB @kw36_wav

#FP_0115 同大山口「つまり12日夜までに、13日4時までに海水注入が行われていたが、放射線被害の3分の2までは防げたと考えラル。1号の分だけで済んでいたが東電は海水注入を拒み続けた。3号2号は余裕を持ってベント海水注入が出来たはず」

2012-01-15 13:33:37
KNB @kw36_wav

#FP_0115 同大山口「拒んでいた理由には彼らのマニュアルにある『粘れ』という方針の影響かもしれない。しかし1号の緊急時以降は23号の海水注入と決定ができたハズ。ただ物理限界を超えるという技術経営の限界を把握してなかったのが結果的に現在に至った」

2012-01-15 13:34:35
KNB @kw36_wav

#FP_0115 同大山口「なので本事故では23号では暴走する事が十分予見できた。これらを考えると東電経営者の刑事責任が存在するとも言える」

2012-01-15 13:35:11
KNB @kw36_wav

#FP_0115 同大山口「明らかにするべき問題、隔離時冷却系の停止後の海水注入のプロセスの容認の理由、独占企業が故のイノベーションの喪失する形態をどのように他の制度に設計するべきか。それができない限り、日本が原発を扱うのは罪深い」

2012-01-15 13:36:16
KNB @kw36_wav

#FP_0115 同大山口「市民レベルで様々な議論をしないといけない。今後東電は何らかのリストラを迫られる、4分割が望ましいと。また損害賠償会社は技術経営の失敗をつけまわさず最期まで見る制度設計が必要になる、国民議論が必要となる」

2012-01-15 13:37:17
KNB @kw36_wav

#FP_0115 同大山口「最後に、大学の責務、つまり理科系文化系と分けている時代は終わった。縦横無尽に課題を、知を越境して解決する能力がもとめられている。そのために社会技術と社会の共鳴、そのような学問の構築を考えないといけない」

2012-01-15 13:38:16
KNB @kw36_wav

#FP_0115  続いてはチェルノブイリ事故調査、英国代表委員のデビット・コープ氏です。

2012-01-15 13:39:10
KNB @kw36_wav

#FP_0115 英事故調デビット・コープ「英国での職場は科学技術局です。今回の福島プロジェクトの皆様には感謝したい。本当に素晴らしい展開、独立した検討を行う、その仕方についても新たしい物がある」

2012-01-15 13:41:20
KNB @kw36_wav

#FP_0115 英事故調デビット・コープ「必ず申し上げるべき重要な点。まずこれはあくまでも私の私見で公式見解ではない。また私は原子力業界ではない学者で資金などの提供はございません」

2012-01-15 13:42:39
KNB @kw36_wav

#FP_0115 英事故調デビット・コープ「アルビン・ワインバーグ氏が原子力への関心を持った契機。当初は気候変動などの話に関心を持っていた」

2012-01-15 13:44:28
KNB @kw36_wav

#FP_0115 英事故調デビット・コープ「タイトルの5000reactors、その意味はつまり現在世界の500基の原子炉の10倍、その時には唯一でないとしても重要な発電源になって、世界の一つのイメージとして捉えられている世界という意味」

2012-01-15 13:46:13
KNB @kw36_wav

#FP_0115 英事故調デビット・コープ「私自身の原子力の関わり、英国政府での公式調査を行った、チェルノブイリ事故の独立調査のメンバー、そこでは原子力の世界的背景に眼を向けるようになった。国際的な関係や食物との関連などに取り組むようになった」

2012-01-15 13:47:44
KNB @kw36_wav

#FP_0115 英事故調デビット・コープ「議会での検討、例えば下院の要請での『原子力発電へのテロ攻撃リスク(要約)』という書類、ひとつの参考となる情報源になった。」

2012-01-15 13:49:06
KNB @kw36_wav

#FP_0115 英事故調デビット・コープ「報告書などはwebにも掲載、例えば様々な発電手法とco2削減への貢献について、原子力についてもco2が少ないものという関連が記述されている」

2012-01-15 13:50:45
KNB @kw36_wav

#FP_0115 英事故調デビット・コープ「また11年前ながら、科学について日本の将来についても報告もまとめている。」

2012-01-15 13:51:28
KNB @kw36_wav

#FP_0115 英事故調デビット・コープ「今回の福島プロジェクトの報告にも掲載している。今日の話しも基本的にはどうにか将来を予測できないかというモノ。要するにヤヌス神のようなものだと。過去と未来の狭間に我々は立っている。福島の結果も同様に展望することになると」

2012-01-15 13:53:37
KNB @kw36_wav

#FP_0115 英事故調デビット・コープ「地震と津波の発生、直後の3日間、そして10倍の30日での欧州の対応を考えている。さらに300日の今日のあたり。そのような形で更にこの状況を元に福島の意味を、原子力開発での意味合いについて検討をしたい」

2012-01-15 13:56:38
KNB @kw36_wav

#FP_0115 英事故調デビット・コープ「そしてこの先3千日、1万5千日、この時になって福島の全貌が明らかになってくるのではないかと」

2012-01-15 13:57:07
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