「筋肉なき者は根源的弱者である」は真か?
「武侠的なもの」「漢のアツさ」を真に理解できるのは「筋肉」「根性」を要求される「男性」だけなのではないか?
(相手がワザマエで勝るならば肉を捨て骨となれ。骨のオヌシには何が残る?問うべし。そしてチョップし、チョップせよ)「イヤーッ!」「グワーッ!?」三撃目のチョップがサラマンダーの肩、全く同じ場所に叩き込まれる!サラマンダーはガードを「イヤーッ!」ハヤイ!四撃目!「グワーッ!」 24
2012-01-12 16:24:38サラマンダーは腕を「イヤーッ!」「グワーッ!?」ハヤイ!五撃目!サラマンダーは側「イヤーッ!」「グワーッ!?」ハヤイ!六撃目!「これは……これは」「イヤーッ!」ハヤイ!七撃目!「グワーッ!」サラマンダーは捨「イヤーッ!」ハヤイ!八撃目!「グワーッ!」 25
2012-01-12 16:30:33(何も……できぬ!)サラマンダーの時間感覚が研ぎ澄まされた。彼のニューロンに刻み込まれたワザマエのライブラリーが高速で検索され、この窮地を抜け出す手段を狂おしく探し求める。だが!チョップが!ハヤイ!「イヤーッ!」「グワーッ!」ただのチョップ!基本の中の基本のカラテが! 26
2012-01-12 16:33:58「イヤーッ!」ハヤイ!「グワーッ!」チョップにチョップを重ねるニンジャスレイヤーは今やチョップという概念存在そのものであり、ただ一筋のチャドーの炎の軌跡であった!ニンジャスレイヤーはチョップであり、チョップがニンジャスレイヤーだ!「イヤーッ!」ハヤイ!「グワーッ!」27
2012-01-12 16:42:41「イヤーッ!」ハヤイ!「グワーッ!」「イヤーッ!」ハヤイ!「グワーッ!」「イヤーッ!」ハヤイ!「グワーッ!」「イヤーッ!」ハヤイ!「グワーッ!」「イヤーッ!」ハヤイ!「グワーッ!」「イヤーッ!」ハヤイ!「グワーッ!」「イヤーッ!」ハヤイ!「グワーッ!」 28
2012-01-12 16:44:34「イヤーッ!」ハヤイ!「グワァァーッ!」サラマンダーが膝をついた!その肩は鎖骨が割れ、斜めに裂けて、縦の傷が胸まで達せんばかりであった。サラマンダーは死力を振り絞り、見上げた。赤黒く燃える右手を天高くかざすニンジャスレイヤーがサラマンダーを見下ろし、仁王立ちしていた。 30
2012-01-12 16:54:27今やチョップの嵐は去り、そこにいるのは最後の一撃を打ち下ろす鉄槌と化したニンジャスレイヤーであった。そして、敗れたサラマンダー。この瞬間、二者は無言の会話をかわした。かつてドラゴン・ゲンドーソーから教えを受けた二人の戦闘者は。 31
2012-01-12 16:59:19(……サラバ。ニンジャスレイヤー=サン)サラマンダーは最後の力で、迎え入れるように、両手を広げた。「……イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは灼熱の一撃を打ち下ろした。カイシャク!サラマンダーは爆発四散した。 32
2012-01-12 17:03:38@bellwo いや何か凄い乱暴な話するとネタにネタで「(゜”д゜)ハァ!!?今そゆ話してんじゃねーぞゴルァ!!」って反論したかったんだけどこのツッコミはタイミングが命だしもう話流れちゃったからいいかなー的な
2012-01-15 02:59:01「漢のアツさ的な話は男にしかわからん話だよなー」という言説は「少女マンガ読んだときのトキメキとかは女にしかわからないよー」という言説と同レベルのもんだとおもっとるでな
2012-01-15 03:06:43@bellwo そりゃ「話自体に内面化されたジェンダーロールに反感を抱くか」という点であって”アツさ”を理解するのとは全く別の話なんじゃ
2012-01-15 03:07:23「男のアツい戦い」が女性には理解できない世界のもんであるならそもそも少年and青年漫画が女性間で(ある一定の意味を持って)市民権を得ることはないのではないかね?という……まあ極論だけど
2012-01-15 03:09:33私は「その作品の示したいアツさ・生き様」に共感を示すことと「その作品が内面化して含んでいるジェンダーロール的な規範」に違和感を覚えることは全く別問題だと思ってるので 特に青年漫画とかに関してはね
2012-01-15 03:10:59@alflyla 物語を理解するには訓練が必要なのは認めてもらえると思うが、少年/少女マンガという区分があることから考えて、ああいう「武侠的なもの」を摂取する訓練を女性が受けている蓋然性は低いのではないか、という話。ジェンダーロールに同意するとかしないとかではない。
2012-01-15 03:11:29