system論 豪華2本立て!!
- system_decoder
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まず「ボドゲとTRPGの違いについて ~systemを例に挙げて~
ボドゲとTRPGの似てるとこ
オレが思うに、ボードゲームとTRPGの違いは“GMが”“PCの目的を操作できる”ことにあると思うんだって、とっくに終わった話を蒸し返してみる。
2012-01-09 23:10:55TRPGのもとになったウォーゲームにおいては、基本的に戦闘で勝つことがPLの勝利条件だった 初期の(ウォーゲームの影響を抜け切れていない)D&Dではダンジョンから大量の金貨を持ち出すことだった。しかし現状、TRPGの勝利条件は多岐にわたり、宗教論争が起きるほどに
2012-01-09 23:14:47その理由はなぜか? まあ、デザイナーとGMのイマジネーションが膨らんで、さまざまなハウスルールやら特殊な勝利条件のシナリオが作られて、それが公式化していったからなんだよね。 TRPGがバズワードになるのも当然、「追加できること」がTRPGの本質だからだ
2012-01-09 23:17:26デザイナーが用意したシステムという土台の上で、あるいは時に突き崩して、GMが毎回新しいゲームを生み出してPLに提供する。それがTRPGの概要だとオレなんかは思っているわけだ
2012-01-09 23:21:38人狼でどんだけRPしても、勝利条件は「村人が全滅する前に人狼を狩る」の一点につきる。村長役がその条件を覆すことはできない。けれど、同じシチュエーションをTRPGでした場合、勝利条件はGMが決められる。人狼を見つけてもいい、逃げ出してもいい、人狼を説得してもいい……暴論だけどね
2012-01-09 23:24:38ただ、GMをやったことがある人は分かるけど、毎回毎回まったく新しいゲームを作る事なんざ不可能なんだ。ネタは切れる、思いついても絶対につまらないセッションになりそうだ。そんなとき、伝統的なハッスラがどれほど心強いものか。それで多用される。それが全てではないことを念頭に入れて
2012-01-09 23:28:02@NEMO_Karly ですねー それで新しいネタがないものかとゲテモノなシステムに手を出して…… はははは(乾いた笑い)
2012-01-09 23:49:13……時々、勘違いする人がいるみたいだけどね。「ハッスラ以外はTRPGとは認めない」「ハッスラが許されるのは第二世代までだよね!」などと両極端なことを言い出す人は、現実が見えていないかわいそうな方なのでスルー奨励といたしましょう
2012-01-09 23:30:30逆に言えば、もとはボドゲでも勝利条件をGM(つまりデザイナーではなく特殊なPLの一人が)が変更できればTRPGになる メックがそれだ
2012-01-09 23:39:33さて、ここで我らがsystemだが、この視点からするとまさしくTRPG以外の何物でもないことに気がつく。なぜなら、systemとは「ハウスルールを追加していき、新しい勝利条件を生やしていく」行為そのものをゲームにしようとしているからだ……オレの目にはうまくいってないように見えるが
2012-01-09 23:47:37@system_decoder 原典としてはウォーゲーム、起源としては追加すること。その追加要素(のひとつ)を抽出したものをTRPG本質と見立てて作り出したのがこちらになります。
2012-01-09 23:30:05RPの余地のあるゲームならRPGになりうるとさえ思っているけど、実際には大抵の人間にはそうおもわれない。 では、どこをどうすればRPGと思われるか。これはニーズだった。
2012-01-09 23:35:28@Favi_ty 人狼はRPとものすごく親和性があるゲームなんですが、RPGじゃないんですよね。一般的には。 RPがゲームに組み込まれればRPGかというと、よのなかのRPGそれほどそういうふうにはなっていない。
2012-01-09 23:43:41物を作り出して提供すれば、設計者はユーザーを支配できる。取っ手が付いたカップを作れば、大抵の人間が取っ手を握って使うし、それがマナーと言い張られるようになれば常識になる。 では、設計者は完全な支配者になりうるか。そうではなく、まずユーザーに選ばれるものをつくらなくてはならない。
2012-01-09 23:38:24@Favi_ty それだ!とすると、じゃあRPはどこへ・・・ってなりそうですね。 たとえば大富豪なんかはローカルルールで色んなルールが追加されたりしますけどRPGじゃないし。極論ですけどね。
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