伊東乾氏が日本語の大切さを語る

東大教員の伊東乾氏が、日本語という「言葉の壁」が貴重なものだと指摘。
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Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

例えば3.11事故のあと行き掛かりで関連のツイートを始めましたが物理学常識と炉の基本的な運転あるいは廃棄物の物性などを普通に書いてある教科書が日本語には一つもありませんでした。理化学研究所の先輩に教えて貰った基礎文献はすべて欧文、期せずして日本語での原子力教育が何か再確認する事に

2012-01-20 06:35:00
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

@realwavebaba 例えば3.11事故のあと行き掛かりで関連のツイートを始めてしまいましたが、物理学常識と炉の基本的な運転、あるいは廃棄物の物性などを普通に書いてある教科書が日本語には一つもありませんでした。理化学研究所の先輩に教えて貰った基礎文献はすべて欧文(英語)のみ

2012-01-20 06:33:22
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

@iyokei0915 学歴は本当によしあし両面と思います。何にしろ「言葉の影響力」は社会の側の特徴で、その人自身ではない、というのがポイントになるとおもいます・・・

2012-01-20 06:31:00
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

僕は高等学術に関して日本が国際的にトップの仕事が出来ているもの多くが、戦前とか旧制の遺産でどうにかしている、という実感を、大学内の生活でしばしば抱いています。そういう「DNA」を持った人が例外的に創造的な仕事をする、というケースを少なからず見るということで、浅い改革には慎重です。

2012-01-20 06:29:46
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

「日本にノーベル賞が来る理由」(朝日新書)を日経に連載したとき細かに記しましたが日本の高等学術機関が日本語で世界最先端のオリジナルな仕事が出来ることは本当に大切、貴重な事。この本のせいである時期毎年の様に韓国に呼ばれ、どうしたら韓国の大学がノーベル賞を取れるか話をさせられましたが

2012-01-20 06:25:57
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

必ずしも大学が、大学や入試あるいは学歴の持つ社会的意味の全体を把握、理解して制度改革などしているわけではない、そう、大学内での仕事の経験を踏まえ現実問題として思うのです。入試一つだけ取り出してどうこうという以上に、日本の高等学術機関をどう良くしてゆくか、そういう議論が本来は必要で

2012-01-20 06:20:52
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

大学入試というのは日本の特殊な風土の中で極めて重要な社会的位置を占めてしまっています、よね?学歴社会という言葉はあまり良い意味で使われませんが、実際に教育の履歴は社会で一定以上の意味を持っている。同時に大学内では年中行事としてルーチンになっているのも一面の事実で、必ずしも大学が

2012-01-20 06:18:54
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

@noricorino どういう考えによるか背景はわかりませんが役所担当の意向があって制度が変わる事は間違いなく、それが常に正しいとは全く限らないのは例えば「ゆとり教育」関連での混乱一つをとっても明らかと思います。改革改善を言うならビジョンと具体施策の双方が明示されるべきでしょう

2012-01-20 06:16:20
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

同時に30代半ばから40頃にかけて学術外交官として仕事した中では日本の大学は「三つの閉鎖性」国際評価が定まってしまっています。それはヒトとコトバとリソースの閉鎖性。ヒトは例えば人事、日本の大学教授は圧倒的多数が日本人男性に独占され、優秀な院卒生でも職位が保障されない等のクレーム。

2012-01-20 06:13:17
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

私は現行の日本語筆記式による丁寧な二次試験とその採点のシステムを大事に考えるべきだと思っています。外国語による入試の付加などは大いにあってよいと思いますが、今ある水準を危うくするような改革は望ましいと思いません。少子高齢化・教育サービス産業化で只でさえ水準が怪しい日本の教育です。

2012-01-20 06:08:42
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

ちょうど先週、大学受験の共通一次テストが終わった所ですが入試を秋に移行するという話、例えば一次をどうするかなど全く見えてきませんでした。1次の目的は、嫌な表現ですが「足切り」にあり、全問筆記式の懇切な試験を丁寧に採点する上でキャパに限界があるので受験者数を絞る事にあります。ここで

2012-01-20 06:04:42
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

一方いま日本国内例えば学生が東大教養程度の語学力の所で全て英語の授業等にしても、伝えられる内容が著しく低下し話にならない実情があります。私は7年間「情報処理」という科目の中で日英二ヶ国語+αを用いる課題を必修で出し鬼教官と嫌われましたが、過不足なくどの程度の実力かは把握しています

2012-01-20 05:51:35
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

昨晩打った一連の一部を見て誤解された方もあるようですが、例えば国史の大津透さんは日韓中国の古代の言葉を駆使して古代律令制度の研究を牽引しておられますが、ジュネーヴ大学での東アジア古代史の講義はその内容を西欧語で展開されます。必要な所で必要な言葉を使う。当然の事と思います。

2012-01-20 05:48:46
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

私は日本人が日本語という「言葉の壁」を持っていることの貴重さ大切さを強く思います。イスラエルは20世紀半ばになって古代のヘブライ語を復活させてアイデンティティの城壁としました。非関税障壁として言語より強いものはないし母方の家に古今伝授があり日本語の奥行き深い彫琢を誇りにも思います

2012-01-20 05:46:15
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

国際的な大学連合的な会合類で各国さまざまな大学の思惑、日本の大学に期待するものと実際の日本の大学とのギャップ等かなり突っ込んだ話を彼方此方でし、当時の小宮山副学長に継続的にリポートしていた時期があります。入学時期の問題はそういう所で一番に出てくる話題の一つで様々な広がりがあります

2012-01-20 05:43:30
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

大学が国際化を本気で言うのなら、どういう言語をどう使い、また大学を出てからどう国際的にOBOGが活躍できるか、といった様々な面からモノを考える必要がある筈です。2000年から2007年頃まで僕は東京大学の渉外担当的な所で国際会議に代表として送られる事が少なくなかったのですが、

2012-01-20 05:40:46
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

言語について一言。言葉もまた人間の道具で取捨選択、適否があります。私は日本人で日本語で考え日本語の著書が多く日本語を愛して日本語に作曲します。と同時に日本語が通じない所ではそれ以外の言葉で仕事をします。世界に発信したいなら日本語だけでは理解できる人が著しく限られます。問題はここで

2012-01-20 05:38:39
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

@hatsuyuki0713 日本語は国際共用語ではない、あるいはドイツ語もそう、フランス語やスペイン語、英語は国際共用語、というのは、国連の指定言語になっているいない、という以上に、実際に各地で仕事すれば痛感させられる所です。

2012-01-20 05:36:07

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