8,000 Bq/kg以下の廃棄物の処分

国立環境研究所で廃棄物(最終処分技術)の研究をしている @microcystis さんが放射性廃棄物の埋立について連続ツイート。貴重なご意見をまとめました。
環境 汚泥 環境省 セシウム 焼却灰 放射性物質 廃棄物 埋立
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, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
@y_morigucci 環境省が酷い要請をしているようです。再三、8,000 Ba/kg以下という基準では普通の埋立は無理です。もう彼らが何を考えてるか分かりません。Reading:NHKニュース 基準以下の廃棄物 処分を要請 http://t.co/A229L8J2
森口祐一 @y_morigucci
大きな船は舵を切るつもりがないようですね。IAEAも認めている、という理由を持ち出すことが逆効果である可能性に気付いていないとすれば、我々の進言の意味も理解されにくいですね。@microcystis :環境省が酷い要請をしているようです。
森口祐一 @y_morigucci
本格的にカミングアウトされますか。でもTwより現場を優先して下さいね。@microcystis
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
@y_morigucci はい、承知しています。しかし、さすがにここは黙っていられません。こういう事態を防ぐためにこれまでやってきましたので。メンションでは失礼なので、これから私のアカウントでなぜだめかをツィートします。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
私は国立環境研究所というところで廃棄物の研究をしている者です。専門は埋立処分術です。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
まず、前後して、環境省からの実際の通知文を入手しました。そこにはよく読まないとわかりにくいですが、8,000 Bq/kg以下の廃棄物の処分については放射能汚染対処特別措置法の特定一般廃棄物・特定産業廃棄物の上乗せ基準に従うように書いてありました。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
その基準に従えば最低限のことは確保されますが、それはこれまで行ってきた「普通の」埋め立てかたではありません。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
「普通ではない」というメッセージをきちんと伝えなければと思い、これまでの経緯をこれから示します。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
もの凄い勢いでフォローされていますが(びっくり)、いろいろバタバタしており、少々、とぎれとぎれのツィートになりますことはお許しください。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
また、通知文を見ると環境省に最低限のアリバイはあるようで、不十分な報道にキレてしまった心を落ち着かせる時間も少しください。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
(やっぱり、見返してみると誤字脱字が多いなぁ、深呼吸)
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
ちょっと離れるので、予習として、特定一般廃棄物・特定産業廃棄物(8,000 Bq/kg)の埋め立てかたが書いてあるガイドラインは http://t.co/B8u4Hur5 にあります。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
8,000 Bq/kg以下です。すみません。(ボタンを押す前に深呼吸!)
森口祐一 @y_morigucci
このあたりについては、私と親しい@microcystisさんがさきほどから説明をはじめています。小休止中ですが、よろしければフォローしてお読み下さい。@ishikawakz :なんか量が多いからやっつけでスキーム作ったっぽいです。 @kinoryuichi
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
すこし戻ります。放射性物質を処分する基本は遮蔽(放射線を外に漏らさないこと)と隔離(放射性物質を外に漏らさないこと)です。それから埋め立てをする作業員の防護(重大な被ばくをしないようにすること)も大事です。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
遮蔽については、元々埋立地ではごみの飛散や臭いや害虫の発生を防ぐために、ごみを埋めた後を土などで覆います(覆土)。この、覆土の厚さを放射線量に応じて厚くすることで、遮蔽の効果を持たせることができます。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
作業員の防護については8,000 Bq/kg以下であれば作業員の被ばくは年間1mSvを下回るとなっています。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
なお、技術の具体的目標は埋立地からの排水(浸出水)の放射性セシウム濃度を放流水の線量限度(セシウム134だけだと60Bq/L、セシウム137だけだと90Bq/L、それぞれ半々ずつあると、合わせて75Bq/L)以下にすることです。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
この放流水の基準は、70年間「直接」飲み続けて年間の被ばく線量が1mSv以下となることのようです。再び、ちょっと離れます。もったいつけているようですみません。
森口祐一 @y_morigucci
「放流水」の基準としていますが、この数値は元は放流水の基準ではなく施設周辺の水域に当てはめるもので、それを放流水にあてはめることで保守的な(安全側の)基準としていると理解しています。 @tautautau1976 @microcystis :この放流水の基準は
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
はいその通りです。フォローありがとうございます。@y_morigucci: 「放流水」の基準としていますが、この数値は元は放流水の基準ではなく施設周辺の水域に当てはめるもので、それを放流水にあてはめることで保守的な(安全側の)基準としていると理解しています。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
しばし戻ります。放射性セシウムを埋立地の中に隔離する(排水として出さない)方法には、水と触れさせない(溶かさない)、溶けたものを埋立地の中で止める、排水処理施設で除去するの三つがあります。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
放射線が十分に減衰する長い期間(元々の濃度により数十年から数百年)、隔離の機能を保つためには、どれかひとつが壊れても残りでカバーできるように、これら三つの方法を同時に持たせることが理想的です。
, , /, / ’ ば・っふぁ!! @microcystis
水に触れさせない方法には、埋立地に屋根をかけたり、地表面を水が通らない材料で覆ったりして、そもそも雨水が埋立地の中に入らないようにすること、また、廃棄物をコンクリートなどでがっしり固めて水が通らないようにすることがあります。
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