『映画けいおん!』円環・伏線・映像表現などをめぐって

京都アニメーション制作『映画けいおん!』の感想・考察。
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秋田紀亜 @akita_kia

これから『映画けいおん!』見る。女の子まあまあいるな。カップルで来てる羨ましいのも結構いる。

2012-01-01 16:17:21
秋田紀亜 @akita_kia

いいかげん狼少年のようだけど、『映画けいおん!』見て来た。幸福な時間が永遠に続く感の奇跡のような映画だった。

2012-01-01 20:25:33
秋田紀亜 @akita_kia

東映動画などから始まり、高畑・宮崎を経て発展した映画としてのアニメのある部分が、きちんと受け継がれているのを確認した。>映画けいおん!

2012-01-01 20:32:09
秋田紀亜 @akita_kia

戦後の数十年、世界史的偶然によって戦争や独裁や経済恐慌から免れた日本が(それもそろそろ終わりつつあるが)、その平和の中で築き上げた文化で世界に贈与できるものを示していたと思う。唯の「このままで良いんだよね」という台詞と共に。>映画けいおん!

2012-01-01 20:41:03
秋田紀亜 @akita_kia

『映画けいおん!』に関わった全てのキャラクター、キャスト、スタッフに感謝。特に色指定は、テレビ版同様、完璧だった。

2012-01-01 20:44:08
秋田紀亜 @akita_kia

澪のあれは、円環する時間そのものへの嫌悪というよりは、自分だけ円環から上手く出られないのではないかという恐怖、あるいは新しい円環に入れないかもしれないという不安を表していたのではないか。それも三度目に無事に皆と入れて良かった良かった。

2012-01-01 20:50:11
秋田紀亜 @akita_kia

そしてその円環は牢獄のように永遠に続くものではなく、ある程度過ごしたら出るのも入るのも自由にできる、様々な出会いに満ちた戯れと学びの時のようなものではないだろうか。

2012-01-01 20:53:57
ウナム日月 @unamuhiduki

ほとんどテレビシリーズ見たことない俺がけいおん!劇場を見に行こうかと思ってるんだけど、テレビシリーズでこの話はみとくべき! みたいなのってあるのかなあ?

2012-01-01 21:00:56
秋田紀亜 @akita_kia

二期の卒業前の最終回辺りは時間的に重なるので見た方が良いかも。感情移入したければなるべく全話(笑"@unamuhiduki: ほとんどテレビシリーズ見たことない俺がけいおん!劇場を見に行こうかと思ってるんだけど、テレビシリーズでこの話はみとくべき! みたいなのってあるのかなあ?"

2012-01-01 21:09:43
silly (蓮實 智久) @sillism

@akita_kia そこまで言うか、という気がしますが(笑)単なる萌えアニメとは違う骨太さみたいな物は感じますよね。そこが他の萌えアニメ群とは一線を画している気がします。

2012-01-01 20:50:58
秋田紀亜 @akita_kia

これくらいは言いたくなりました(笑)。なにぶん観た直後なので(笑)"@sillism: @akita_kia そこまで言うか、という気がしますが(笑)単なる萌えアニメとは違う骨太さみたいな物は感じますよね。そこが他の萌えアニメ群とは一線を画している気がします。"

2012-01-01 20:59:23
silly (蓮實 智久) @sillism

@akita_kia 観た直後の感動が伝わってきます(笑)。その後のツイートで表現されている「円環」が俗に言う青春時代なんでしょうね。だから観ていると厨二的なノスタルジーを感じる仕組みになっている。その感覚をバックボーンが隠し味的に支えている萌えアニメ、というのが正体かな。

2012-01-01 21:09:59
秋田紀亜 @akita_kia

@sillism ありがとうございます(笑)。円環は高校時代や大学など、もう少し制度的なものと捉えましたね、ボクは。機械だし、卒業前の時期だし。

2012-01-01 21:21:42
silly (蓮實 智久) @sillism

@akita_kia どういたしまして。僕はTVシリーズから観てましたので劇場版を観た時はグッと来るものがありましたよ(^ ^)。そうでしょうね、より細かくいえばそうかもしれません。学生時代の思い出みたいなものでしょうね。ストーリーが無いとか萌えを排したみたいな誤った評価が→

2012-01-01 21:32:14
silly (蓮實 智久) @sillism

@akita_kia →散見されるのは「けいおん」シリーズの独特な構造が見えてないんでしょうね。

2012-01-01 21:32:35
秋田紀亜 @akita_kia

@sillism ノスタルジーはあるでしょうね。特にさわちゃんは、顧問だし先輩だし、後見人的位置にいて、彼女が軽音部を見る視線はスタッフと重なります。大人の観客もそうでしょうね。

2012-01-01 21:41:45
秋田紀亜 @akita_kia

.@sillism 全くそうですね。世間で良くある「ストーリーがない」という批判は出来事がない訳ではないので全く当たっていませんが、「ドラマがない」という批判なら内面的葛藤と何らかの解決(含む悲劇的結末)が見えていないのだろうなと。小津やチェーホフはどう説明するのと(笑)

2012-01-01 21:49:15
silly (蓮實 智久) @sillism

@akita_kia そうですね。そして実はさわちゃんは要所要所でHTTの重要なキーポイントを握っているという…その辺も面白い。劇場版冒頭でHTTにDEATH DEVILごっこをさせたのもそんな所があるのかな?と思います。あえて特定の年齢層にターゲットを絞らないのは京アニ的かも

2012-01-01 21:51:57
秋田紀亜 @akita_kia

.@sillism 確かに「萌えを排している」という評価にも疑問ですね。少女漫画と比較すれば一目瞭然ですが、同世代の男子や恋愛や女子思春期特有の悩みをほとんど削ぎ落としている空間です。ただメインスタッフに女性が多いために男の願望だけの世界にはなっていないとは思います。

2012-01-01 21:56:39
silly (蓮實 智久) @sillism

@akita_kia そうですよね。それに「ドラマの有無」は受け手一人一人の心中でいくらでも見出せることができますし(その具現化が二次創作だと思います)。あれだけ素材を提示されて何も見出せないなんてどんだけ想像力が無いんだか(笑)。

2012-01-01 22:00:38
秋田紀亜 @akita_kia

@sillism デスデビルのマネをさせることで、逆に違いが明確にもなりましたね。終盤の男性教師による評価で決定的に(笑)。今の萌えやかわいい文化なんだなあと。

2012-01-01 22:02:35
silly (蓮實 智久) @sillism

@akita_kia →女性スタッフの力でうまくカモフラージュできたのは事実でしょうね

2012-01-01 22:11:17
秋田紀亜 @akita_kia

@sillism 「ドラマの有無は受け手一人一人の心中で見出す」ものというのはその通りだと思いますが、『けいおん!』は合う合わないの個人差も大きかったようですね。特に年長世代で。

2012-01-01 22:19:16
秋田紀亜 @akita_kia

.@sillism 「女性に嫌悪されにくい萌え」路線を開拓したのかもしれませんね。実際、少女ファンは良く見るし。

2012-01-01 22:23:14
silly (蓮實 智久) @sillism

@akita_kia そうですね。ずっといる男性教員を基準にしてある種のジェネーションギャップを演出してHTT世代のあり様(よう)を表現している…しかしあれは山田監督のアイデアなのかな?って疑問に思いますね。劇場版の欠点を上げるとしたら監督以外のアイデアが見え隠れしてツギハギに→

2012-01-01 22:27:40
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