ラノベ作家は言う「...絶対就職したほうがいいよ」

若手のラノベ作家が出版のスパンを空けた時にどうなるか、そしてそこから専業で執筆を行っていく難しさを実経験より語っています。浅井ラボ氏の言葉は本当だろうか。 こちらのTLも見て、単純にこの問題が経済的な所に還元できるのかみてみると参考になると思います。 http://togetter.com/li/24645 http://togetter.com/li/24647 続きを読む
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浅井ラボ @ASAILABOT

これだけ娯楽を受容している人がいて、目指す人が受賞するのは数百分の一の確率。受賞しても「じゃ君、(商業的に成立する本を)年四冊書いて」と言われてできる受賞者は、半分しかいない。漫画家だとアシスタントをすることで修行ができるが、文章でプロの現場に触れつつ修行できる場があんまりない。

2010-05-27 23:33:00
浅井ラボ @ASAILABOT

ライトノベル作家ってどれくらい忙しいの、と考えれば、人にもよるが、漫画アシもやった私から言うと、隔週刊と月刊漫画家の間くらい。人にもよるが、年十冊から十二冊以上出す人は週刊漫画家レベル。だいたいの人は週休0日。毎日とりあえず書く。不定期で余裕のある日に休みを入れるって感じじゃね。

2010-05-27 23:41:43
浅井ラボ @ASAILABOT

たとえば、先日亡くなった大迫さんに「どうして年に十冊以上も出るのですか?」と聞くと「一日十六時間以上働けばいい」という返答。それくらいやるか、週休0って人が多いのはそういうこと。新人さんもそんな感じで最初の一年から三年は同じようにやってようやく四冊くらいになる。

2010-05-27 23:47:05
浅井ラボ @ASAILABOT

@cya44 単刀直入に聞かせてもらいます。アシスタントとして修行させてもらえますか。 < 先に書いた事情で、作家さんは多忙すぎて他人の面倒を見ている余裕がありません。絵ではなく物語制作は個人作業すぎて、他人が助けになりにくい。弟子を取っている人は、面倒見のいい兄貴姉御体質です。

2010-05-27 23:50:32
浅井ラボ @ASAILABOT

漫画四冊分~の話量がライトノベル一冊分というのが個人的な感覚。絵の手間はないですが、漫画家さんが一年かけて考える話量を年四冊なら4倍、十冊なら8・5倍考えるお仕事。向かない人はパニックになる作業量です。私は今でも常にパニック状態です。

2010-05-28 00:09:26
浅井ラボ @ASAILABOT

いろいろ並べてみたけど、お話を作る仕事を私個人は気に入っている。たまたまなんとかなっていて勘違いしているかもしれないけど、移籍したり法律闘争をしたりしてなお、そう言える。ショーほど素敵な商売はないと言うじゃない。水商売に近いとは思うけどね。

2010-05-28 02:07:41