さて、アニマス最終回を少し考える。 今回、オチと言われる新事務所詐欺。 買った物件が無かったことに。どうしようお金払っちゃったよ。ちゃんちゃん。 これは果たしてアニマス25話を通してのオチとして相応しいのか。 ここで社長、高木順二朗の反応に注目したい。
2012-01-24 02:01:52物件販売会社の倒産のニュースが流れたときの社長の反応はあまりにもあっさりしすぎではないか。 結果的に会社の資金をほとんど奪われたわけで、経営者としてそれはどうだろうと思うかもしれない。 社長は金に執着がない。いつもとぼけた性格をしている。だから。 そう考えればそれまでの話。
2012-01-24 02:02:56だが、この詐欺の首謀者が黒井であることに高木順二朗が最初から気付いていたら。 そう考えるだけで、このオチは深く大きく広がっていく。 そうだとしたら順二朗はどのような結末を求めたのだろうか。 黒井が改心して本当に良い話を持ちかけてきた場合。 いつものように仕返しまたは罠である場合。
2012-01-24 02:04:25私は高木順二朗はどちらの結果でも良かったのでは、と考えている。 ここで無抵抗で黒井の話に乗る意味を読んでいく。 もしここで断った場合、黒井は木星の事業の失敗を補填するために他の者に牙をむく。 だから自分が受け皿になろうという順二朗の旧友への思い。
2012-01-24 02:06:32黒井は資金を得る。そしてライバルをしてやったというプライドの回復。 順二朗が求めているのは黒井の再起ではないかと。 だが、その順二朗の性格も黒井は知らないはずがない。 順二朗は負けたフリを。黒井は勝ったフリを。真実を知りながら彼らはライバルごっこを続けるのだ。
2012-01-24 02:08:31果たしてその行為に順二朗が事務所の金庫を空にする価値はあったのだろうか。 資金を手に入れ高層ビルで高級な椅子に座ってひとり高笑いをする黒井。 資金を奪われ公園でシートに座って花見をするアイドルを見守る順二朗。 ほら、このオチもなんだか面白くなってきたでしょう?
2012-01-24 02:10:49落ち込んだ黒井が真っ先にすがったのが順二朗であり、順二朗も負けたフリをしながら「彼は根は悪くない」と言い続けて決してそれを譲らないでしょう。 こんな友情も素敵かもしれませんね。 あとやよい可愛い。
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