『広島原爆ドームと東日本大震災から考察される長崎の文化財保護のあり方について』

@key_for_you が呟いた、長崎県下の文化財の保護についての諸考察のまとめです。長崎県にお住まいの方、長崎県出身の方に読んでいただきたいです。
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祐-you- @key_for_you

文化財保護に関しての大学の講義があったんだけど。講師の主張は「平和的永久保存」だった。確かにそれが最高の理想像、異論はない。だが多くの文化財は「対立的半永久保存」の元のおかれている。貴重だから残すべきという意見と壊してでも進歩するべきという意見が常に対立する。それをどう保護する?

2012-01-24 16:32:09
祐-you- @key_for_you

また保護のために動いていても世界遺産の広島:原爆ドームの様に、日本より強大な外国から(何処とは言わないけれど)無視できぬ外圧がかかって保存の危機に瀕する場合がある。広島は奇跡的に残ったが、長崎はほぼ破壊されてしまった、それはどうしたらいい?外圧に屈せず諸外国にアピールしろとでも?

2012-01-24 16:35:35
祐-you- @key_for_you

話し合いで全てが守れるわけがない。時には誰も抗えぬ外圧に屈することもあるし、逆に抗えぬ誰も圧力により守れるものもある。「平和的永久保存」など理想にすぎず、平和も永久も概念的なものであり本当に存在するわけではない。世界には火と水があり、水と油がある。それを語らずして何が保護なのか?

2012-01-24 16:41:00
祐-you- @key_for_you

長崎の世界遺産運動の活発化に警戒している国がある、他ならぬ日本国自身だ。原爆ドームの再来を恐れている。現に日本国は浦上天主堂の世界遺産暫定リスト入りを認めなかった、原爆ドームの世界遺産入りに反対した時に同様に政府の消極性と外圧を強く疑うべきだ。

2012-01-24 16:48:48
祐-you- @key_for_you

長崎の教会群が世界遺産暫定リスト入りした際、大浦天主堂は認められて、浦上が認められなかった意味を私は考えたい。浦上は文化財として国にも県にも認められてない。あそこが観光地であるのは浦上天主堂そのものが重要な価値を持つからこそなのに何故だろう?私の強い疑念だ。

2012-01-24 16:55:15
祐-you- @key_for_you

去年の震災で私は強く思った、強大すぎる力の中で守ってくれるものなんて一つもない。宗教も世界も国家も会社も親家族も個人も全てが無力だ。出来る事は意識的な住民や団体による相互扶助、話し合いではない、助け合いだった。ただ動くのは無意味で、意識的行動下の相互扶助、それだけが守る力になる。

2012-01-24 17:03:40
祐-you- @key_for_you

文化財の保護も一緒。神様も世界も国家も市町もどれも守ってくれる保証はない。 保証がないからこそ、意識的に行動して守っていかなくてはいけない。 「長崎の文化財は長崎人の私が守る」その強い意識と行動が何よりも大事なのだ。それでも守れる確証はない、だが確証が無いからこそ守る価値がある。

2012-01-24 17:06:47
祐-you- @key_for_you

意識的な行動を起こす人の数、それがなによりも力となる。力ある多数の意識的な行動は、賛同を呼び、更なる大多数の意識的な行動を生む。大多数の意識的な行動は流れを生む、社会や世界を動かす、確実に歴史になる。 助け合え、手を取り合え、連携しろ、それが人類が作れる最大の力だ。

2012-01-24 17:14:36
祐-you- @key_for_you

抗えぬ力に対抗できる絶対的な強い力を持つことこそが真の意味での「平和的永久保存」だ。 平和も永久も望むものじゃない、それを目指して構築していくもの。 危機感が生み出す「対立的半永久保存」ではない新しい保存を生むのは、一人一人の意識的な行動による結果から生じる相互扶助の結果だけだ。

2012-01-24 17:24:04