13:30からのセミナー(シンポジウムではないらしい)の「コンテンツ産業~絵物語4上流+1、周辺の産業構造とその課題~」に来てみてる。人ぜんぜんいない。もう始まるのにこの人数あつめて東方あたりの島中の通路一区間分といい勝負なくらいいない。
2009-12-30 13:29:35まんがの市場規模は5000億。マニア層が1000億だが残りは普通の人が買ってる。1世帯年平均8千円はまんが本・雑誌を購入していないとおかしい。
2009-12-30 13:42:16痛車・聖地巡礼。パチンコは出版全体の10倍の市場規模。そこにエヴァが,あるいはうみものがたりのようなオリジナルな物語。
2009-12-30 13:48:08次,遠藤雅伸さんからゲーム業界の現状について。ゲームの市場規模は縮小しているというのは誤解。パッケージからモバイルやオンラインに移行。パッケージ…いまだに最先端の技術を活用。新作が出てないという批判も誤解。いまはFF13やってる。ライトニングファンでずっと壁紙にしてるよ!らしい
2009-12-30 13:52:33遠藤「FF13はほとんど別物なのだが「FFの新作」として売るのは「売れるから」。ファルシとルシとか似すぎじゃねーかは自分も思うが。中身はほとんど新作」
2009-12-30 13:54:08遠藤「ドラクエのすれ違い通信も画期的。自分もやっていて時々ヨドバシ行ってる。駅のあたりからこっそりやっていたり。地域性が重視されている。身近にプレイヤーがいないからオフ会をやったり,出張のお父さんにすれ違ってもらったり」
2009-12-30 13:55:35遠藤:ドラクエもエフエフも新しいことをやっているのだけど,シリーズ物として出しているからシリーズ・リメイクばかりに。その方が客単価が高くなる
2009-12-30 13:56:53近年,アニメ会社がつぎつぎと倒産する状況も。企業宣伝としての朝アニメ,商品としてのOVA→深夜アニメ。作り方が違う。以前はスタッフも違かった。最近は厳しいアニメ会社が下請けをしたり。ヤッターマンにガイナックスのスタッフが混じったり。
2009-12-30 14:00:04映画も似ている。2000億市場。微増を繰り返して現状維持。従来は洋画が7割,現在は逆転で邦画ばかり。テレビ局関連作品などが自社関連の宣伝枠で宣伝して売っていったことで伸びた。しかしテレビ局全体としてはあまり儲かっていない。また今年はテレビ発の映画がこけている。
2009-12-30 14:03:54次に下澤氏からパチンコ業界の話。必ずしも好況ではない。10年スパンで起きる規制強化によりここ数年はパチンコのギャンブル性(つぎ込める金額)が下がっている。エルドラドではない。
2009-12-30 14:08:24下澤:パチンコパチスロに液晶がついて映像音声が付いたのはごく最近。10年前くらいから。それが無くても成立する娯楽だが,ここ数年で急激に増加。液晶の値下げ,技術者の増加などが要因。そこから出る問題,「オリジナルのパチンコがない」。
2009-12-30 14:10:19下澤:短期間で開発する関係上,他所から借りてくることに。オリジナルで頑張っている会社もあるが,開発体制などに限界。既存のコンテンツのパチスロばかりに。パチンコは物語の上流にはなれていない。コンテンツのライセンスが高騰すれば困る。一方で,多毛作によりコンテンツの再浮上につながる。
2009-12-30 14:12:27下澤:従来は,パチンコはコンテンツ再利用の一番下。近年はよく使えるように。ムービーの再利用などが可能になったのが大きい。しかしそれはクリエイティビティ的にはどうなのか。
2009-12-30 14:13:56