司法試験における「論点」主義の弊害

基本書で学習するのはいいけどメリハリが重要だわね。試験との関係ではなおさら。大事なとこは厚く、重要性低いとこは薄く。基本書も使い方次第だが、初めて学習するときに一ページから隅々までなめるように、では効率が悪すぎるし資格試験向きとはいえない。
2012-01-26 17:12:22
予備校本もモノによるが、論点中心のモノは、いかがなものかと感じる。しかも中途半端感もある。私の理想とする予備校本は残念ながら今のところ存在しないが、まず初学者が科目の全体像と幹をしっかり作るには、基本書より予備校本の方が一般論としては優れているように思う。
2012-01-26 17:20:27
基本書も予備校本も、まあ結局は使い方だし、初学者に対して教える側が、ちゃんと体系ができやすいように交通整理をすることで足りるんだけどね。論点に片寄らず、基本(条文)から一緒に解きほぐしていく作業を、講義ではできる限りすべきだと思っている。
2012-01-26 17:27:12
@chimu0522 教え方次第と思います。思考の起点を伝え、考える力を養う内容にする必要がありますね。論点だから学習する、じゃなくて。
2012-01-26 17:40:17
@akagilaw まさに「教え方次第」だと思います。受け手の問題もあると思いますが(笑)僕自身は論点のメリハリ教わっただけですね…。テキストだけだと賢い人以外はそれが顕著かなと思います。
2012-01-26 17:47:25
実務で事件処理に着手するときの考え方の一部が、実は論文試験でもそのまま使え、まず筋を外さなくなる。それを予備校が講義で伝え、実践するべきと思ってる。
2012-01-26 17:47:55
単に論点のメリハリつけたり答案技術教えるだけなら予備校として不十分で、未知の問題について「正しく考える力」を教え、そのクセをつけてもらうことが必要だと思っている。
2012-01-26 18:00:56
それができる人を採用しないと。 RT @akagilaw: 実務で事件処理に着手するときの考え方の一部が、実は論文試験でもそのまま使え、まず筋を外さなくなる。それを予備校が講義で伝え、実践するべきと思ってる。
2012-01-26 18:19:38
@motoken_tw ほんとはそうあるべきですわね。まあ、それを見分ける目を持った人がどれだけいるかですけど。
2012-01-26 18:20:44
見える人には本質が見えるようになってるんだろうな。目を曇らさないように、自分を高められるように努力しなきゃ。
2012-01-27 00:41:20
小手先の手法をとったって、本質が伴ってなければいつか破綻する。自分自身が本質を見抜く力を持たないとなあ・・・
2012-01-27 00:42:24
結局、「要証事実」がなんたるか。伝聞のとっかかりはそこにある。どうやってそこを特定するかなんだよな。紛らわしい「立証趣旨」と混同せずに。
2012-01-27 00:56:48
大手予備校の苦手を、新司はうまいこと突いてきている希ガス。うまく出題者も考えている。LSの真の設立趣旨がそうだもんな。
2012-01-27 01:01:58
大学受験でも何でも、一部優秀な人は、誰に教わっても、合格するのは合格する。それをうまく利用しているのが大手予備校。
2012-01-27 01:09:19
以前、伝聞の検討の際に要証事実の認定しっかりしてと指導したら要証事実の認定の論述をダラダラするようになってしまった。答案上で逐一書けとか論証を大展開しろとかそういう論証テクニック的なことではなく、伝聞の検討の前提として頭の中ですぐに判断できるようにしておけって趣旨です。
2012-01-27 01:12:38
まあ、安直な論点主義は、最近でこそ一部是正されつつあるようだけど、まだまだ。目先の試験の推移しか見てないんでは話にならない。
2012-01-27 01:15:33
某大手予備校については自分も大変お世話になっているし、特に批判するつもりもないけれど、万能ではないし弱いところも多々あると思ってる。なので自分が受験指導する際は、あえて予備校が手薄にしているところや弱点、欠点となっている部分を意識して指導しているつもりです。
2012-01-27 01:17:07
@akagilaw つぶやき見て思い出しました。旧司の答案例見て、要証事実が特定されてないのに伝聞か非伝聞かなんて判断できないはずだ、って予備校チューターに疑問ぶつけたら、出題者は場合わけまで求めてたらしい、という話を聞いて、旧司の深さを実感した、というエピソードを。
2012-01-27 01:21:23