浄土教と善悪の問題について

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@DhammaMemo01

浄土宗・真宗など念仏・他力を強調する宗派の人のはぜひ一読して欲しい 『本当は恐ろしい?「お念仏」の教え』 http://t.co/W6V3GtjK

2012-01-28 17:53:58
佐藤哲朗(nāgita) @naagita

311直前にこういう議論をしていたのだった。えらく遠い昔のような気がする。“@DhammaMemo01: 浄土宗・真宗など念仏・他力を強調する宗派の人のはぜひ一読して欲しい 『本当は恐ろしい?「お念仏」の教え』 http://t.co/nhKXjSX9

2012-01-28 18:26:28
Φιλíα⊿ @GruessGott2018

@naagita @DhammaMemo01 内面を問わないとか一回の念仏だけで救われると言っている人は、浄土門を致命的に誤読しています。二種深信が伴わない造悪無碍は邪義・異安心であることは明白です。浄土門中の異安心と、法然・親鸞そのものは明確に区別されて欲しいと思います。

2012-01-29 07:49:48
@DhammaMemo01

@elkorevolo 例えば真宗の篤信地帯に間引きが少なかったのは、殺生は地獄に落ちると、善悪をきっちりと教えていたからでしょう。(これははっきり言えば真宗の教えではないわけですが、極めて仏教的です。とすると真宗ははたして仏教と言えるか?という問題にもなるかと)

2012-01-29 14:15:46
Φιλíα⊿ @GruessGott2018

@DhammaMemo01 いや、二種深信があれば、少しでも悪を慎むようになります。そうでないものは、逆に二種深信がない証拠です。浄土真宗の地域には、おっしゃるとおり、間引きが少なかったわけですが、これは浄土真宗のみ教えの当然の帰結です。

2012-01-29 18:28:38
@DhammaMemo01

@elkorevolo 二種深信に止悪があるのはそうでしょうが殺生は地獄に落ちるというストレートな業報論は真宗的ではないでしょう。有元正雄氏は「親鸞の教義を改変している」として批判されているようですが、これについてはどう考えられますか? http://t.co/Gl3r3TYB

2012-01-29 19:49:43
Φιλíα⊿ @GruessGott2018

@DhammaMemo01 殺生が悪業であることは仏教として当然のことであり、真宗的でないという理由がよくわかりません。あげておられるURLからは法主信仰がずれているというのはわかる気もしますが、道徳や倫理の強調の何が真宗的でないのか、これだけでは根拠がよくわかりません。

2012-01-29 19:56:00
@DhammaMemo01

@elkorevolo 猟師などが殺生を行うのも宿業の結果であり、悪行為は宿業にさしまかせて本願を頼むのがよい、という趣旨の記述が歎異抄にあります。殺生はもちろん悪とされますが、往生の障りとならないとする時点で、道徳としての機能を果たしていないのではないでしょうか?

2012-01-29 19:59:32
Φιλíα⊿ @GruessGott2018

@DhammaMemo01 往生の障りにはなりませんが、往生には信心(二種深信)が不可欠です。信心があれば、煩悩や悪が慚愧され、できる限り慎みます。信後は、可能な限り、悪を慎み、善に努力することを、法然上人も親鸞聖人も明確に説いています。http://t.co/4XgOFOB4 

2012-01-29 20:11:03
@DhammaMemo01

@elkorevolo 道徳・倫理の強調が、後生に関わりを持つかどうかが問題です。親鸞の思想では明らかに、悪業も往生の障りにはならない。しかし、近世のある時期までは、殺生者は辺地にすら行かず地獄に落ちるものとして説かれたわけで、これは通仏教的ですが、親鸞的ではない。

2012-01-29 20:12:05
@DhammaMemo01

@elkorevolo 往生の障りにならないとした時点で、道徳としての意味は全く無くなってしまいます。なぜなら殺生をしても極楽へ行けるので、観念的な道徳論にしかならないからです。止悪の効用は認めます、でも、結局、往生できるとしたのでは空文と同じですよ

2012-01-29 20:15:01
Φιλíα⊿ @GruessGott2018

@DhammaMemo01 殺生をしても往生の障りにならないと考えてむやみに殺生をするような心には、慚愧がないというわけで全く二種深信がないので、そもそも信心をいただいていないということになり、そのような人は往生しません。往生の障りにならないというのは、あくまで信心が前提です。

2012-01-29 20:20:47
@DhammaMemo01

@elkorevolo それは理解できます。とくに消息文で「離悪がないなら真の信心ではないので往生は難しい」とあるからです。しかし、堕胎も悪いと思って反省さえすれば、往生可とするのでは、因果論に反します。

2012-01-29 20:27:08
@DhammaMemo01

@elkorevolo いくら慙愧があっても悪業は悪業で、それなりの結果を生みます。因果を破って善趣(極楽)に行くと主張するのが真宗を難しくしているのでは?そういう抜け道を捨てない限り、真宗はいつまでも、非仏教の謗りを免れないと思いますよ

2012-01-29 20:28:16
Φιλíα⊿ @GruessGott2018

@DhammaMemo01 論点が拡散しています。浄土真宗が広まっていた地域で間引きが少なく、犯罪も少なかったということは、二種深信(信心)の教化の結果として当然のことであり、なんら真宗の教義と矛盾がないということはおわかりいただけましたか?

2012-01-29 20:40:18
@DhammaMemo01

@elkorevolo 二種深信だけの結果ではなく、五常・五戒などの強調した為でしょう。あきらかに近世の真宗教義は異質ですから。そこはどう思われますか?真宗の教えは近世において(ある意味)捻じ曲げられたという事実はあったと思いますが、そうはお考えになりませんか?

2012-01-29 20:47:26
Φιλíα⊿ @GruessGott2018

@DhammaMemo01 信後はできる限り五戒を守るのは当たり前のことです。できる限り悪を慎み、悪を避けるべきことを法然上人や親鸞聖人が説いておられたことは、先にあげたURL先の資料で明明白白でしょう。異質ではなく、道徳を大事にすることは、浄土真宗として当然のことです。

2012-01-29 20:59:38
@DhammaMemo01

@elkorevolo 話がかみ合いませんね。では、真宗の民衆への教誨は、初期から現代まで、すべて一味であったという理解ですか?

2012-01-29 21:06:13
Φιλíα⊿ @GruessGott2018

@DhammaMemo01 場合によるでしょう。それよりも、信後は悪を避けることに努力すべきことを法然上人も親鸞聖人もきちんと説いておられたことは、先に挙げた資料で明白にわかりましたね?

2012-01-29 23:25:15
佐藤哲朗(nāgita) @naagita

@elkorevolo @dhammamemo01 お二人の議論拝読してますけど、togetterまとめで私がやり取りしたのは真宗や浄土宗のプロの坊さんや布教師です。まず彼らを「再教育」していただいた方が‥‥‥。

2012-01-29 23:34:51
Φιλíα⊿ @GruessGott2018

@naagita @dhammamemo01 残念ながら、中には情けないお坊さんもいるのでしょう。そのような人を、私はプロとは思いません。何が浄土真宗として正しいかを決定するのは、ただ御聖教(浄土三部経と七高僧と親鸞聖人のテキスト)のみで、今の坊さんがどうだかは無関係と思います。

2012-01-29 23:43:52
佐藤哲朗(nāgita) @naagita

@elkorevolo @dhammamemo01 でもね、こちら http://t.co/OmoBokD8 で紹介されてる有元正雄さんの著書(真宗の宗教社会史)読むと、真宗は門主血脈を崇拝する門主カルト時代が長くて、親鸞上人を重視するようになったのはわりと最近と思いますよ。

2012-01-30 00:00:28
佐藤哲朗(nāgita) @naagita

@elkorevolo @dhammamemo01 それに宗派としても近世と近代で明らかに言うことを変えてる。近世に定着してた門徒の殺生忌避を、明治維新後に政府の意を受けた本願寺が組織的に「説得」して養蚕業をさせたりした。戦時教学を持ち出すまでもなく、終始一貫ご都合主義ですよ。

2012-01-30 00:05:04
Φιλíα⊿ @GruessGott2018

@naagita 戦前まで御門主が入ったあとの風呂の水を飲んで喜ぶ門徒は結構いたそうです(笑)ただ、べつに門主崇拝しかなかったわけではなく、さまざまな妙好人伝を見れば明白なように、非常に深い領解を持った庶民が江戸期にもいました。蓮如上人の御文章など、相当読み込まれていたようです。

2012-01-30 00:08:45
佐藤哲朗(nāgita) @naagita

@elkorevolo @dhammamemo01 ですから、真宗の主流派教学は、ご都合主義で何とでも言える融通無碍(造悪無碍)なもののはずですよ。

2012-01-30 00:11:57
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