藤村龍至×香川貴範・岸上純子/SPACESPACE 「日常・構成・工学」 #jia0130 実況まとめ
#jia0130 でお願いします。RT @ryuji_fujimura: 朝一番、さわやか出社でメールの確認など。今日はお昼に出て大阪へ。その前に京都で打合せ。夕方からはSPACE SPACEのおふたりとトークイベント http://t.co/51PBFgKX
2012-01-30 09:38:31香川:今日はあえて対談の形にしました。藤村さんは大学の後輩で、ぼくたちの定点観測として、呼びました。 #jia0130
2012-01-30 18:39:30藤村:今日はアプローチとして私的な枠組みでいきたいと思います。建築家の数だけ建築の定義があります。スペスペとは問題感心が似ているところがあると考え、日常、構成、工学について話したいと思います。共有してるフレームから311以後につなげていければと思います。 #jia0130
2012-01-30 18:41:43香川:スペスペのプレゼンから。地面と屋根上の家について。茨木にある住宅。交差点のT字路にたっている。用途地域の境界が敷地境界から近いところにあり、商業地域がかかっており、周辺より高い建物が建てることが可能であることを生かして設計。 #jia0130
2012-01-30 18:44:52香川:地面と屋根上の家について。敷地は店舗併用住宅の多い比較的開けた場所。用途地域の境界に接している敷地。こちら側は近商なので少し高い建物が建てられる。ここから隣の家の軒越しに光が入るように二階の床を上げる。壁に落ちる光を受け止めるように1階の床を盛り上げる。 #jia0130
2012-01-30 18:47:45香川:一階には山(水まわりおさまってる)があり、6mの天井高がある。コンクリートの床を山状に盛り上げることで、冬は太陽の光を蓄熱させている。夏はルーバーで遮熱して、壁のスリットから上に熱が抜けるようにしてる。 #jia0130
2012-01-30 18:49:18香川:日光を受ける床は熱容量が高いRC。夏の熱気を抜くために二階の壁にが入れ子状になっててその隙間から抜ける。高い二階は使用頻度が低い部屋を配置。 盛り上がった床は来客者の視線を切る/一部がベンチ/小物収納ポケットなど重複した使い方が。 #jia0130
2012-01-30 18:52:37香川 二階に上がるとホールがあり、寝る以外の行為を行う場所。寝室は最低限にしている。二階からはまわりの屋根しかみえない。また一階の山にかぶせているカバーも建築の設計の要素に取り入れることで、新しい可能性を考えた。 #jia0130
2012-01-30 18:54:15香川:トラフィックペイントは最後に本来考えるものだが、一番はじめに交通計画と動線計画をきめた。トラフィックペイントはあとから消せるので、建築でも更新可能性を取り入れることと、再計画の可能性を考えた。 #jia0130
2012-01-30 19:00:06布、トラフィックペイントなどの本来設計の対象でないものを設計に取り込む。設計項目の順序、優先順位を計画ごとに考える。設計を、設計することを設計に取り込む設計 ふむ。 #jia0130
2012-01-30 19:02:41香川:Dアパートメントについて。五角形の敷地。配置のことを考えると同時に、住戸プランのバリエーションをつくることは不動産ではいいとされるので、住戸プランを考えた。4×8のプランを2×16のプランにして、それを曲げることで住戸プランとした。 #jia0130
2012-01-30 19:04:52香川:ネガティブな条件をこれまでは見出されるだけだったのが、この集合住宅ではそれを参照してつくることを試みた。 #jia0130
2012-01-30 19:11:30集合住宅の階段は住戸の玄関の場所を規定する。階段を調整することは住戸プランのバリエーションに寄与する。建物に付随しなくてはならないものを主題と並行に捉えることで設計の幅がひろがってる。 #jia0130
2012-01-30 19:13:05藤村:storage house 奥行きが狭い、車を入れないといけない→大きな庇が。地盤の関係で3m掘る→地下室→上のボリューム決まる。からの。駐車場がエントランス→明るい駐車場。必要な条件を統合していくとはじめに想定していない室内が、結果出てくる。 #jia0130
2012-01-30 19:24:08藤村さんの作品説明ってすんごいオーソドックスな設計のように聞こえる。条件の忠実な整理、トライ&エラーの繰り返し。 工学的な処理なのかな。その先にあるのは…? #jia0130
2012-01-30 19:32:19藤村:ハウジングS。まず与えられた条件から立ち上げ、問題を確認しながら、周辺との関係や窓の大きさを調整して、内部プランを反映しながら決めていった。配置は向かいに公園があるのでそれに近づけた。7×8くらいの平面が田の字型のように割れている。 #jia0130
2012-01-30 19:32:46藤村:いくつかの集合住宅を設計して、キッチンを居室と分けることが求められることがわかり、その慣習をどう設計に生かすかを考えた集合住宅。 #jia0130
2012-01-30 19:35:35工学で説明しながらも最終的にそこに収まらないところが実に東工大らしい。 RT @shirasu_: 藤村さんの作品説明ってすんごいオーソドックスな設計のように聞こえる。条件の忠実な整理、トライ&エラーの繰り返し。 工学的な処理なのかな。その先にあるのは…? #jia0130
2012-01-30 19:37:06藤村:建築の構成や工学は理屈なので、そのままできる感じがするがエンジニアリングを参照することでビルのような建築を目指してる。森のようなというのはよくあるが、慣習的な建築を参照して建築をつくるメタ的なアプローチをとっている。なので小屋の家、倉庫の家。 #jia0130
2012-01-30 19:43:03藤村:共通する原則。ジェネリックであること。(ベンチューリ、コールハース)コンテクスチュアルであること。(アレクサンダー)インテグラルであること(一つに二重三重の意味をつける)つまり普通であり、環境に馴染み、一体であること。 #jia0130
2012-01-30 19:45:19藤村:集合住宅。「ベッドとキッチンを分ける」という慣習的なことをあえて使う。東京郊外の家でも。アルミのサッシや周辺に倣った吹きつけの仕上げ。慣習的なものを慣習的でない使い方で形式へのアプローチ。結果、建築を日常に近づける、マーケットに近づける。 #jia0130
2012-01-30 19:46:36香川:ビルディングKはビルが集合している感じ。外形と内部がずれているのが不思議だった。最後によく言ったとおもったのはジェネリックであることということ。東京のジェネリックさはリサーチの対象としてあったのが、デザインのリソースになっているこたは新しいと思った。 #jia0130
2012-01-30 19:54:27