今後設計された原発は既存の原発よりもはるかに安全である
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きっかけはこのニュース

今後作られる原発は今までとは比較にならないほど安全性が上がる、それが理解できないようなら危険危険と言うのはやめた方が良い <原発の"建設再開"を求める要望書を提出 青森・東通村長> http://t.co/XIFrhPGq #niconews
2012-02-02 23:15:43コメントを眺めて目がくらくらするような、何か湧きあがるムラムラするものが起きたので勢いに任せて書き始めました。

あーもう発作みたいな感じになったので今後作られる原発が何故今までの原発と一線を画す安全性に上がるのかと言う話をする!
2012-02-02 23:19:19
どうして原発の安全性が上がるのかと言うと、事故事例として東京電力福島第一原子力発電所の事故が起きたから。起きた以上はその事例を組み込んだ安全対策を行わなければいけない、いや行わないのがおかしい。
2012-02-02 23:21:26
何故福島第一原発は吹き飛んだかと言うと、冷却システムが津波で壊滅、非常用の装置も動作不能、原子炉の冷却が出来ずに加熱し、そのエネルギーで水から水素が発生して自然発火、建屋が吹き飛んだ。重要なのは冷却が出来なくなった事と水素爆発で建屋が吹き飛んだ事。原子炉自体は吹き飛んでない。
2012-02-02 23:24:15
で、これを事例を追って当てはめていくと、まずは津波で冷却装置や非常用電源装置などの原子炉を停止させるシステムまわりが壊滅せず生き残る設計が行われる。
2012-02-02 23:25:31
でも、重要なのはここから先。その非常用装置も浸水して使用不能になった場合、どのように復旧させるか、復旧させやすく作るか。これも当然組み込まれる。何故なら安全対策は2重3重に行われる。そして何より福島第一の事例を想定しないといけない。
2012-02-02 23:27:38
もしその歯止めにも失敗して炉心溶融が起きてしまったどうするか。冷却材喪失で今回のようにベントしなければいけなくなったらどのようにして被害を抑え込むか。福島第一原発ではベント時にもトラブルが起きたから、そこに踏み込んだ対策も必要になる。
2012-02-02 23:29:58
もし水素が建屋に充満したらどうするのか。水素爆発が起きたらどのように復旧するのか。例え放射性物質が放出されてしまうような事故に発展したとしても、そこまで踏み込んで対策を想定すれば復旧までの時間は劇的に短くなる。短くなれば環境に与える負荷も小さく抑えられる。
2012-02-02 23:32:14
福島第一原子力発電所の事故は起きてしまった以上無かった事には出来ない。だが貴重な教訓を残しているし、どこで歯止めをするか、歯止め出来なかった場合の被害をどこまで抑え込めるかの設計資料として貴重な経験を残している。それを踏まえずに設計など出来る訳が無い。住民に確実に突っ込まれるから
2012-02-02 23:35:01
そうなれば今までの原発と違って”炉心溶融が起きて放射性物質が外部に漏れ出てしまう事態”にまで踏み込んだ設計をする事になる。”炉心溶融を起こさないようにする”安全設計とは非常時の連鎖的な破滅を防ぐ余裕度に天と地の差がある。
2012-02-02 23:38:33
むしろ既存の原子炉をすべて廃炉にして安全な新型原子炉に置き換えるべし!とか言ってくれれば良いのですが、たぶん今後設計される原子炉が福島の教訓を踏まえて無いとか、放射性物質がばらまかれるのは論外とか言うでしょう。
2012-02-02 23:41:29
そう言った最悪の事態を”想定”させなかったのは、原子炉の事故の”訓練”にすら文句を言い、波紋を起こさないように運用せざるを得ない状況に追い込んだ反原発論者の方々のせいでもあると、私は思います。
2012-02-02 23:44:20